『新緑を味わう』『6号路一方通行に伴う案内』
◇コース:清滝駅前広場集合~6号路~琵琶滝道~2号路~浄心門~4号路~山頂(昼食)~1:00-3:00山頂付近案内~6号路~清滝駅前広場解散
◇参加者:9名(L大谷)
・9:30朝のミーティング、
今日は午前にテーマ「新緑を味わう」を、午後は山頂付近「6号路一方通行に伴う案内」、 の二本立て。
「新緑を味わう」は 春から日々色を変えている樹々の緑を5月4日という瞬間で切り取り、目に留め楽しむというもの。
・10:00琵琶滝でA氏、So氏、K氏から琵琶滝にまつわる話や滝修行に関する一般向け参加についての情報などを聞く。
・琵琶つながりで植物のビワについて「ビワには4つの特徴がある」とS氏。
皆揃ってメモを取り始める。どこも毛だらけ、冬に花、100発100中の果実などを走り書く。
・琵琶滝みちを上る。
今回今年度からの新規会員が参加していることもあって、上りの途中でI氏から「疲れない山の歩き方」の話をしてもらう。山に慣れた人にとってもたまに山歩きの基本に触れる機会があってもいい。
・2号路と合流した地点からは2号路を行く。日に当たった南斜面の緑が美しい。
・左の谷側にシロダモの赤茶の幼葉がいくつも目につくと「これをウサギの耳と言う」とS氏。緑の葉の上に、葉を横に張らず複数枚垂れ下がって付いている赤茶色の幼葉。指にはさむとベルベットより柔らかくまさに血の通った生きもののよう。
葉が垂れ下がっているのは幼い葉には紫外線の刺激が強すぎて日をまともに受けぬようにと教えられ、なにか妙に納得する。
・浄心門に出る。
神変堂の前ではA氏より堂の前左右にいる鬼の話を聞く。役(えんの)小角(おずぬ)に仕えた鬼の子孫61代目の五(ご)鬼(き)助(じょ)さんが大峯山奥駆で宿坊をしているという。
・4号路へ入る。山頂方面から来る人の列とひっきりなしに行き交う。
・つり橋の先のベンチのある所でアクティビティを実施。
a.視界に写る5月4日の「緑の色数」を数えてもらう。
b.日本伝統色の緑系 若芽色、青竹色、柳色など30色の色名を参考に、「独自の緑の色名」をつけてもらう というものだ。
色数は、何色かは目で追ってもらっていたようだ。欲をいえば時期的に若芽から緑に変わる頃の方がみどりの色も多彩だった。
緑の色名付けは、発想することへ頭を切り替えなくてはならず、低調だった。
アクティビティ進行者の力量不足を痛感。
・12:20VC到着
午後から案内のため昼食は30分しかとれず、慌ただしい。
・1:00~3:00 4か所に分かれて案内実施。
案内の場所は、もみじ台下、山頂の地図看板前、4号路入口、6号路入口。
今回トイレ下5号路との分岐地点を止めて山頂の地図看板前で行った。
帰りのコースをどこにしようか決めかねている人には山頂での案内は有効だった。
・6号路入口では小6の孫がいなくなったといった相談や、この子迷子のようと低学年の男児を連れて来られたケースがあったが、どちらも直に孫や親に会えた。
・4/26,5/2,5/4と来山者は増えているが、GWは身動きのとれない程といったイメージがあるので、びっくりするほどの人出ではなかった。
・3時過ぎ6号路にて下山。その間上りの人と終始行き違う。日没が6:30とはいえこの時間から上るかと思うと、早めの下山を願うばかりだ。
・4:30清滝駅前広場で振り返りと体操ののち解散
参加いただきました皆さま たっぷりの一日をお疲れさまでした。
(m.o)