高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

2015年9月12日(土) 自主巡回 高尾山内

2015-09-17 16:12:24 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2015/9/12(土) 自主巡回 高尾山内【山頂周辺の保全・整備】

◆参加者:8名(矢内L) ◆天候:晴 

◆コース:高尾山頂VC前~山頂周辺~VC前(解散)

1.山頂→奥高尾へ下る横断溝土砂撤去 

 

2.山頂→奥高尾への階段清掃

 

3.山頂→1号路

 

4.山頂下

 

--20150912 自主巡回後記--

高尾山頂施設廻りの修景と機能の確保に向けて

 山頂にたどりつき、遠くを眺めれば、擬木手摺廻りに繁茂したススキの穂が障害となり、眺めの良いところは限られ、人だかりができる有様。

 富士を眺める広場は、床舗装ブロックの目地部に雑草が繁茂。また、裏高尾方面に下る広場とを繋ぐスロープは、立派に活用されていますが、階段部は、文字どうり草ぼうぼうの有様で、通行する人は見当たらず、本来の役割が全く果たされていません。

 裏高尾へ下る石階段の土砂取り除きの活動終了後、これを少しでも改善すべく、草むしりを行いましたが、長い間手入れがされなかったためか、石垣や段差のところで深く張った根株等を取り除くまでには到りませんでした。

 VCが新装され、山頂の園地がこの有様では、“魂を込めるまでは至らなかった仏様”そのものです。

 今回は、レンジャーが4号路の修繕作業と重なったため、聞き取り調査ができませんでしたが、それでも、参加していただいたメンバーのご努力でずいぶん改善されたと思います。 

 そこで提案です。山頂施設廻りの修景の確保と広場・登山道の機能確保のため、年中行事として計画的に行われる共同活動となることを希望致します。

 私の作業量等試算によると(参考)

・時期:2期/年 春(3月末)・秋(9月末)の繁忙期直前

・時間:午前10時~午後3時

・作業内容:山頂施設廻り登山道・広場の整備

①広場・登山道周辺(特に、柵・フェンス廻り)の雑草駆除。

②裏高尾へ下る石階段の土砂撤去(約220段)。

③横断溝3ヵ所の土砂撤去。

・人員目安:10人(R+SR)×2回/期

・道具( 1回につき )

 ツルハシ1、クワ3、スコップ3、バール1、竹箒2、剪定ハサミ2、鎌2、根堀カギ2、

  塵取り2、一輪車1、安全コーン4、同バー2、作業中標識 2、 

平成27年9月17日 高尾SR 矢内 定行

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☆☆この日のメンバー☆☆ 

 

                                                     写真提供(SI)

 

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高尾山大見晴園地のトイレが「日本トイレ大賞」受賞!

2015-09-08 22:46:55 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

【高尾山とその周辺をもっと知ろう! 良さを伝えよう! まもる仲間を増やそう!】
『高尾山! 四季おりおりの良さを伝えよう』

下記のニュースを見かけましたので、お伝えします。

明治の森高尾国定公園内の大見晴園地トイレが「日本トイレ大賞」を受賞!

(東京都環境局ホームページ参照)

http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2015/09/20p94200.htm

平成27年9月4日
東京都環境局

 このたび、明治の森高尾国定公園内の大見晴園地トイレが、内閣官房が主催する日本トイレ大賞(空間部門・公衆トイレ)を受賞しましたのでお知らせします。
 日本トイレ大賞は、国が進める、快適なトイレを増やすための取組(ジャパン・トイレ・チャレンジ)の一環として今年度、新たに設置されました。
 今回受賞したトイレは、東京都が高尾山の山頂近くに設置されていた施設を平成24年6月にリニューアルオープンしたものです。ブースの増設などにより混雑を解消するとともに、ベビーシートの設置など、女性や家族連れにも快適に利用できる環境を整えました。
 都は、今後も、大勢のお客様に東京の自然環境の豊かさをご堪能いただけるよう、安全安心で快適な自然公園の環境整備に努めていきます。

 (編集:MK)

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2015年8月29日(土) 第3回自主研修会 裏高尾

2015-09-05 08:16:02 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

 

2015年8月29日(土) 第3回自主研修会  裏高尾

 『さわって匂いをかいで樹を知ろう』 

コース : 高尾駅北口(集合)~日影バス停~いろはの森コース~四号路~山頂~1号路~高尾山口駅前
参 加 者: 10名 (L:関)
天 気: 雨 

【研修目的】
利用者案内活動をスムースに行えるよう「樹木」に関する知識を身につける実地研修。
昨年8月に実施した自主研修の第二弾として、工夫しながら生きている“樹の生き様”を学ぶ。

【研修のテーマ】
(1)樹の名前
樹木には学名・標準和名・地方名・古名の他、別名まであるが、「名は体を表す」と言われる通り、よくその木の特徴を表しています。
苦痛の暗記で名前を覚えるのではなく、特徴と名前をセットで楽しく覚えることがとても大事です。

(2)人との係わりについて
樹木は環境的最適地でなくても生きることはできますが、活き活きとした姿ではなく必死に頑張っている感じ。人間の都合でそこに植えられてしまい、頑張って生きているものが結構多いです。
樹木は樹皮とその内側にある形成層が大事な器官なので、樹皮を削られることはとても辛いことです。よく見ると、香りを嗅ぐため削られ、内皮の色を見るため削られ、樹液を舐めるため削られている姿が散見されました。
山菜として美味しい新芽の中には、二度三度摘まれてしまうと樹体が深刻なエネルギー不足に陥るものがあります。
→名札の功罪について皆んなで考えました。「名札さえなければ苛められないのに、、、」「でも名前を覚えてもらい関心を持ってもらいたい、、、」

(3)森と雨
朝一番、雨でないとわからないこと、雨でないと見ることのできない樹木の表情があること、を学びました。
「今日は雨で本当によかった」

(4)砂防ダムや木道等の人工構造物
人間が作った構造物によって保護されている自然がある。人間が作った構造物によって壊されていく自然がある。一概に良し悪しを言うわけにはいかないです。
ペット同様一度人間が面倒を見たら、最後まで世話をし続ける必要というのもあるよね?

【その他】
(1)昨年の反省(時間配分の失敗)から今回は朝早いスタートとしましたが、今年も後半は空腹と戦いながらあわててVCに戻る、ということになってしまいました。参加した皆さん、申し訳ございませんでした。

(2)霧雨の中の美人ブナは幻想的な姿を見せてくれました。これまで何年利用者を守ってきてくれたのか?あと何年ここで元気な姿を見せてくれるのか?

 

(3)土曜日にも拘らず、朝からの雨のため、利用者がとても少ない高尾山の一日でした。

(4)参加者から活発に的を得た質問が繰り出され、今日のリーダーにとってとても有意義な研修でした。

 

(作成:MS、 撮影編集:MK

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