高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

2006/12/24 自主巡回 高尾山内

2006-12-24 20:00:00 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者:11名
コース:高尾駅北口~日影~日影沢林道~八王子管理道~一丁平

 今年最後の巡回活動。クリスマスイブにもかかわらず、参加者は11名と多かった。季節柄、登山者は少な目。お天気にも恵まれて何となくノンビリとした巡回であった。冬のシーズンともなると広葉樹はほとんど落葉していて、山内は明るく違った山のような印象を受ける。また、登山道の整備もある程度進み、特にもみじ台や山頂の展望台付近の間伐が行われたために見晴らしがとても良くなった。ちょうど、ダイヤモンド富士の観察日と重なったため、早い時間から撮影ポイントにはカメラの三脚が林立。残念ながら、空は曇りがちになってきて、果たしてダイヤモンド富士は見られるかどうか微妙な状態。
 今日の巡回は計画を若干変更して、活動は一丁平までとし、昼食会をもって今年の活動のシメとした。昼食にはおでんとうどんを作って食べたが、不手際と低温のためスムースにいかず、皆様にはご迷惑をおかけしました。帰りに都レンジャーに挨拶してゆこうと管理センターに寄ったが、都レンジャーは巡回に出かけているとのこと。しかしながら、幸いにも途中でお会いすることが出来、今年の御礼と来年の助力の挨拶をして下山した。
 巡回に参加していただいた皆様、お疲れ様でした。また、会員の皆様の活動への参加・協力有り難うございました。また、来年もよろしくお願いいたします。(SR/SAK)

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2006/12/23 ダイヤモンド富士

2006-12-23 12:13:07 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

 この季節、夕暮れが迫る高尾山頂に大勢の人が押し寄せます。お目当ては”ダイヤモンド富士”。冬至をはさんだ数日間、高尾山頂からみた富士山の頂に夕日が沈み、幻想的な富士山を見ることができます。これをダイヤモンド富士と呼んでいるのです。
 最近、雑誌等に取り上げられるようになり、かなり有名になってきた高尾山からのダイヤモンド富士ですが、知名度に伴い見物客もうなぎ登り。山頂の見晴台には、朝から三脚が何台も据えられています。
 たしかにダイヤモンド富士は魅力的ですが、ラッシュアワーのような中で押し合いへし合いしながらでは、ムードも高まりませんよね。日が沈む方角さえわかれば、ダイヤモンド富士が見られる場所は地図上で簡単に探せるはず。せっかくのダイヤモンド富士ですから、自分でポイントを探して、少人数でロマンチックに楽しみたいですね。
(都レK)

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2006/12/23 伐採作業進行中

2006-12-23 10:55:08 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

 ご存知の通り高尾山頂からもみじ台にかけて林野庁による伐採作業が進んでいます。山頂西側の展望台(工事中)や、もみじ台の茶屋前からの見晴らしは素晴らしくよくなりました。今週はヘリコプターによる集材が行われ、山頂園地のすぐ上をヘリが飛び、切り出した材を運搬する場面に遭遇!なかなかお目にかかることの出来ない場面に、子供も大人も釘付けになっていました。順調にいけば2月中には全ての通行止めが解除される予定です。とり急ぎ、ご報告まで。(都レK)

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2006/12/20 自主巡回 関東ふれあいの道(湖のみち)

2006-12-20 20:00:00 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者:4名
コース:高尾山口~西山峠~三沢分岐~草戸山~四辻~高尾駅

 今回は、新手のコース(四辻~高尾駅)を取り入れて4時間30分の歩行時間になりました。会員4名の参加で、定刻前に参加者の確認ができたので早々に、オリエンテーションに入り、コースの確認と予定時間の確認をしてスタート(9:40)いたしました。
 今日の巡回テーマは、コースの確認および登山道の現状把握に務める事にいたしました。 国道20号山下バス停手前までは、国道沿いに歩き、信号のところで西山峠方面へと左折し登山道に進めていきました。登山道の左右にはゴミが目に付いたが、それ以上に驚いたのは猪達の活動痕跡と濡田場の多さには脱帽いたしました。確かに、猪注意の看板も数箇所ありました。国道から30分位はいった位置に木橋が掛かっておりましたが、危険な状態であった。地元の人が通りがかったので話を聞いたら、最近は、この橋は危ないから渡らず少し上流の川幅が狭い所で渡って西山峠へ登ってますと教えくれました。
 この橋を過ぎると、両側には「アジサイの木」が茂っていて旬には登山者を喜ばせてくれることでしょう。関東ふれあいの道(湖のみち)に入ると稜線の神奈川側に湖が望め、登山道・道標・まき道等(西山峠~三沢分岐)よく整備されていた。
 かたらいの路大戸コース(三沢分岐~草戸山~四辻)は、起伏に富んだ登山道で結構楽しめる。しかし、ふれあい休憩場~草戸山休憩場の降り階段は結構きつかった。さらに登山道(送電線の手前)を進むと(スギノ木)の倒木が一本登山道を遮断しており、さらにもう一本が空中で倒木している状態でした。四辻~高尾駅は、新手のコースであったが起伏に富んでおり、登山道は落ち葉で靴が埋没してしまうほど堆積していて、注意しながら歩かないとスベリ易い状態になっておりました。高尾駅には、15:10に計画どおり到着し、参加者のご協力にお礼申し上げます。駅前で解散し、高尾ビジターセンターに報告後帰路しました。(SR/吹上)

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2006/12/16 共同巡回「かたらいの路滝山コース」

2006-12-16 14:34:32 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者:11名
コース:JR八高線小宮駅~宇津木台バス停~古峯ヶ原園地~滝山城址~JR五日市線東秋留駅

 今日はホームコースの高尾山を離れ、八王子市とあきる野市の境にある都立滝山自然公園に行って来ました。ここはかたらいの路滝山コースとしても整備され、多摩川の河川敷とそれに隣接する丘陵地をのんびり歩くコースです。小春日和のぽかぽか陽気の中、小宮駅を出発。しばらくは住宅街。あるメンバーの友人宅前を通り過ぎ、国道16号をわたると、周囲の景色は一転。足元からはサクサクと落ち葉が音をたて、頭上ではカラ類やメジロがチュルチュルと鳴き交わす、雑木林の道へと入りました。雑木林の動植物や戦国時代の山城史跡を楽しみながら少しはやめの昼食です。昼食後は公園管理所の方の案内でオオタカの巣を見せていただきました。午後のコースは雑木林から一転。多摩川沿いの河川敷に広がる水田の中をバーダーの方々から鳥を教わりながらの巡回になりました。カワセミやノスリ、カワラヒワの群れやサギ類など、色々な鳥を見ることができました。
落ち葉かきがなされた美しい雑木林と河川敷ののんびり風景に、参加メンバーは大満足の様子でした。次は双眼鏡やカメラ持参の観察会でもやりたいですね。(都レK)

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2006/12/13 共同巡回「高尾山+一丁平補修」

2006-12-13 14:13:36 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者:1名+都レンジャー2名
コース:6号路、山頂~一丁平

 高尾山はすっかり冬支度。山を覆い隠していた木々の葉がだいぶ落ちてしまいました。紅葉の名残を眺めつつ、6号路を歩いていると、今までは葉の陰に隠れて見えなかった小さなコケたちが目だってきました。サルオガセ見たいに枝から垂れ下がるもの、木の肌にペッタリとくっついているものなど、よくよく見ると色々な地衣・コケがあることに驚きました。調べようと思いつつも、ついつい後回しにしてしまったコケたちですが、見どころの少ないこの時期に手がけてみてもいいかもしれません。
 さて、午後は一丁平のトイレへの水供給管が露出してしまった部分を埋めなおしました。人が滑ったり、管が劣化したりするのを防ぐためです。現場隣のスギ林で土を土嚢袋に詰める様子は、傍から見れば盗掘そのもの?登山者のいぶかしげな視線を気にしながら、必死に腕章を登山道側に向けるように心がけました(苦笑)。全員が補修作業にまわるのではなく、だれか作業のPR要因になることも大切ですね。おつかれさまでした。 (都レK)

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2006/12/9 自主巡回 高尾山内

2006-12-09 20:00:00 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者:3名
コース:清滝駅~1号路~4号路~管理センター(昼食)~6号路~清滝駅

 高尾の紅葉も終わり、雨であったので登山者は少なかった。トップシーズンの後には、やはり、ゴミが目立つ。今日は雨のためゴミの収集は行わなかったが、平素からこまめに拾って歩く必要性を強く感じた。ゴミを捨てる人のマナーの悪さを愚痴ったところで、ゴミはそこに捨てられたまま。誰かが処理するしかないと思う。そして、その誰かが自分たちであったとしても一向に不思議なことではないと思う。それよりもマナー向上により、捨てる人がいなくなるのを願うばかりである。
 本来、午後から4号路斜面地に捨てられているゴミの収集をする予定であったが、雨天のため中止。改めて、計画することとした。次回の予定日は決まっていないが、市川さんと相談をして、1月中には計画したいと思う。
 いよいよ高尾山にもクマの目撃情報が出てきました。しばらく前には、下恩方で目撃されたとのTV放送がありましたが、12月6日4号路みやま橋付近で見かけたとの情報があり、レンジャーの中原さんと田中さんが確認に言ったところ、確かにいたとのことです。体長60cmくらいの小熊とのことでした。4号路の出入り口に注意書きが張ってありますが、今後の巡回の折には注意してください。
 また、平成18年12月1日から平成19年2月28日までの間、森林整備のため稲荷山コース他の通行規制(通行止め)が実施されております。しかしながら、ダイヤモンド富士及び年末年始期間中、大見晴台及びモミジ台内の遊歩道通行止め一時解除についての要望が、多数寄せられていることから、通行止め一時解除となりました。詳細はブログ掲載の予定ですが、管理センターにても確認してください。
 本日の巡回は、人が少なく、雨でしっとりと落ち着いた木々、葉が落ちて明るくなった空には遅めの紅葉が映えて、足下には黄や赤の落ち葉の絨毯を踏み、“こんな高尾も素晴らしいね”と話しながら行うことが出来ました。参加された方々お疲れ様でした。(SR/SAK)

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2006/12/03 清掃集中登山

2006-12-03 17:09:01 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者: 9名(+都レンジャー2名、高尾パークボランティア会26名)
コースA:小仏バス停~小仏峠~小仏城山~高尾山
コースB:日影バス停~日影沢林道~小仏城山~高尾山
コースC:大垂水バス停~湖の路~小仏城山~高尾山

 今日は高尾パークボランティア会が主催する清掃集中登山に参加し、共同で高尾山周辺の清掃活動を行いました。参加者は総勢37名!サポートレンジャー9名も3コースに分かれ、先輩ボランティアであるパークボランティア会の方々からゴミ拾いの方法や分別の仕方について、そのHow toを習いました。この清掃集中登山は5年前から実施しているとの事。最初の2年は100kg近いゴミがあったとか。最近は減ってきているものの、今日も60kgものゴミを集めることができました。
 ゴミを拾っていると、古そうなアサヒビールの缶、見たこともないお菓子の袋を拾ったりします。「歴史ゴミ」と名づけられたこれらのゴミは、ちょっとしたタイムトラベル気分を味わわせてくれます。
 缶やビンのゴミが集まってくると結構重いもの。袋を両手に持ちながら山の中を歩くのは意外と大変です。肩が痛くなりつつも、通り過ぎるハイカー達から「ありがとう。ご苦労様」なんて言葉をかけられ、ついつい頑張ってしまいました。
 次は9日のサポートレンジャー会主催の4号路清掃イベントです。
(都レK)

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