2018.1.10(水) 自主巡回/山内 【冬期の安全登山対策】 報告
◆コース: 高尾山頂VC集合~5号路~6号路~清滝駅(10:00~14:30)
◆参加者:7名(石川L) ◆天候:晴れ
本日の活動は、凍結期の6号路(飛び石下~大山橋区間)で登山道での転倒、滑落を少しでも防ぐため、
危険と思われる個所の整備をします。
10時集合前に山頂より富士山を眺める。雲ひとつ無い青空、視界良好です。
ミーティングではリーダーから安全作業について、一に利用者への安全、二にサポレン仲間への安全、
最後に自分自身への安全に気をつける事の話があった。
また、途中まで同行されるレンジャーより, 「転倒注意」のパウチの取付け個所について説明を受けた。
6号路下山口にパウチを取り付ける制札板の支柱が、腐ってゆらゆらしているため、支柱に杭を打込み、
バインド線で縛り固定し手際よく補強する。また土居木から両端のボルトが突出している個所もあり、補修した。
6号路の「飛び石」は冬期は特に凍結で滑りやすいため、「凍結注意」も合わせて取付ける。
6号路は、所謂「木の根道」が多い。これは木の根が路面に浮き出し,ヘビのように地表を張っている
状態を言うが、固い岩盤が地表面の直ぐ下にあるのが原因であろうと,一般に言われている。
有名なところで、京都府の鞍馬山にも立派な木の根道があるそうです。
特に、高齢者、子供は足を引っ掛けやすいので要注意です。
そこで、道幅が狭く歩き難い個所には、登山道の脇や沢より採土,採石し、埋め合わせ、通行可能とした。
「転倒注意」のパウチはその後、大山橋~清滝駅前まで5ヶ所ほど取付ける。
途中で、60代と思われるご夫婦にサポレン活動について問われ、ご説明し興味をもっていただいた。
また、「健康登山」60冊目に入っているという元気な常連さんにも出合い激励される。
清滝駅前で解散後、いつもの所で反省会(いや新年会?)。お疲れさまでした。
記録・写真: SI