高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

2015年度 高尾山 情報 報告

2016-03-31 23:58:51 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報
★ 2015 巡視報告 ★ 2015 イベント報告 ★ 2015 高尾山自然情報 ★ 2015 お知らせ
 
★★ 2015年度 巡視報告(28) ★★
 
4月   12日 自主巡回 裏高尾
 
 

9月  12日 自主巡回 高尾山内
 
10月  10日 自主巡回 奥高尾【 高尾山の自然と季節感にふれながらの巡回 】 

11月  1日 自主巡回 高尾山内    3日 自主巡回 高尾山内    8日 自主巡回 高尾山内「 サポートレンジャー養成講座 」    15日 自主巡回 裏高尾  

12月  12日 自主巡回 高尾山内【 高尾山の美しさを守ろう(山頂周辺の保全活動)】

 2016
 
1月   6日 自主巡回 「 老人と年少者に優しい高尾山の道づくり 」    17日 自主巡回【 第6回 自主研修 】    23日 自主巡回 高尾山内~南高尾
2月   3日 自主巡回 奥高尾     21日 自主巡回 裏高尾 

 
★★ 2015年度 イベント報告 & 共同活動 (11) ★★
 
4月   16日 共同活動【 小仏峠-景信山間歩道整備など 】   18日【 平成27年度高尾SR会総会 】     26日 新会員研修会( 歓迎登山 ) 

 
 
 
 
 
 
 
2016
 
 
 
 
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2016年3月21日(月) 自主巡回 「裏高尾」

2016-03-24 08:57:03 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

◆参加者: 9名 ◆天候:晴れ

◆コース:①日影沢林道入り口~ウッディハウス~水道道入り口(往復)

     ②小下沢林道入り口~キャンプ場跡地(往復)

◆コメント:

   ふたたびの春。日影沢のカツラ林は、遠目にはんなりと紅らんでいた。

   本日の活動は、日影沢では、二班に分かれて、コドラートのカウントと開花チェック。そのあと合流して小下沢へ開花確認の計画。

   ぽつぽつと現れる花は、愛らしくもさきがけの凛々しさを携えて美しい。次々に来る利用者と挨拶を交わし、花の名を挙げる短い会話の中に、この地をいつまでもと、願うメッセージを込めるのは、何年活動しても難しい。

  『アオイスミレは、春真っ先に会えるうれしいスミレで、花弁が左右に開ききらないので、クチャおじさんのような顔つきが特徴です。』(ネタが古過ぎか…)

   『アズマイチゲは、結実率はそう高くなく、おもに根茎で増えるようです。』(理屈っぽいかな…)

                          アオイスミレ                                        アズマイチゲ

              

   今年は、桜をはじめとして、開花の早い春と言われてますが、コドラートでは、ほぼ例年通り。1m四方の中に3桁のニリンソウをカウントするのは、いつも一苦労。傷めないように、そっと、そっと。

              

    ツバキキンカクチャワンタケ(椿菌核茶碗茸)が、可愛い盃状の子実体を見せていた。これも春の限定のお約束。                           

             

   小下沢に向かうと、梅の薫が漂い、まだ見頃の梅林には車の出入りが激しい。日影沢よりスミレの開花は、やや進んでいる。ナガバノスミレサイシンは当然のように開花しているし、エイザンスミレもいくつか。

   沢沿いの斜面が好みのヤマルリソウは、道行く利用者を、楽しませてくれる。やがて様々な緑に覆われてしまう前に、陽射しを満喫するのが、生きる術なのだろうか。

          

  フサザクラの下で食事を取りながら、裸花の中心から、開葉が始まっていることに気付く。幾重ものガクで花を守るコブシのような植物との違いが、また面白い。日本固有種の一科一種。風媒花で両性花は珍しい。

  まったく、なんて多様な進化の果てなのでしょうか。

 ◆今日の開花植物:

     

          ユリワサビ         ヤマルリソウ       ヒメウズ     ヒカゲスミレ   ハナネコノメ   ハシリドコロ   ニリンソウ   ニオイカントウ

     

       ナガバノスミレサイシン  ツルネコノメ      タチツボスミレ     セントウソウ ショウジョウバカマ コチャルメルソウ キクザキイチゲ     カタクリ

 

  参加の皆様、利用者に対する声かけ、ゴミ拾い等々ありがとうございました。                                (by HN)

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2016年3月20日(日)片倉城跡公園のカタクリ開花状況

2016-03-21 18:31:34 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

 

そうだ! 春を感じに 片倉城跡公園に行ってみよう!』

『高尾山と周辺をもっと知ろう! 良さを伝えよう! まもる仲間を増やそう!』

2016年3月20日(日) 『片倉城跡公園の開花し始めたカタクリの状況です。そのほか、リュウキンカ、アズマイチゲ、キクサキイチゲ、ニリンソウ、スミレ類なども楽しめます。

「八王子市立片倉城跡公園」(JR横浜線「片倉」駅と京王線「京王片倉」駅の中間地点)

3月には、カタクリ、4月にはヤマブキソウ、そして8月にはキツネノカミソリがほぼ同じ場所に群生し、見ごたえがあります。同様に、 公園の各所にある彫像も見ごたえがあります。

 

(記録:高尾SR会 川原田)

 

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2016/3/12(土) 自主巡回 「裏高尾」

2016-03-15 22:25:15 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

 2016年3月12日(土) 自主巡回 「裏高尾」

◆参加者: 8名 ◆天候: 曇り

◆コース: 高尾駅北口~(小仏川沿いを巡回)~日影沢~いろはの森コース~山頂VC~冨士道~1号路~琵琶滝道~清滝駅(解散)

本日は小仏川沿いの遊歩道、日影沢の観察地を中心とした巡回活動で,春の植物観察に訪れる

利用者に高尾山からのお願いや自然観察のマナーを普及することが目的である。最終的には、い

ろはの森を経て高尾山頂を目指す。スタート地点の高尾梅郷は「梅まつり」の初日で遊歩道梅林、天神梅林、湯の花梅林等の各梅林は梅の花を観賞する人々で賑わっていた。

 

 

日影沢では春の植物観察を行う利用者が多数見られ、その様子をテレビ局が取材していた。

またサポートレンジャーの活動にも関心を寄せてマイクを向けてきたので、レンジャーカードを渡し

て説明した。「高尾サポートレンジャー会」の活動を案内するよい機会になった。

 テレビ局から聞かれたことは

  ・「皆さんはどういうグループですか?」  ・腕につけた「盗掘防止パトロール中」の赤い腕章にカメラを向け、「盗掘が有るんですか? いつごろからですか? 見た事はありますか?」 

---残念ながら放映の日時をお聞きするのを忘れました。

 

 

この日は啓蟄を過ぎたとはいえ、日中の気温が7度と低く、山頂では小さな粒の雹が降るほど寒かった。

全コースに亘って利用者へのお願いと盗掘防止のパトロールを行い、また日影沢ではロープ柵及び支柱の点検も行った。皆さんお疲れ様でした。

清滝駅に向かう途中で「アオサギ」が出迎えてくれました!!

記録 (HI)、  写真編集 (伊藤)

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2016年3月12日(土)片倉城跡公園

2016-03-14 23:09:29 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

そうだ! 春を感じに 片倉城跡公園に行ってみよう!』

『高尾山と周辺をもっと知ろう! 良さを伝えよう! まもる仲間を増やそう!』

2016年3月12日(土) 『片倉城跡公園のカタクリもうすぐ開花』

3/12の自主巡回の前に、横浜線・片倉で途中下車し、春間近な

「八王子市立片倉城跡公園」に立ち寄りました。

3月には、カタクリ、4月にはヤマブキソウ、そして8月にはキツネノカミソリがほぼ同じ場所に群生し、見ごたえがあります。

 

 

 

(記録:高尾SR会 川原田)

 

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2016年3月12日(土) 琵琶滝道(ガラガラみち)状況, 他

2016-03-14 16:26:37 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2016.3.12(土)自主巡回時に、記録した琵琶滝道(通称:がらがら道)の登山道の保全状況などを写真で速報します。

3月12日の自主巡回は、JR高尾駅から、小仏川遊歩道沿いに歩き、日影沢~いろはの茂呂を経由して山頂へ。帰路は、山頂から富士道を経由して、1号路そして、琵琶滝道を降りた。

帰路は、十一丁目茶屋の脇から、琵琶滝道を下りました。3月末まで、高尾山の各所(琵琶滝道、稲荷山コース、一丁平~もみじ台)で登山道の木道化、土居木など保全工事が進んでいます。琵琶滝道は、距離は短いですが、、道が荒れており、注意深く上り下りする必要がありました。今回、落差の大きい階段(土居木)に小階段がつき、落差の解消になったり、水切り溝(材)など、歩きやすくなったように感じました。琵琶滝側では、2月の積雪による倒木のために6号路が通行止めになっていましたが、開通しました。

[琵琶滝線歩道改修工事]案内板

(記録:高尾SR会 川原田)

 ☆ 追記  その他の「登山道改修工事」 状況

 1. 稲荷山コース

28年2月より工事が始めってますが(3月末完) 、通行止めにはなっておりません。 注意して歩行下さい。

あのヌカルミはどうなっているでしょうか? 

  

 2. 東海自然歩道改修工事 

    昨年の27年から工事が始まっており、現在、一丁平~もみじ台周辺を工事中です。一部今年1月に敷設した「こも」は健在です

 

   記録: TSR  伊藤

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2016年2月27日(土) 自主巡回 北高尾

2016-03-07 08:47:27 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2016/02/27 自主巡回 八王子城跡~富士見台~駒木野

 巡回リーダー:正田  参加者 6名 

コース (高尾駅~)八王子城跡バス停~八王子城跡~富士見台~駒木野~高尾駅(解散)

  高尾駅前より、バスにて終点の八王子城跡まで乗車の後、ガイダンス施設上の八王子城の地形模型のある広場にて、今日の巡回のテーマとミッションを確認する。「冬ならではの高尾からの眺望」が今日のテーマであり、そして、今日のミッションは登山道にある案内板(指導標矢羽)の表示について、利用者目線に沿って改善策などを検討するといったことだ

 

私にとって、これまで山の案内板は、それらが設置された地点を通過する際、進行方向を誤っていないかなど確認するツールとして存在している程度。その表記を個別具体的に、いちいち気にしたことなどなかったように思う。しかし今回、その一つひとつを確認、いや、メンバーにて議論しながら巡回してみると、道しるべとして表記の意図はどこにあったのかなど、様々な考察を行うことができた。

ちなみに、その表記は、矢羽の左右に「新道 至 城山山頂 八王子神社」「旧道 至 城山山頂 八王子神社」といった形にて行先は同じだが、2つのルートを選択させるものであったり、「至 高尾山 陣馬山」「至 八王子神社 元八王子町」あるいは「山頂をへて高尾山・陣馬山に至る」「元八王子 高尾駅方面」と広域を概念化ものする、逆に「詰城 富士見台 北高尾山稜 堂所山」「八王子城山」と具体的なポイントを示すもの、さらには「富士見台0.4km 堂所山 明王峠」「八王子城山1.0km」と距離も併せて示すものと、また、英語表記も併記されているものと、様々なパターンがあるようである。たくさんの利用者・多くのニーズがある高尾にあって、限られたスペースしかない指導標の矢羽である中、その表記をいかにしていくのか、今後の案内板の改善に期待していきたい。

 さて、八王子城跡から広がる関東平野の眺めとともに、400余年前の往時を偲ぶ。ちょうど今、NHKの大河ドラマ「真田丸」にて放映される時代も近い頃かと、そのようなことを思いつつ、八王子城跡の歴史・文化を示す案内板にて「天正18年(1590)旧暦6月23日、豊臣秀吉の命を受けた前田利家、上杉景勝、真田昌幸らの軍勢・・・」との記載を見つける。そして、富士見台にて昼食をとる頃には早朝、美しく見えていた富士も残念ながら、ぼんやりと霞んでいた。さらに、駒木野では満開の白梅、高尾駅まで道沿いに早春を感じさせる花を愛でるなど、歴史と自然と高尾らしさを十分に満喫した巡回であった。

 (記録:高尾SR HS、撮影編集 川原田)

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