高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

2014年度 高尾山 情報 報告

2015-03-31 23:58:59 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2014年度 高尾山 情報 報告

★ 2014 巡視報告  ★ 2014 共同活動 ★ 2014 イベント報告  ★ 2014 お知らせ

★★ 2014年度 巡視報告(37) ★★

4月   2日 自主巡回 南高尾  13日 自主巡回 裏高尾 

5月   4日 自主巡回 山内  18日 自主巡回 裏高尾  24日 自主巡回 奥高尾

6月   4日 自主巡回 南高尾【標識確認】  14日 自主巡回 北高尾【第1回自主研修「八王子城秘話,よもやま話」】 

        22日 自主巡回 裏高尾

7月   7日 自主巡回 北高尾  12日 自主巡回 奥高尾  21日 自主巡回 裏高尾  26日 自主巡回 山内

8月   6日 自主巡回 山内  17日 自主巡回 裏高尾  23日 自主巡回 南高尾【峠道を辿る】 

       31日 自主巡回【第2回自主研修 さわって、匂いをかいで樹を知ろう!】 

9月   3日 自主巡回 山内【登山道や案内板等の点検と利用マナー普及 】  13日 自主巡回 南高尾 

       21日 自主巡回 裏高尾【第3回自主研修】 

10月   1日 自主巡回 北高尾  18日 自主巡回 裏高尾  25日 自主巡回 裏高尾~山内【高尾の滝と修行】

11月   3日自主巡回 山内【6号路の一方通行案内】  22日 自主巡回 山内 

12月   3日 自主巡回 南高尾【第4回自主研修「巡視中における簡単なロープ」】  

         21日 自主巡回 奥高尾~山内【テーマ:巡回の基本ルールに忠実に:
                                    高尾山とその周辺をもっと知ろう! 良さを伝えよう! まもる仲間を増やそう!】

2015

1月   7日 自主巡回 山内【薬王院初詣、シモバシラ観察マナー指導】  10日 自主巡回 奥高尾【景信山「水切溝」メンテナンス等清掃整備】

       18日 自主巡回 裏高尾【案内板などの清掃、植物観察、通常活動】   24日 自主巡回 奥高尾【冬の高尾を満喫しましょう】

2月   4日 自主巡回 北高尾  14日 自主巡回 南高尾【雪による障害枝、枯木などの処理】    21日 自主巡回 奥高尾【第5回自主研修】

        28日 自主巡回 山内【冬ならではの高尾からの眺望】

3月   4日 自主巡回 裏高尾【山歩きの基本マナーを確認する】   14日 自主巡回 北高尾【高尾山とその周辺をもっと知ろう!「八王子城」】

        28日 自主巡回 南高尾

 

★★ 2014年度 イベント報告(8) ★★

4月   27日 新会員歓迎登山 山内 

6月   21日 研修【安全登山】  28日 緑のボランティア養成講座 基礎講習  

9月   27日 交流会【奥多摩SR会/高尾SR会】  28日 研修【安全作業,地形.地質.植生】

10月   12日 講習【山の中での救急法】

2015

3月   7日 研修【巡視員研修】  15日 研修【自然観察会ーさがわの森および御霊谷林道】

 

★★ 2014年度 共同活動(18) ★★

4月   6日 共同活動マナー普及  16日 共同活動【景信山横断溝設置作業 第二弾】

5月   5日 共同活動【高尾山~小仏城山/6号路利用者カウント】 

6月   8日 共同活動【大雨後の巡視】  18日 共同活動

7月   6日 共同活動【小仏峠 木段付け替え作業】 17日 共同活動

8月   3日 共同活動【南高尾巡視と草刈り】

9月   10日 共同活動【3号路_歩道整備】  30日 共同活動【3号路_歩道整備】

10月   8日 共同活動  15日 共同活動 

11月   23日 共同活動

12月   7日 共同活動【シモバシラ観察の踏込防止ロープ柵の設置作業】  27日 共同活動【シモバシラ、マナー普及】

2015

1月   11日 共同活動【こも敷き】

2月   15日 共同活動【滝山自然公園巡視】  

3月   29日 共同活動【小仏川石積み補修】

 

★★ 2014年度 お知らせ(6) ★★

6月   2日 研修会「安全登山研修」開催

7月   5日 小仏峠の階段改善にご参加下さい。

10月   19日「高尾山マガジン」で紹介されました。

11月   23日 12月3日まで、琵琶滝側からガラガラ道の入口は通行止め   「東京都自然公園利用ルール(案)」への意見が募集。

2015

1月   1日 2015年もよろしくお願いします。

 

★★ 学べる気になる写真集 ★★

☆ 八王子城秘話,よもやま話   ☆ 研修 さわって、匂いをかいで樹を知ろう!   ☆ ツチグリ  ☆ 巡視中における簡単なロープ

☆ アオゲラ  2015/2   ☆ こも敷き 2015/1   ☆ シモバシラ観察の踏込防止ロープ柵の設置作業 2014/12

 

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2015年3月28日(土) 自主巡回 南高尾

2015-03-29 21:57:27 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2015年3月28日(土)自主巡回 南高尾

参加 5名(L:齋藤)

コース:高尾駅南口~三和団地分岐~四辻~草戸峠~榎窪山~三沢峠分岐~貴布神社~高尾山口(解散)


三和団地上の登山口で、巡視必携を参考に、準備運動・ミーティング。唐突なサブリーダー指名にも拘わらず、快諾してくれたS氏。終着の高尾山口まで責務を果たして下さった。
四辻まで急登だが、保全活動をしつつ、キブシ・アブラチャン・ヒサカキの花盛りを楽しむ。アオキの白の珍実!
稜線の南方に出て、眼下に高尾霊園、そして遠望。北方には高尾山稜、直登するケーブルカーの迫力。四辻からの登山客も、草戸峠では70人を超えていた。昼食をしながら、一丁平から高尾山・薬王院・十一丁目茶屋・城山の眺望。草戸山では初対面の人達と会話が弾む。
保全活動をしつつ三沢峠へ。四辻からイノシシの痕跡が酷い。県境とあって登山客も湖見学・墓参・マラソンなど多彩。コース情報や植生・サポレン等の質問が多いので対応。北方へ下山。榎窪川ではヒキガエル・スミレ・ヨゴレネコノメ等が協奏曲?中沢川・入沢川の
合流付近で、K氏に乞い、鎮守貴布祢神社を参拝。一気に高尾山口へ急行。出会った入山者約180名、振り返りを行い解散。

・保全活動
道際の障害枯損木、枯枝・葉の処理。管理標・案内板の汚染が目立ち、特に木柱の虫害・腐蝕が甚だしい。


・総括
26年度サポレン最終の自主活動。参加メンバーに感謝致したい。当コースは県境に面し、登山客も様々。また、変化に富んでおり尾根筋は植生の宝庫。高尾山群を一望できるのは言うまでもないが、角度を変えれば、眼前の景色に親しみ、見はるかす眺望に時を忘れさせてくれた。何故か、孤独を欲しいままにしての単独登山者も多かった。保全活動せずなら、大垂水峠へと足を向け、稲荷山コースに次ぐ8番目に県境コースと称したいくらいの魅力あるコース。下山時は、貴布祢神社を参拝して、活動中の安全を報告し無事終了。

・当日出会えた主な山野草
①ヨゴレネコノメ、②アズマイチゲ、③ニリンソウ、④カタクリ、ミミガタテンナンショウ、⑤ナガバノスミレサイシン、⑥シュンラン、⑦ユリワサビ他

 

(記録MS、写真提供及び編集 MK)

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2015/3/29 共同活動 小仏川石積み補修

2015-03-29 15:44:54 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者13名(うち都レンジャー2名)

小仏川遊歩道の石積み箇所の補修作業を今年も行いました。

付近では、ヤマエンゴサクやアズマイチゲ、キバナノアマナが開花し、地元の方が設置した柵によって守られています。

現地にある石や枯れ木を用いて道を明確にしたり、複線化した道を塞いだりすることで植生への踏み込みを最小限に

抑え、植物の回復を目指します。

午後は、日影沢でマナー普及活動を行いました。ハナネコノメはもう終わりかけですが、キクザキイチゲやニリンソウが

見頃で、観察や撮影の人も訪れています。観察会で来ていた団体の方々が植生に踏み込んでいたというお話もあり、

人の多い高尾ならではの問題点が感じられました。

皆さんに着用いただいている「盗掘防止」の腕章に関心を示された方もいました。盗掘も踏み込みも多くの目で監視を続ける

必要がある活動だと思います。今後とも皆さまのお力をお貸しいただきたいと思います。

活動に参加された皆さん、ありがとうございました。

来年度も引き続き宜しくお願い致します。                        

                                                       (都レンジャー 田邉)

 

 

**共同活動に女性の会員にも参加してほしいというご意見があり、呼びかけの文書を矢内さんが作成されましたので、こちらに掲載させていただきます**<事務局>

↓こちらの文書をクリックしてご覧ください。

 

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3月15日 自然観察会ーさがわの森および御霊谷林道

2015-03-25 00:34:22 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

実施日時:2015年 3月15日 9時~16時

実施場所:さがわの森および御霊谷林道 

講  師:株式会社エコロジーパス取締役 北澤 哲也氏(元東京都レンジャー)

参 加 者:TSR会員 16名 さがわの森管理人 2名 

研修の目的: 「生物多様性の保全のあり方と進め方について」として、企業やNPO・ボランティアが取り組む生物多様性保全活動の現状

を現地で学ぶ。

また、植物や昆虫を中心にその生態を知ることなどを通して、自然環境の保護・保全の大切さを理解する。

 

Ⅰ.講師紹介と講師挨拶および案内していただく、“さがわの森”を管理しておられるNPO法人の方の紹介。つづいて本日の研修目的と

  行程確認。今日は女性の参加者もおられるので、バイオトイレカーも出していただけることになった。

 

Ⅱ.9時45分御霊谷林道入り口出発、

 

     御霊谷林道入り口              スミレについて             バイオトイレカー

 動・植物の観察については

     ①    入口案内板上のナメクジの歯舌痕観察

     ②    アオキの生態および鳥との関わりについて

     ③    イノシシやテンなどの生痕

     ④    アオイスミレとタチツボスミレの見分け方について

     ⑤    アオキの葉にいた毛虫

     ⑥    ヤマアカガエルとアズマヒキガエルの卵およびオタマジャクシ

     ⑦    ヒナスミレ・セントウソウ・ニリンソウなどの開化植物の観察

   ⑧ カントウカンアオイの花

   ⑨ 主に高尾で見られるカシ類について

   ⑩ キジョランの葉についたアサギマダラの幼虫

   ⑪ オニシバリの花

   ⑫ ヒノキやスギを例に木の仕組みや性質について

   ⑬ スゲに見られるシカの食痕

   ⑭ タヌキのためふん

          

     アオイスミレとタチツボスミレ      アメリカシロヒトリ?       ヒナスミレ         ニリンソウ

          

   アズマヒキガエル(卵)   タヌキのためふん     ヨゴレネコノメ       トエイカブト        セントウソウ

            

   シカの食痕      カントウカンアオイ(花)      オニシバリ        アサギマダラの1齢幼虫     アサギマダラの2齢幼虫

 

Ⅲ.昼食後、「高尾百年の森」の管理方針・利活用・今後の取り組みについて管理されているNPO法人の方から説明を受けた。

  国立公園や国定公園などの自然をそのまま残す(現状維持)という管理とは違い民有地においては人と自然の共存を念頭に多くの生

   物種が共生できるように適度な管理を行う。そのため下草刈り・間伐・除伐などのいわゆる雑木林の手入れ、森林研修・小学生を対象

   とした体験教室を行っている。

 

        高尾百年の森について                           集合写真

  

 Ⅳ.最後にさがわ「高尾百年の森」の管理状況を見学のため山内をまわり、間伐・除伐・皆伐の様子と回復してきた植生などを見学した。

 

 Ⅴ.感  想

     日常私たちが行っている活動とは違った観点での管理のあり方を聞きとても興味のある観察会であった。

     実際には、自然環境保護保全・エコに対する取り組み・子供たちに対する環境教育などなど数多くの話を聞き今後の活動のために

      も大いに参考になった。

    最後にこのような機会をつくって頂いた都に対して感謝しています。

 

   

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2015年3月14日(土) 自主巡回 北高尾 (速報)

2015-03-17 23:12:46 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2015.3.14(土)自主巡回 北高尾

【高尾山とその周辺をもっと知ろう!「八王子城」


◆参加者: 8名(横山L)
◆コース: 高尾北口BS-八王子城址BS-八王子城址-富士見台-荒井BS-小仏遊歩道-高尾北口BS

◆内容: 八王子市の八王子城ガイダンス施設で予備知識を頭に入れた後、御主殿を見学して、急峻な「殿の道」を通り、山王台を経て、最短で、八王子神社前に出ました。本丸から詰の城、富士見台に向かいました。
昼食後、荒井バス停に向け下山。郷には、白梅・紅梅が満開。「梅まつり」で人・人・人の行列。バスも満員で乗れず、幸い、小仏川沿いの遊歩道を巡回。初春の植物を見ることができました。

小仏川遊歩道沿いに探索しながら、高尾駅まで大雨に遭うことなく無事解散。

道中、新発見が多くありました。そこで、『今日見た』もの、わたしはなんでしょうか?という副題をつけてみました。

3月9日 21時~ TBSテレビで放映された「私の街も戦場だった」の舞台になったJR湯の花(いのはな)トンネル近くの踏切、慰霊塔がありました。

アサギマダラの幼虫と野生サルの発見はSさんの動態視力の良さに感動!春の花もコスミレ、アズマイチゲ、アブラチャン、ダンコウバイ、キブシ・・・・。

(記録・撮影:MK)

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2015年3月7日(土) 巡視員研修会 (速報)

2015-03-08 22:15:51 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2015.3.7(土) 【2014年度巡視員研修】 後日詳細内容を追加掲載予定


◆参加者:9名(委員会主催、レンジャー2名含む)


◆場所:高尾森林ふれあい推進センター 高尾山口駅~高尾森林ふれあい推進センター~高尾駅
内容:レンジャーから、利用者指導や緊急時対応について、
ロールプレイやクイズ形式で、全員参加型研修となり意見交換も活発でした。ロールプレイでは両レンジャーと浅野さんのアドリブが迫真のもので、参加者魅入っていました。
皆様お疲れ様でした!

 

 

 

(記録・撮影:MK) (si)

 

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2015年3月4日(水) 自主巡回 裏高尾(速報)

2015-03-08 21:52:59 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2015.3.4(水)自主巡回 裏高尾

【山歩きの基本マナーを確認する】

◆参加者:8名(安部L)


◆コース:高尾駅北口~日影~(日影沢林道)~城山~一丁平~高尾山頂~(6号路)~清滝

内容:4月中旬並みの暖かい天気の中、日影沢などでは、排水溝に溜まった土砂を取り除き、途中の登山道の状況を確認しながら進みました。
リーダーからテーマに沿った話がありました。登山道では、登り客が優先。その理由は?①登って来る人よりも、降りてくる人のほうが視界が良いため、道を譲るなど・・・。


 

下山中、道を譲るときは、バックを山側に向けて!、早速実践しました。「登ってくる方がいます。山側に寄って!」

(記録・撮影:MK)

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2015年2月28日(土) 自主巡回 山内

2015-03-08 21:48:31 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2015.2.28(土)山内 【冬ならではの高尾からの眺望】

◆参加者:8名(正田L、体験入会1名)

◆コース 清滝駅~稲荷山コース~もみじ台(昼食)~1号路~かすみ台~金毘羅台~清滝駅(解散)  

◆内容:まさに「本日は晴天なり」、絶好の眺めが期待できるかもしれない。そのような気持ちで、まずは稲荷山めざして登り出した。そもそも当方にとって、他のメンバーと違い、久しぶりの高尾山なのである。花粉が気になる頃ではあるが、柔らかな光や風、春の気配を感じさせる樹々。日々、運動不足の当方の足取りも軽やかとなる巡回のスタートである。

まもなく稲荷山の東屋へ到着する。東屋の数え方は「字」などと、メンバー同士の会話が弾む中、眼下の八王子市街地はもちろん、見渡す限りの関東平野を望む。メンバーの持つ双眼鏡にて(肉眼では難しい中)、都心のビル群の中に東京スカイツリーを確認する。

5~6年前、当会の会報へ「高尾から見える東京」というタイトルにて寄稿したことがあった。この間、八王子駅前にはその街のランドマークとして再開発ビルが竣工した。そして、高尾山より高い、634メートルの東京スカイツリーも建った。高尾から望む山並みは、悠久の頃から変わらぬままであるのに、東京の街並みは刻々と変わり続けている。ということで、空気の澄んだこの季節、今回の巡回テーマについて、「冬ならではの高尾からの眺望」を設定したのである。

 次の眺望ポイントとして、もみじ台にて富士を眺めながら、昼食をとる。丹沢の山並みも素晴らしい。さらに、かすみ台、金毘羅台などにても、改めて首都圏の市街地を確認しつつ、また男坂では、温かな陽だまりに春の訪れを告げる花々を愛で、今日の巡回を終えた。(SR/記録HS、撮影MK)

 

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2015年2月21日(土) 自主巡回 奥高尾【第5回自主研修】

2015-03-08 19:45:35 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2015.2.21(土) 自主巡回 奥高尾 

第5回自主研修  『野生動物のフィールドサイン(痕跡)パート2(実践編)』】

9/21の第3回自主研修の講義に引き続き、三好レンジャーに講師をお願いし、実地研修した。


◆参加者:9名(川原田L、講師:三好R 、体験入会1名)) 天候:晴
◆コース:高尾駅北口~日影沢バス停~小下沢~景信山~小仏峠~小仏バス停~JR高尾駅(解散)

当日、JR高尾駅北口バス停付近に集合。8:45頃には全員が集まり、一本早いバスに乗った。日影バス停下車後、木下沢の入り口にあたる高速高架下の広場で、ミーティングを行った。本日にプログラム、コース、注意事項などとともに、参加者の体調確認を行った後に、三好レンジャーから、高尾でみられる野生動物の特徴など、資料(野生動物のフィールドサインに関する見分け方)に沿って、解説があった。野生動物が多様に生息する場所は、生態系が豊かな自然環境の指標になり、自主巡回の際、サインを見分け、調査の幅を拡げることを提案された。

ストレッチを行った後、木下沢林道を野営場跡地まで進んだ。途中、残雪があり、滑りやすい部分もあったが、軽アイゼンを装備するまでには至らなかった。けものみち(イノシシ?)など確認しながら進み、野営場跡地の広場で休憩。

野営場跡地からザリクボ沢沿いに日頃点検できない指導標や登山道状況など確認しながら巡回。残雪があるところもあり、注意しながら、急登した。途中、ケヤキの大木付近で休憩していたグループ方々から、SR会について聞かれ、説明を行った。北側斜面の尾根道も、雪が残っている部分が散見された。雪の残る木下沢分岐で休憩後、一気に景信山へ向かい、昼食をとった。

景信山から、小仏峠まで、ぬかるみあり、残雪、凍結など冬の多様な悪路を進んだ。途中、盗掘防止パトロールの腕章を見た人から、「盗掘」の意味を尋ねられた。最近の巡回では、赤地に白文字の腕章に気づいて、声をかけられ、パトロールの意義や目的、植物保護の大切さ、レンジャーやサポレン会の紹介にもつながっている。

小仏峠で休憩したが、陽だまりに「ヤマネコノメソウ」が群落で開花していた。野生動物に敬意を表し、小仏峠の狸の置物をバックに集合写真を撮影(していただいた)。

その後、小仏バス停まで下山。途中順調に巡回ができ、予定よりも早いバスにも乗れ、バス停で、振り返りのミーティングを行った。

(記録・写真:リーダMK

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