高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

登山道点検とダイヤモンド富士 12月24日

2022-12-30 17:38:18 | ☆2022年度巡回報告

年内活動の総締めで12月24日にサポートレンジャー 8名で、登山道点検とダイヤモンド富士を仰ぐ自主巡回を行いました。

活動コース: 高尾山口駅~大垂水~関東ふれあいの道~小仏城山~一丁平~もみじ台~山頂~富士道~薬王院~1号路~清滝。

関東ふれあいの道ではシモバシラパトロールとして、シモバシラ観察のマナーとサポートレンジャーのPRを行いましたが、多様な形態のシモバシラを多数確認できました。

指導標の点検。

植生回復中パウチの清掃。

ビジターセンターで一旦休憩と暖を取りましたが、1時間ほど、振り返りや意見交換ができ有意義なひとときでした。
ダイヤモンド富士の混雑状況など確認しましたが、落陽までトラブルもなく、マナーを守りながらの観察でした。

さらに運が良く、薬王院ではムササビの移動する姿や間近を滑空する姿を観察できました。初めて見る会員もおり、参加者も皆満足した活動でした。

 

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共同活動 シモバシラパトロール 12月18日

2022-12-30 17:05:57 | ☆2022年度巡回報告

レンジャー2名とサポートレンジャー 6名でシモバシラパトロール とロープ柵の補修を行いました。
例年、シモバシラ対策として設置しているロープ柵や注意喚起看板の補修を行っており、その1回目の活動です。

いつもの共同活動では、レンジャーが細かな作業内容まで決めて作業を進めて行くのですが、今回はロープ柵の補修・設置を行うということだけを決め、それぞれが現場を確認して、何をどの様に設置すると効果的なものになるかを、話し合って施工する形を取りました。

どのように設置することで、ロープ柵として効果的に設置できるのか?
また、ロープ柵を設置することで寄せられるクレームのような問い合わせを防止するには、どのような工夫が必要か?

正解のない作業でもあるので、自然公園をよりよいものにしていくためにはどうしていくのが良いのか、レンジャーとサポートレンジャー が一緒に知恵を絞って考え作業しましょうということでした。

班に分かれ、ロープ柵(もみじ台北まき道)の新設(目玉金属杭・長尺)および既設ロープ柵の補修、「植生回復中標識パウチ」の交換、新設を行いました。


昼食後は、高尾ビジターセンターのボランティルームで「植生回復中標識パウチ」の製作や、倉庫の備品の整理などを行いました。

大見晴らし展望台からの眺望。富士山は雲に隠れ、丹山山嶺は一夜で雪化粧、雲海の中に見え隠れでした。

 

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景信山〜小仏城山〜高尾山巡回 12月11日

2022-12-30 16:41:52 | ☆2022年度巡回報告

サポートレンジャー 5名で、JR高尾駅北口~(バス)小仏~景信山~小仏城山~一丁平~高尾山~一号路~清滝のコースで巡回を行いました。
途中で出会った方に、サポートレンジャー の盗掘防止パトロールについて説明。小仏峠では相模湖に降りるコースについて案内もしました。

施設等の点検をしながら巡回しましたが、小仏城山から一丁平、もみじ台に至る登山道横に設置している「植生保護」標識のパウチの劣化がひどく交換の必要があります。
また、景信山登山道の自然木適用の水切りおよそ30か所が落葉・土砂で埋まっているので、次の保全活動の際に対応したいと思いました。

景信山の茶屋に、話題のアニメ「鬼滅の刃」のイラスト看板がありました。鬼滅隊士の出身地マップがあり、「霜柱」の時透無一郎は景信山の出身となってます。

 

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自主活動(山頂付近清掃) 12月2日

2022-12-11 10:41:19 | ☆2022年度巡回報告

山頂付近の溝3か所の清掃、山頂直下の広場に向かう階段と奥高尾に向かう階段の清掃を行いました。

溝には落ち葉がかなり詰まっていました

紅葉もほぼ終わり、階段には落ち葉がたくさん積もっていました。

奥高尾に向かう階段もきれいになりました。

まだ若干舞い落ちてくる枯葉があったようなので、来年はもうちょっとだけ遅い時期に設定したいと思います。
平日のため、利用客はそれほど多くなく、作業の中断も比較的少なめでした。

作業をしながら道案内も実施。多くの方から感謝の言葉をいただきました。

 

 

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自主活動(モニタリング1000) 11月29日

2022-12-11 10:27:14 | ☆2022年度巡回報告

当初実施予定だった11月21日が雨天で中止となったため、予備日の29日に実施しました。今回が今年最後の調査で、次は来年3月から再開となります。この時期、花は少なく、結実状態なので、一見地味ですが、奥が深い活動です。

この日も天気予報は午後から雨で、昼食時には雨に降られましたが、昼食後に摺差まで歩き、バスに乗車、高尾駅解散まで雨に遭うことなく終了。今年の仕上げに、和気あいあいと楽しい雰囲気で最終調査を終えました。

 

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都立多摩丘陵自然公園かたらいの道 共同巡視 11月27日

2022-12-11 10:07:37 | ☆2022年度巡回報告

多摩丘陵自然公園のかたらいの路を共同巡回しました。
環境局が所管する都立多摩丘陵自然公園の中には、東京都建設局が管理する都立公園の都立長沼公園と、都立平山城址公園、都立多摩動物公園、都立桜ケ丘公園や高幡不動尊、百草園、などが含まれます。
今回巡回したのは、長沼駅~長沼公園、平山城址公園、多摩動物公園~高幡不動尊のかたらいの路コースで、管理主体が様々に異なるエリアです。
「こんな解説板高尾にもあるといいな」と看板も参考チェック。守られている希少種なども観察して丘陵地の自然を堪能しました。
ナラ枯れ状況も確認し、都立公園エリアでは伐採予定のマーキングや処理がされた木を多数確認しました。

秋晴れの展望デッキでは眺望を楽しみ山座同定。まだ見ごろだった紅葉があちこちで目を楽しませてくれました。

途中何度か住宅地を抜けて、みんなの経験と、地図と、スマホ、標識を頼りにルートを探りながら歩きました。
ルート後半の旧多摩テックを抜けた程久保付近から、自然公園が管理する看板や指導標が出現します。「あっちは日野市の道標」「こっちは都の道標」と確認しながら歩きます。

ボロボロ指導標は応急補修。枯れた木を確認ツルでぶら下がった枯れ枝に、頭上注意を設置しました。

最後は高幡不動尊の紅葉と、「かたらいの路」コース看板を確認して終わりました。

天候も眺望も紅葉もよく、会話が弾む楽しい巡回で多摩丘陵の自然の良さを再確認できました。

 

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