高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

2009/12/23 自主巡回 忘年登山

2009-12-23 20:00:00 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者:サポートレンジャー18名、都レンジャー1名
コース1:JR高尾駅北口~日影バス停~日影沢林道~小仏城山(昼食)~一丁平
~もみじ台北巻き路~高尾山頂VC(解散)
コース2:JR高尾駅北口~日影バス停~カンアオイのみち(?)~小仏城山(昼食)~一丁平~もみじ台北巻き路~高尾山頂VC(解散)

 今年最後の自主巡回。午前9時にJR高尾駅北口に集合、バスにて日影沢入口まで。そこでミーティング、今日は参加者が多いので2班に分かれて上記の2コースを巡回する。コース1は例年通りの路、コース2は、今年昭文社の地図に掲載されたコースで日影入口から沢を渡り尾根筋にでる路。小仏城山下に直接出る路で、雑木林の中を登りが続き、やがて人工林の尾根に出るともう小仏城山下。途中カントウカンアオイが多く見られ花も咲いていた。比較的日当たりが良く一輪ウグイスカグラの花も咲いていた。途中であった登山者は4~5組、利用する人もそれなりにありそうだ。
 今年は、お昼ご飯にホウトウを作って食べた。一部の女性会員が下ごしらえをしてくれてきたので、従来よりは手際よく出来、かつとても美味しかった。しかしながら、約20食作るとなるとバーナーのキャパを越え相変わらず時間がかかる。いろいろ意見もあろうが、一年に一度くらいこのようなイベントもあって良いかなと思う。
 昼食後、小仏城山山頂で記念写真を撮り、シモバシラを探しながら、一丁平を経由して高尾山頂へ。残念ながら、20日には素晴らしい造形美をみせていたシモバシラは温度上昇のせいで痕跡のみとなっていた。
 山頂VCにてミーティングの後解散、ダイヤモンド富士を待つ。その間、試みに“一年を振り返って”ということで「雑記帳or落書き帳」なるものを作り感想を書いて貰った。今年のダイヤモンド富士は山頂に雲がかかり完全な形とはならなかったが、それなりに感動はあったと思う。
 さらに帰りがけにムササビ観察に挑戦。こちらも見られたそうである。
 高尾山は冬でも、シモバシラ、ダイヤモンド富士、ムササビ、夜景と見どころはたくさん!一年間通して来山者で賑わうというのもやむを得ないのかも。
 2009年も無事無事故にて活動終了。ひとえに会員各位の協力の賜と感謝する次第です。ただ、我々が出したゴミを山頂のゴミ置き場に置いていったと後ほど都レンジャーから指摘を受けました。“ゴミ持ち帰り運動”の意図するところを理解して頂いていないのか?と残念でなりません。間違いであってくれたらと思います。
 最後に、
 【会員の皆様には、年の瀬を健勝にて過ごされ良き新年を迎えられますよう願っております。そして来年もよろしくお願いいたします。】
(SR/SAK)

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2009/12/20  自主巡回 裏高尾

2009-12-20 20:00:00 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者:7名
コース:JR高尾駅北口~日影バス停~日影沢林道~小仏城山~一丁平(昼食)~高尾山山頂~稲荷山コース~清滝駅前

朝の冷え込みは厳しかったが終日快晴に恵まれ絶好の山行日和であった。
JR高尾駅北口からの小仏行きのバスも増発され駅前は大勢のハイカーで賑わっていた。
日影沢林道~小仏城山は何カ所か林道が凍っている所があった。冬季の山行は足元に十分注意したい。
小仏城山からは横浜のランドマークタワー・江の島、一丁平・高尾山頂からは雄大な霊峰富士、稲荷山コースでは薬王院の飯盛杉、途中のあずま屋からは都庁・六本木ヒルズ・東京タワーが眺望出来た。
氷の華シモバシラは日影林道(水道設備近く)でアズマヤマアザミに咲くシモバシラを。シモバシラ(シソ科)に咲くシモバシラは小仏城山の鉄塔下、一丁平~もみじ台の巻き道北側斜面等々に美しい自然の造形美を堪能することができた。写真撮影のためコースを外れ入り込むカメラマンに所どころ踏み荒らされているは残念であった。
日影沢林道の車止めゲートから小仏城山へ登る途中、立木を伐採した明るい南斜面ではタチツボスミレの淡い紫色の花を発見した。また鬼女が白毛を振り乱しているように見えるキジョランの白い綿毛の実を数カ所で見ることができた。
天候に恵まれ収穫の多い一日であった。(SR/IN)

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2009/12/6 緑ボラ専門講習 実地研修2 高尾

2009-12-06 20:00:00 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者: 緑ボラ受講生12名、R2名、SR4名、本庁2名
コース: 清滝駅前~1号路~高尾山頂~レクチャールーム~6号路~清滝駅前

 21年度の「緑のボランティア専門講習サポートレンジャーコース」の実地研修第2回、高尾の部が実施され、高尾地域での活動の紹介をしながら歩いた。
 清滝駅前で研修の概要説明の後、2班に分かれ1号路を進んだ。
施設に付けられた管理番号の解説、解説板の清掃、金毘羅台からの眺望、植生の違い等観察をしながら薬王院を通り山頂へ。
昼後レクチャールームでは最初に都レンジャーによる東京の自然公園と高尾の概要と高尾山についての動向、レンジャー業務についての解説をしていただき、続いてサポレン会長によるサポレンの活動内容や実績、今後の計画等をレクチャーしました。
下山は6号路を再び2班で進み、今秋一ヶ月間一方通行を徹底した経緯と効果を解説し、途中植生回復ロープの締め直しやゲリラ豪雨での状況を観ながら清滝へ降りました。
最後に受講生から本日の感想と振り返りを行い実地研修は無事終了しました。
尚、受講生にはサポレン講習に関するアンケートを毎回書いていただいてるので2月の講習修了時に回収し、今回の高尾に関する部分は纏めて集計し高尾関係の皆様にも公表したいと思っています。
(緑ボラ事務局)

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