今年もシモバシラ氷の花の季節がやってきました。
同時に、登山道がぬかるむ季節もやってきました。
水を含みやすい関東ローム層と大人数による踏圧の合わせ技で、
高尾山頂から小仏城山にかけては、冬季のぬかるみが避けられない状況です。
将来的には、木道化等の対策により改善が見込まれますが、しばらく時間がかかりそうです。
そこで、今年もサポートレンジャー会、パークボランティア会、レンジャーの3者による共同での
こも敷きを予定しています。
これは、昨年の様子です。
運搬・設置と体力勝負な部分と、登山者の誘導や作業の解説などソフトな部分もあります。
共に登山者から感謝の言葉を聞くことの多い、やりがいのある活動です。
こも敷きに向けて、共同活動の合間合間で1,400本ほど竹杭も作成しました。
これは、今年の計画ですが、もみじ台から一丁平まで、400枚を敷く予定です。
特に運搬には人手が必要で、サポートレンジャーのみで20人でも足りないくらいです。
登山道を歩きやすくして、踏み出しを防ぎ、植物を守る活動に、ぜひご参加下さい。
なお、金槌をお持ちの方は、ご持参いただけると助かります。
(都レンジャー/甲把)