高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

2024年3月25日【共同活動】滝山丘陵巡視

2024-03-28 20:25:20 | ☆2023年度活動報告

小雨が降る中、計画していた「指導標・案内板の点検&清掃、ベンチ周辺の草刈り、カタクリ群生地での開花状況確認」を予定通りできました。ハーフマラソンに迫る歩行距離でした。お疲れさまでした。





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2024年3月20日 モニ1000

2024-03-24 21:22:33 | ☆2023年度活動報告

日影沢入口の広場に集合、植物調査8名と哺乳類調査2名に分かれて活動開始。
植物調査は午前中作業終了、哺乳類調査は15時頃作業終了。

植物調査では、花の種類は少ないもののユリワサビやニリンソウなど早咲きの花が見られた。
エンレイソウは例年みられる場所でも確認できなかった。
わかる範囲で植物名をファイルに付けました。

哺乳類調査では、雨の止むのを待って蛇滝経由(4号路補修のため)で移動しました。
この期間は動画撮影なので思わぬ動画が期待できます。

 

 

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240317【共同活動】日影沢ロープ柵整備~観察マナー向上のために~

2024-03-24 21:07:32 | ☆2023年度活動報告

日影林道入口の集合した朝時点で多くの車が駐車し、たくさんの登山者が春を楽しみに行き来する中、勇壮なヘルメットをかぶった総勢21名(レンジャー2名とサポートレンジャー19名)は、サポレン共同で植生保護活動を行いました。日影林道沿いに設置してある植生保護ロープ柵のメンテナンス作業と、植物観察マナーの普及啓発を兼ねた踏み込み防止対策を行いました。

老朽化したロープを新しく緑のロープに交換し、たるんだ箇所はピンと張り直し。曲がった杭も交換しました。植物観察のために、踏み込みがおこり、周囲の植生が荒れてしまっている問題個所には、簡易のロープ柵に加え、利用マナーを伝える看板も。ついでに枝に引っかかった支障木処理も行いました。

きっと、レンジャーも、サポレンも、利用者もお花を見たい!写真を撮りたい!守りたい!という大切に思う気持ちは同じはず。だけど、大人数が道を外れてしまうと、あっという間に周囲の植生が荒れてしまうという悲しい現実も。

斜面に足をかけて観察している方に、どうしたら周りが荒れていることに気づいてもらえるか。ちょっと我慢してもらえるか。毎年悩んでいる課題です。今回設置したロープ柵や看板だけでなく、引き続き現場での観察マナーの声掛けをしながら、これからも皆さんで取り組んで行ければと思います。

これから、本格的な春シーズン、開花植物の移り変わりによって、登山道外への踏み込み箇所など課題がある場所も、次から次へと変化していきます。今後ともご協力をお願いします。

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240225【共同活動】小仏川沿い遊歩道整備(駒木野付近の石積)

2024-02-25 14:45:39 | ☆2023年度活動報告

参加者は、総勢19名。(R5名、SR13名、駒木野の自然を守る会S山氏)
雨の中、小仏川沿いの遊歩道の春植物を守る為、登山道の石積整備を行いました。
春植物の芽生えが始まるこの時期に、植物観察者や歩行者が植生へ踏み込み、踏圧の影響が出ないように、利用する場所(歩く場所)と、保護する場所(植生エリア)の境界を、視覚的に明確にする目的で歩道脇に石や倒木でラインを作りました。

長年、駒木野の自然を見守る活動をしてきたS山氏から助言をいただきつつ、芽生えかけているアズマイチゲやフデリンドウといった春植物を踏まないように、保護するエリアと利用するエリアの境界ラインを決めて作業を進めます。

作業開始時から比較して、見違えるように、歩くルートが明確になりました。

雨が降りしきる中、参加された皆様、本当にお疲れ様でした。
この後、春植物が入れ替わり立ち代わり、色んな種類が咲いていきます。アズマイチゲ、ニリンソウや、ジロボウエンゴサクなど順番にお花が見られるエリアです。
植物観察のマナーアップのため、盗掘や、踏み込みなど、見守りへのご協力お願いします。
<高尾R> 

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2024年2月20日【自主活動】保全:6号路

2024-02-21 14:47:49 | ☆2023年度活動報告

◆活動内容: 指導標の点検(ボルト締め)、標識・水切り溝の清掃、案内板についてはプラスチックカバーを外しての清掃
15名参加
◆記事:
10時清滝駅前集合。S町体操後、3班に分かれ春の陽気の中、出発。
3つの班で、14の案内板を分担して、清掃開始。ドライバーでネジの取り外しは、次第に手に負担が!2班は電動ドライバーを持参し作業効率が良い。

3班は水切り溝の土砂除去も行った。

12:30頃から少し遅い昼食をとり、13:20作業を振り返り解散。参加の皆さまお疲れさまでした。

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2024年2月15日【自主活動】用具点検と紹介カード整理&竹串作り

2024-02-15 19:39:40 | ☆2023年度活動報告

参加者合計14人
午前中は2つの班に分かれて①倉庫にある作業用具の点検・整備と②「高尾SR紹介カード」の整理を行いました。

お昼休憩は全員一緒になってお弁当を食べました。当然、おしゃべりが弾み、差し入れのチョコレートが何回も回ってきて、たいへん楽しい時間を過ごしました。何故か不思議なことに、Sさんだけにたくさんのチョコレートがプレゼントされていました。羨ましかったです。

予定の活動内容は午前中で終了したのですが、レンジャーさんからの要請を受けて、午後は「菰(こも)を固定する竹串作り」をしました。ブルーシートを敷いて「日向ぼっこ」のように暖かい場所で、たくさんの竹串ができたので充実感いっぱいの楽しい作業でした。

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2024年1月28日【共同活動】一丁平歩道整備

2024-02-02 08:12:25 | ☆2023年度活動報告

作業内容は一丁平展望台周辺のぬかるみ対策。30枚のコモを竹串で固定して敷き均し、不足分は刈られたススキを集めました。道脇の草付きが荒れて土がむき出しになっていたところも、あっという間に見違えるように!

階段の降り口も、一歩踏み出してもらえるよう、段差を埋めました。そして陰ながら辛かった土嚢上げ、頑張りましたね!

日曜で利用者も多く、「おかげさまで歩きやすくなりました、ありがとうございます!」の声もたくさんいただきました。

皆さん本当にお疲れさまでした。ちゃんとお風呂で体ほぐしてくださいよ~!

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2024年1月17日 保全(木橋点検)

2024-01-18 22:28:56 | ☆2023年度活動報告


山頂近くには小さなシモバシラ。快晴で富士山も綺麗でした。
参加者17名がビジターセンター前に10時に集合。ちなみに前回7月に行った同じ活動は7名の参加でした。4号路が工事中でみやま橋には行けないため、3号路の5つの橋を3班に分かれて清掃することにしました。1班:一番上の欄干橋。2班:上から二番目と三番目の橋。3班:四番目と五番目の橋。今回、人数も多いので、作業をしないで見ている人を必ず作り、作業者と通行人の安全に注意するよう徹底しました。
ビジターセンターの倉庫で使用する道具を確認し体操をして出発。3号路入口の案内板を清掃し、3班、2班、1班と順番に、担当する橋へ降りました。それぞれの班ではしっかり役割分担し、担当の橋はピカピカになるまで?清掃、近くの水切溝の土砂除去、横断溝の清掃も行いました。
 
12時少し前に全班浄心門に到着、神変山で昼食を取ることにしました。だいぶ暖かくなり、日向のベンチは快適でしたが、日陰側だった方は少し寒かったかも。落ちていたモミの鱗片(りんぺん)について、S氏に説明していただき、針葉樹は裸子植物なので実がないことを知りました。食後は1号路で下山し、駅前で活動のまとめを行い14時に解散しました。

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2024年(令和六年)を迎えて

2024-01-01 10:09:20 | ☆2023年度活動報告

あけましておめでとうございます!

皆様のご健勝とご多幸をお祈りしております。

今年もよろしくお願いします。

 

『高尾山とその周辺をもっと知ろう! 良さを伝えよう! まもる仲間を増やそう!』

高尾サポートレンジャー会 会長 川原田稔、役員一同 

 


引用写真は、日頃活動している【高尾山とその周辺】で見かけた景色から、
特にお正月に相応しい来福が期待できそうなものを集めました。
(今年は、コロナ禍が収まり、一年安全安心な年でありますように願いを込めました)

・4号路で撮影した「ギンリョウソウ(銀竜草)」(今年の干支である「辰・龍・竜」の名前がついた)です。
・裏高尾の哺乳類調査用定点カメラ画像の「ノウサギ」(昨年の干支です。)
・薬王院四天王門脇の天狗像2体(大天狗と小天狗)とその前に備えてある大団扇、
・清滝駅から6号路入り口に向かう途中の七福神・登下山時に安全を祈願します。

コロナ禍後の新しい活動を探りながら、巡回、登山道整備、自然調査や皆さんと笑顔でコミュニケーションをとることができる明るい一年としたいと思います。

高尾山内で、私達を見かけたら、ぜひ、声をかけていただき、皆様とコミュニケーションや交流ができることを願っています。

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20231228【自主巡回】今年最後のモニ1000哺乳類調査

2023-12-28 23:31:52 | ☆2023年度活動報告

今日は、今年最後の自主活動、モニ1000調査。
いつものように日影沢尾根筋に設置した2台のセンサーカメラのデータを回収し、電池交換、機器の点検を行った。

シカの食痕(アオキの芽)や角研ぎなどフィールドサインが際立っており、影響が顕著になってきたことが気になる。

その後、キャンプ場でトイレ休憩とった後、いろはの森コースで山頂へ。ビジターセンターで昼食後、回収した画像を見ながらメンバーで同定を行った。下山は、1月から改修工事となり、立ち入り禁止となる4号路を通り、城見台林道に設置したセンサーカメラ1台のデータを回収し、電池交換、機器の点検も行った。日頃は何かと忙しい活動になるが、今日はゆっくりと点検や設置ができ、当初の目的の「動画モード」への変換も無事終了。次回からの記録映像が楽しみだ。

山頂でレンジャーと合流。クローラー式動力運搬車が、年末年始警戒用のコーンを運搬するため、稼働しているところを初めて見た。低速走行のため走行音もそれほど気にならなかった。ビジターセンター前のスロープをゆっくり走って行った。
シモバシラや富士山の姿は見ることができなかったが、登山路で、アサギマダラ幼虫やテイカカズラの鞘など発見。収穫の多い一日だった。

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