高尾SR2019/8/24(土)自主巡回【北高尾】ブログ風巡回の記
◆集合=高尾北口バス停~八王子城跡管理棟~八王子城山~富士見台~荒井方面途中から~
太鼓曲輪尾根~八王子城跡入口~ガイダンス施設(振り返り)=解散
◆参加者:6名(原田L)
☆・プロローグ
前日までの天気予報には危惧していたものの、当日は曇りのち快晴の予報となり安堵しつつも
気温の上昇に気遣いながら水分補給をこまめに、神仏混淆の石の鳥居をスタートした。
◇八王子城跡管理棟➸八王子城山(八王子神社)
*最も気掛りなのは登山道の「水切り溝」、本来の機能が明らかに喪失されている現状を目視した。
同行者全員がお互いの顔を見合わせ「機能回復」?とその目から作業に取り組む??かの
アイコンタクトであったが、八王子神社まで19本ある中で機能を保っているのは3本ほどで
しか無い事と、必要な道具も持参していないことで、今回は報告事項とする事とリーダーの決定
から、次に進めた。
*途中、我々と同年代と思われる単独行の男性に出会い(香川県から来山の言)、お話の中で
百名山と各地のお城を見て歩いているとのこと。なんと崇高な志の方と思わずにはいられなかった。
◇八王子城山➸➸富士見台
*八王子城山で休憩(当然、水分補給)と展望を満喫し、井戸曲輪~駒冷やしの鞍部~
大天守跡(詰城)では、焼け焦げた太めの倒木の原因を各位と想像しつつ小休止。更に折れて
垂れ下がる枝木の除去に取り組むものの、まだ生きていると判断して諦め、大きな堀切と思われる
下りから、富士見台への登りに息を切らせ喘ぎつつ、富士見台に到着。過去には展望も良かっ
たが、近年は木々の成長が著しく展望の楽しみも減少傾向である。早めの昼食と休憩の後、記念
撮影し、熊笹山へ向けスタートした。
◇富士見台➸➸➸熊笹山~太鼓曲輪尾根分岐
*熊笹山への途中に、右側への迂回の為と思われる明確な踏み跡があり進むこととした。熊笹山から
荒井方向に向けた登山路に合流した。暫く進む中に荒井方向と駒木野方向への分岐に立つ
指導標(管理番号123-020)を、駒木野方向に取り進む。
◇太鼓曲輪尾根分岐➸➸➸➸御主殿跡に続く曳橋の袂
*今回の巡回での一つのターゲットである。駒木野方向に進み小さなピークの先に太い木が
あり、道は右に下るようについているが、その木を見ると地上3メートル位の位置に申し訳な
さそうに目印がある。
見落とす人も多くあり、分岐のポイントである。何気ない雰囲気であるが、左側の僅かな踏み
後から斜面を下り続ける。暫くはクモの巣との格闘でスパイダーマン気取りとなれる。更に笹薮
を進むが、この辺では踏み跡は明確で、全く迷う事はない。
いよいよ太鼓曲輪尾根に乗った事を実感出来る。其のまま尾根を進むと、小さな支持マーク
(赤テープ等)が取り付けてあるのは堀切への周り道である。
目的地までに大小4か所の堀切を通過すると、左側下方に城山林道に沿った御主殿跡が望める
地点付近には、目印となる小さなマークが(駒木野方向と最後に分岐した時の目印が)ある。
これに従って明確な道を下ると、曳橋の少し下った大きな道路に到着する。
~スタートした管理棟~ガイダンス施設で振り返り。
【お疲れ様】。
☆エピローグ・・・振り返りから抜粋
・S氏:太鼓曲輪尾根は初めて歩いたが満足出来た。良い経験と、知らない部分がある事を痛感した。
・K氏:やはり終盤のコース(太鼓曲輪尾根)は初めて踏破したが良いコースでした。
途中の枯損木や雑草の手入れは必要。水切り溝は喫緊の課題と思う。
・T氏:終盤のコースはネットで気になっていた、太鼓曲輪尾根にはまた来てみたい。シーズンを変えて。
・Ko氏:*水切り溝については既に40年以上経っていると思われる事。
*山中に於ける自然環境維持の整備も必要である。*山歩きの為の道では無い事を所轄管理者
に働き掛けたほうが良いケースもある。 *それらに関する情報をサポレンとして知って置く事
(共有)も重要である。
・O氏:経験の少なさからヒヤリ&ハットに反省している(登山道上の石の処理で)。危険個所の
把握と出来る箇所には 手をかけられれば・・・。
記録:TH 写真:MK