高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

スキルアップ講習「山の中の救急法」 開講のご案内

2010-09-20 23:57:30 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報


目 的:東京都サポートレンジャー(奥多摩、高尾)の活動地は山岳であり、その活動の中で救急法を必要とする場面に遭遇する可能性は少なくない。そこで その関連知識、技法の習得をとおしたスキルアップにより 緊急時の適切な対応に備えたい。

日 時:平成22年10月17日(日) AM10:00 ~ PM 4:00
*集合 AM9:50  (昼休み AM12:00~PM1:00)

会 場:都・多摩環境事務所 2階会議室   (下記地図参照)
       東京都立川市錦町4-6-3 東京都立川合同庁舎2階

講習内容:「山の中の救急法」活動フィールドで発生する可能性の高い・・
・外傷(虫刺、噛傷、打撲、骨折)、熱中症などの応急対応
・傷病者の搬送法・・など

講 師:日本赤十字社・東京支部 指導員

持参品など:教材費(50円)、東京都SR登録証、筆記用具、三角巾、包帯、昼食
      * 実技がありますので 動きやすい服装でおいでください。

当日の緊急連絡先:多摩環境事務所自然公園係 042-521-2947
       または高尾SR会・総務 鈴木 090-3433-9354

申込方法:10月16日夜9時までにウェブリーグまたは総務 鈴木(上記番号)までお申し込みください。
*注)この記事へのコメントでは受け付けられません

【最寄駅】
・JR中央線「立川駅」南口から徒歩約15分
・JR南武線「西国立駅」から徒歩約7分
・多摩都市モノレール「立川南駅」から徒歩約15分

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2010/9/12 2010年第1回地図研修

2010-09-12 20:00:00 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

コース:清滝駅前→稲荷山コース→山頂→一丁平→八王子管理道→日影沢林道→日影バス停→高尾駅北口
参加者:6名
天 候:曇り時々晴れ

9時30分清滝駅前に集合。
 はじめに1)地図の種類、2)地図上の長さと実地の距離。3)高さや位置の基準、4)等高線の性質、5)偏角、6)地形図の記号 などの概要を説明。
 位置の確認には、人工の構造物が見られた場合それを地形図上の記号でつけ方位を測って位置を確認するのが最も確実で早い方法である。その為、地図記号を覚えておくことが大切である。そこで本日の第1回地図読み研修では、コース上の地図記号と実物を照合確認することをテーマとした。
 地形図は発行年によって構造物、標高点、偏角、登山道でさえも変わっていることがあるので、出来るだけ新しいものを用意しておくと良い。
(1)清滝駅前周辺で確認した地図記号と実物
   ①記念碑、②寺院、③ケーブル、④水準点
 水準点は高さの基準となるもので「東京湾の平均海面の高さ」からの高度で示されている。主な国道、県道沿いに、約2km間隔で設置されている。高尾山口駅近くの水準点は歩道上の下に大切に設置されていた。

国設置の水準点

地方公共団体設置の水準点

(2)コース途中で確認した地図記号
   ①広葉準林、②針葉樹林、③独立標高点
 独立標高点(標高点とも言う)は、高度を読みやすくするために、地形の明確な地点、例えば山頂、鞍部、谷の出口、道路の分岐点などで高さを測り、そこの高度が地形図上に示されている。標高点はほとんどの場所にあるためこれを読むことは位置確認には非常に大切なことである。ただ、標石が設置されていることが少ないので地形を正確に読めるようにしておこう。コース上には4ヶ所設置(いずれも標石は無し)されていたのでこれを確認した。

(3)稲荷山山頂から確認できる構造物
   ①八王子駅、②湯殿川、③館町清掃工場、④薬王院駐車場、⑤橋本駅前など
 この日は周辺部が曇っていて、遠景は見通しがきかなかったが、方位を測り、地形図上の方位と合わせ確認した。

(4)山頂にての確認
   ①三角点、②電波塔
 山頂の三角点は二等三角点、なお、三角点は水平な位置を決定するための基準であるが高度も測られているので、高度の基準として用いることも可能である。

(5)一丁平までの確認
   ①送電線
 送電線も全地域にあることが多く位置を決める重要な構造物である。

 次会の地図読み研修(第2回)は一丁平にて山座同定を行う予定であるが、日時については未定。詳細が決まり次第速やかに広報します。なお、第1回の資料を希望される場合は坂内までお知らせ下さい。
 第1回地図読み研修は一丁平にて終了し、帰路は八王子管理道から日影沢林道を経て高尾駅へと開花植物調査に切り替えて実施。参加して頂いた皆様お疲れ様でした。              (TSR/SAK)

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