高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

スキルアップ講習「山の中の救急法」開講のご案内

2011-09-25 23:59:59 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

東京都サポートレンジャー(奥多摩、高尾)の活動地は山岳であり、その活動の中で救急法を必要とする場面に遭遇する可能性は少なくありません。このため、その関連知識、技法の習得をとおしたスキルアップにより緊急時の適切な対応に備えることができるよう下記の講習会を企画しました。奮ってご参加ください。特に新会員の皆様はぜひ参加されるようお願いいたします。

1.日時:平成23年10月16日(日) AM10:00~PM4:00
 *集合 AM9:50(昼休み AM12:00~PM1:00)
2.会場:東京都多摩環境事務所 2階会議室(4月に総会を開催した場所)東京都立川市錦町4-6-3 東京都立川合同庁舎2階
3.講習内容:「山の中の救急法」活動フィールドで発生する可能性の高い外傷(虫刺、噛傷、打撲、骨折)、熱中症などの応急対応、傷病者の搬送法・・・など
4.講師:日本赤十字社・東京支部 指導員
5.持参品など:東京都SR登録証、筆記用具、三角巾、包帯、昼食
 * 実技がありますので 動きやすい服装でおいでください。
◎参加ご希望の方は、お手数ですが締切日9月25日(日)までにウェッブに登録されるか又は高尾SR会池田( 携帯メールikeda-210@t.vodafon.ne.jp 携帯電話番号 080-3477-8480) 宛ご連絡ください。

以上

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2011/9/24 自主巡回 南高尾山稜

2011-09-24 20:00:00 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者:5名
コース:高尾山口駅=バス=大垂水峠⇒大洞山⇒中沢峠⇒西山峠⇒三沢峠⇒梅の木平⇒高尾山口駅

台風15号が去り久々の晴天となった。
台風の影響で高尾山内の登山道で何カ所も通行止めとなり、登山客が案内所・立て看板で確認のため、大変混雑していた。
南高尾山稜の登山道情報は確認できなかったが、予定通り大垂水峠(バス10:14)へ向かった。大垂水峠を登り始めると倒木に遭遇、生木の大枝や枯枝が登山道に散乱、除去しながらの巡回とり大洞山での昼食となった。三沢峠(15:30)高尾山口(17:00)と厳しい一日となつた。が…今回は坂内(前会長)さんが参加され沿道に可憐に咲く草花(ツリフネソウ、キバナアキギリ、タムラソウ、ヤマハッカ、オヤマボクチ、ノダケなど)を観察、解説を頂きながらの有意義な一日でもあった。(TSR/I.N)

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2011/9/18 自主巡回 高尾山内

2011-09-18 20:00:00 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

ルート:高尾山口駅→金比羅台への旧道→金比羅台→薬王院→山頂(昼飯)→稲荷
山→清滝(解散)

晴れ

参加者:6名

◆9:30一行6人高尾山口駅を出発し、落合橋から「山頂まで44丁」の碑を目安に左
折、山道に入る。

前夜の雨のせいか道は湿っている。
ゆっくり登り、金比羅台へ。

◆金比羅台で一息ついた後、今日薬王院で確認したいことを伝える。

それは古い絵図
(江戸時代末期1823年版、1855年版)によると、
薬王院本堂が現在とは違う所に描かれている。

今日はその旧本堂の位置をみんなで確認しようというのだ。

◆11:20薬王院。
江戸時代の2枚の絵図のコピーを手に、まず現在の本堂に。

絵図ではこの位置に護摩堂、薬師堂、大師堂が並んで描かれている。

◆旧本堂はどこにあったのか、というと現在の本坊の位置に描かれている。

本坊は普段富士道に向かう際に脇を通ることはよくあるが、今回は本坊の敷地に入
る。

僧が使う黒門の右側の建物(書院)の前に立つ。

建物の後ろは崖となっている。

絵図からするとここに旧本堂があったはずだ。

◆現在の位置に移動した原因は、
明治19年の台風による崖崩れで、旧本堂と薬師堂が倒壊。
明治34年に現在の形に建て直されている。(「薬王院の文書を紐解く」)

◆次に絵図の旧本堂の近くに描かれている「トツコ(独鈷)水」という水場を探す。
トツコは独鈷のことで、密教の法具。

本坊の敷地内に人々が水をもらいに来るという水場があるということを聞いていた。

それが「トツコ(独鈷)水」ではないか。

居合わせた薬王院の関係者に尋ねたが、
井戸水ということはわかったがそれ以上はわからなかった。

他にこの近くの水場としては、
弁財天の洞がある。

弁財天へ腰をかがめながら入って行くと薄暗い洞の岩からは水が滴り出ていた。

今のところ「トツコ(独鈷)」の位置は不明のままだ。

◆12:35山頂。
三連休とあって山頂は春・秋の繁忙期を思わせる賑わいだ。

◆昼食後「薬王院と信仰」について時間をもらって話を聞いてもらう。

゛薬王院が薬師信仰から現在のような飯縄権現を全面に出すようになったのは、
1729年の飯縄権現の建立が期といえそうで、
その背景に当時江戸で流行った不動信仰がある。”
というのが概要。

◆1:35山頂発。
稲荷山を下る。

途中キバナアキギリを見る。

◆休憩所の手前で浮き上がった道標があり、I氏が直す。

◆3:20無事清滝到着。
振り返りの後解散。

◆今回は薬王院の歴史を交えた巡回だった。
お付き合いいただいた参加者のみなさんに感謝申しあげる。
(TSR/MO)

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2011/09/19 共同巡回について

2011-09-18 10:48:22 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

 19日の共同イベントですが、今回は日頃あまり行かない場所へ行きます! もう期日が迫っておりますが、皆様の参加をお待ちしております。

 集合:8:30 高尾駅北口
コース:高尾駅北口~(陣馬高原下行きバス)~関場バス停~盆掘林道~入山トンネル~鳥切場~(このあたりのどこかで昼食)~刈寄山~刈寄林道~沢戸橋~武蔵五日市駅(解散)

 8:50のバスで移動するため、普段に比べ早めの集合時間になっております。ご注意ください。なお、詳しいことは直接レンジャーまでお尋ねください。(都レンジャー・福田)

追記(18日):現在、台風16号が関東地方に向けて直進しています。今夜中には進路を東に変えると思われますが、明日朝の状況によってはコースを変更する可能性がありますので、よろしくお願いいたします。(福田)

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2011/9/7 自主巡回 北高尾

2011-09-07 20:00:00 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者:7名
コース:高尾駅北口--(バス)--大下バス停~小下沢林道~関場峠~夕焼分岐~夕焼小焼バス停--(バス)--高尾駅北口(解散)

台風後初めての快晴。9:12発小仏行バスは超満員でした。
かなりの登山客は日影で下車しましたが我々は大下下車。小下沢林道をピクニック気分で自然観察しながらゆっくり歩きましたが、山側から水が流れだして林道が水びたしになっている個所がたくさんありました。また関場峠寄りの区間で、道路がわだち通りに深くえぐられ、車が通れない状態になっていました。マタタビの実が落ちていて拾い集め、杉浦さんがマタタビ酒を作ってくださることに決まり、一同期待しております。杉浦さんは道すがら様々な植物の解説をしてくださり、一同かなり教化されました。関場峠から夕焼け分岐までの区間は先日来の台風の影響で、強風が吹き荒れたらしく、枝葉が散乱し枯損木が倒れ、生木の大枝や枯れ枝が登山道に散乱していましたが、ほとんど除去してきました。通行を妨げている倒木は、従来からのものだけです。指導標は全て点検しましたが異常はありませんでした。14時20分 夕焼小焼バス停に到着。32分のバスで高尾駅北口へ。何のトラブルもなく全員なごやかに解散、有志で直ちに反省する場所にかけこみました。(TSR/TI) 

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【緊急】 9/4の利用動態調査、中止します

2011-09-03 10:54:46 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

 明日予定しておりました9月分の利用動態調査ですが、台風12号の影響による荒天が予想されるため、中止といたします。

 せっかくお申込みいただいた皆様、申し訳ありません。

 なお、今回分を他の日程に振り替える予定はございません。(都レンジャー・福田)

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2011/08/20 自主巡回 裏高尾

2011-09-01 22:14:54 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者:サポートレンジャー6名、都レンジャー1名

コース:JR高尾駅北口~日影バス停~日影沢林道~森の図書館(昼食)
~いろはの森コース~ 高尾山頂VC~6号路~清滝駅前(解散)

コメント:ここしばらくは不順な天候であったが、今日は曇り空!なんとかスケジュールをこなせそうになった。
日影沢保護地域内コドラートで植生調査。初めて参加される方もあったので、日影沢入口で簡単に調査の概要を説明、調査地点に向かった。1ヶ月に1回の調査であるが毎回域内の様子は大きく変化していて今日は夏草が生い茂っている。しかも前日までの降水で一部のコドラートが土砂に埋もれていた。
やはり開花時期でない時の植物の同定は難しい。前回に比べて違っていると思われるが、こういう統計調査においては回数を重ねることによって正しい方向に収斂していくものなのでとにかく継続して調査する事が大切である。
森の図書館にて昼食をした後、いろはの森コースを経て山頂に向かった。お天気が思わしくなかったせいか登山者は少なかったが、さすがに山頂ではそれなりには登山者がいた。コース途上の開花植物の数は幾分増えてきたように思う。
 参加して頂いた皆様、長い時間有り難うございました。そしてお疲れ様でした。


調 査 中    キツネノカミソリ
                              (by Sak)

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