参加者13名(うち都レンジャー3名)
今年最後の共同活動日。テーマはシモバシラの観察マナーの普及。
シモバシラの氷の花が無ければ、人が来ていなければ、活動になりません。
少々あった不安を吹き飛ばすような冷え込みと今年一番?の氷の花が出迎えてくれました。
背の高いもの、低いけど広がって形が面白いものなど、様々です。観察、撮影に来た方で賑わっていました。
前回の共同活動で設置したロープ柵の効果を確認しながら歩きました。
ロープ柵がある場所では、以前は目立っていた踏み出しの跡も見られません。
ロープ柵を設置しておらず、踏み出しが確認された場所には、小型看板を設置しました。
観察・撮影している方にマナーとシモバシラが出来る仕組みが書かれたチラシを配布し、協力を求めました。
小仏城山付近の小型看板を設置している場所では、多くの方が踏み出していました。
高さ20㎝を超える立派な氷の花がたくさんできている場所です。
すでにしっかりとした道が出来てしまっており、入ることに罪悪感を覚えないようです。
今後はロープ柵をしっかりと設置するか、むしろ観察地としてしっかり整備して保護と利用のバランスをとるか、
土地所有者とも相談しながら対策を検討したいと思います。
それ以外にも、山頂の水抜き穴の清掃、年末年始迂回路のササ刈り、コモ敷用竹杭の作成など、
人手がないと出来ない作業を一気に終わらせる事ができました。参加いただいた皆様、お疲れ様でした。
今年一年もサポートレンジャーの皆様には本当にお世話になりました。良いお年をお迎え下さい。
来年もどうぞ宜しくお願い致します。(都レンジャー/甲把)