高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

2013/11/07共同活動

2013-11-07 15:04:07 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者9名(うち都レンジャー2名)

今日の活動場所は3号路。

混雑期6号路が下山できず、1・4号路に集中する登山者を少しでも分散し、

事故なく安心して下山してもらうため、3号路の利用を勧めています。

その3号路を少しでも歩きやすくするための作業を行いました。

作業前は段差が30㎝以上と大きく、特に下りは膝の負担が大きいです。

階段を避けて、脇を通る道もできています。

土嚢袋を置くことによって、無理なく下れる道になりました。

雨水で土が削られる場所は、木の根が浮き、地面も斜めになって、

滑りやすくなっています。過去、転倒事故もありました。

そうした場所は、平らに均して、滑りにくくしました。

また、これ以上削れないように、手前に横断側溝を作りました。

横断側溝は、景信山での経験を活かし、埋まりやすい凹型だけではなく、

メンテナンスの楽な凸型も取り入れました。

雨の中でしたが、少なからず3号路で下山される方もおり、やって良かったです。

午前中は雨のため、菰敷き用竹杭を880本作成しました。

ご参加いただいた皆様、お疲れさまでした。(都レンジャー/甲把)

※工具も揃えたので、あと5人くらいは多く参加してくださっても大丈夫です。

今日も、人数不足で、必要個所の半分強程しか終わりませんでした。

 

 

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【共同活動】ぬかるみ対策 2013年10月31日

2013-11-04 18:36:46 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

冬場の凍結と融解の繰り返しによってぬかるみ状になった登山道。

管理する側にとっては頭を悩ます問題の一つです。

ぬかるんだ登山道は踏み外しによる植生荒廃や複線化にもつながります。

今回はその対策の一つとして、よくぬかるむ場所に飛び石状に丸太を設置し、ぬかるんだ際にはその上を歩いてもらえるように作業を行いました。

場所は高尾山から小仏城山の間。以下の地図の2地点です。

チェーンソーによって切り出した丸太を半分程の深さに掘って埋めていく作業の繰り返しです。

5名のサポートレンジャーのみなさんにご協力いただきました。

合計で約100ほどの丸太を設置して完成です。

丸太の設置は東京都の自然公園では初めての試みなので、今年の冬の利用状況を見ながら、その効果を検証してみたいと思います。

ご協力いただいた皆さま、ありがとうございました。

 

東京都レンジャー・三好

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