高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

2014/10/18 自主巡回 裏高尾

2014-10-28 10:11:34 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

 〔コース〕

日影~日影沢林道(コドラート調査)~森の図書館跡~いろはの森~4号路~神変山園地~1号路~金比羅台~金比羅旧道~JR高尾駅(解散)

 〔参加者〕 7名

 

ようやく秋めいてきましたが、紅葉はまだといった落ち着いた雰囲気でした。

日影沢林道では、サラシナショウマのブラシ状の白い花穂が目立ちます。

コドラートでの植生調査も、冬に向けて消えていく種の確認となっています。

春一番に花開くアオイスミレが、まだ大きめ夏葉を見せていましたが、霜降を迎える日まで春の準備に勤しむようです。(えらいね!)

小休止の後、いろはの森へ。

高尾をよく歩くメンバーも、登りでは殆ど通っていないという声もあり、利用者も少なく、倒れている樹木の看板を直し、拭き、小さなゴミを拾い進みます。

メナモミが目立ちます。

4号路に出ると、どっと利用者が増えて、いつもの雰囲気です。

タカオヒゴタイが人気です。

神変山園地で昼食休憩と午前中の植物をふり返りチェックを行いました。

秋の花は似ているものが多く、よく歩く人でも間違えやすいのですが、形態と合わせて生態も注意して覚えていきたいものです。

全般的に利用者のマナーも良く、山ガールの影響か装備も機能的な感じで、気持ちの良い巡回となりました。

参加者の皆さん、ありがとうございました。

 

SR H.N

コメント

「高尾山マガジン」で紹介されました。

2014-10-19 10:32:01 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

このたび、高尾山の自然情報や登山道情報を発信しているwebマガジン「高尾山マガジン」のインタビューコーナーで東京都レンジャーが取り上げられました。

サポートレンジャーとの共同活動についても一部、写真付きで紹介されていますので、興味のある方は是非ご覧ください!

http://mttakaomagazine.com/interview/vol09

(都レンジャー・ 田邉)

コメント

2014/10/15 共同活動

2014-10-15 16:09:48 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者8名(うち都レンジャー2名)

まずは、環境省26年度自然歩道関係功労者の表彰おめでとうございます。

みなさまの誠実で地道な活動が評価されて、レンジャー一同とても嬉しいです。

 

今日は、被害の無い事が事前にわかったので、台風19号通過後の点検は行わず、

もみじ台から一丁平にかけての、横断側溝の改良と清掃を行いました。

山頂付近の横断溝も清掃しました。ここが効いていれば、4号路に流れる雨水の量もぐっと減ります。

小雨の降る中、側溝に詰まった泥を掻き出しました。

雨水が流れる中の作業なので、水路の確認が容易で、効果的なメンテナンスができました。

改良型「植生保護パウチ」への交換も行いました。

最後のまとめ時には、「定期的な維持管理作業が大事」との感想がありました。

その通りだと思います。今後ともご協力よろしくお願いします。

参加いただいたみなさん、お疲れ様でした。(都レンジャー/甲把)

コメント

2014年10月12日 「山の中での救急法」 講習会

2014-10-13 21:29:29 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

   山の中での救急法」 講習会

日時 : 2014.10.12(日)  10:00~ 15:00

◆場所 : 東京都多摩環境事務所 2階 会議室

◆講師 : 日赤 東京都支援ボランティア  救急法指導員 伊藤氏  片桐氏

◆参加者 : 多摩環境事務所 1名  奥多摩SR会 19名  高尾SR会 17名   合計37名  

高尾SR、奥多摩SRの皆さんが日頃の活動の中で、救急法を必要とする場面に遭遇し たらどう対応したらよいのか?緊急時に慌てずに適切な対応が図れるよう、救急法のスキルアップ講習会が行われました。

 開会挨拶と講師紹介

◎講習概要:  講義 (10:05 ~12:00)  (途中休憩10分) 
 1.講義      
1)救急法の範囲     
  ・傷病者を速やかに救助し、正しい応急手当をして、これ以上悪化させず、医師に渡すまで     
   が救急法の範囲。     
2)救助者の守るべきこと     
 ・救助者自身の安全を確保する。(周囲の状況を観察し、二次事故防止に努める)     
  自分ができることは何かを認識しておく。     
 ・自身の体調管理に十分注意すること。 特に年齢と共に水分が少なくなるため、活動前に     
  は水分補給して置くこと。     
3)手当の基本     
 ・観察で大事なのは ”目配り、気配り、心配り。     
  傷病者の全身の観察、生命の兆候の観察(・意識はあるか? ・呼吸は? 脈は?     
   顔色や皮膚は? 手足を動かせる?)     
   ---参加者同士でお互いに顔を見合わせ実習する。    
 ・手当や搬送する時などは安静が大切。     
  不安を与える言動は避ける。(優しく安心させてあげること)    
  意識がある時は傷病者が一番楽な体位にさせてあげる。    

   講義は、最初に講師が話を進めたあと、小冊子「救急法の基礎知識」を使用し復習した。

           

  ストッキングで吊り       三角巾で吊り           止血法                        

講習概要:  実技(13:00 ~15:00)      (途中休憩10分) 
1) 三角巾を使っての包帯の巻き方     
 ・三角巾の折り方      
 ・腰紐の結び方       
 ・肘、 頭、 顔、 腕、 太もも、 足首(捻挫) への巻き方     
   傷口、痛みのある個所など常に怪我人への心配りをする。  

               

 

  足首(捻挫)を抑える

2) 1人で運ぶ     
 ・背負って運ぶ     
    背負う人の腰の上に相手をのせる。     
 ・介助者の腰横につけ一緒に歩く   

                  


3) 担架を想定した搬送法  
 ・ヒューマンチェーン     
 ・毛布     
 ・ステッキと介助者が来ているジャンパーなどを利用 

                              

                          今日の参加者 と 講師

 ★自分自身がその事故を起こさないよう、日頃から安全意識、目配り、気配り、心配りが大切である。

                         記録 by(SI)

 

 

 

 

コメント

2014/10/8 共同活動

2014-10-10 09:35:12 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者10名(内都レンジャー3名)

秋の風が吹く高尾山は、あとひと月弱で紅葉の繁忙期を迎えます。

つり橋を目当てに下山される方で渋滞する4号路の整備を行いました。

まずは、登山道の雨による浸食を防ぐために、横断溝を設置しました。

あまり意味をなしていない土居木階段を有効利用しての作成です。

そして、年配の方も小さな子供も安心して楽しんでもらえるように、

段差の大きな階段には、土嚢を設置して、段差を軽減しました。

こうした地道な活動により、利用者の皆さんが笑顔で無事帰られて、

また高尾山の自然を楽しみに来ようと思ってもらえると嬉しいですね。

参加された皆様、お疲れ様でした。

 

次回は、今日の続きを行う予定でしたが、多数の参加者により2日分の作業が1日で完了しましたので、

台風通過後の点検又は高尾山頂~一丁平間の横断溝の清掃に変更して実施する予定です。

(集合場所と時間は変更ありません)

みなさま奮ってご参加下さい。(都レンジャー/甲把)

 

コメント

2014年10月1日(水) 自主巡回 北高尾

2014-10-05 17:02:56 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

平成26年10月1日 (水)曇り

 

自主巡回 北高尾

 

コース:高尾駅ー霊園前ー城山城跡ー富士見台―駒木野ー高尾駅

 

参加者:4名

 

あいにくの曇り空 天候を気にしながらのスターとなった 山にはガスが垂れ込み小雨模様だが林間コースのおかげで雨の影響はあまりない しかし景色は霧の中 富士見台で昼食 駒木野に向かう。

 

杉の大木が登山道に倒れていたが通行に支障なし 駒木野/荒井分岐(123-020)標識でボルトの緩みを直す そこから30分下つた地点で大きい枯れ枝が折れてぶら下がっていた登山道にかかり危険と判断しロープを使い 皆で引っ張って引きずり降ろし処分 5分進むと今度はコナラの枯損木、その後5分ぐらいの間隔で4本の枯損/支障木があり 順次処分しながら進む 途中には大木が登山道に横倒しになった箇所が三か所ほどあり乗り越えたり下をくぐったりして降りてきました。


駒木野分岐点よりの道は少々荒れた箇所があり整備する必要がありそうです この山道は趣があり懐かしいやまみちを歩いてる気分で手ごろで良い登山道だと思いました。

 

のこぎり、スパナ、ロープ等小道具を各自持参頂き おかげ様で 作業も手際よく安全にすすめられました。




 参加者の皆さんありがとうございました。

 

 (SR/菅野)

写真MK

コメント

2014/09/30 共同活動 【3号路_歩道整備】

2014-10-04 13:24:43 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報
参加者(サポレン5名、都レンジャー2名)
 
今年も秋の繁忙期に6号路の登り一方通行化を行いますが、それにより4号路などに下山者が過度に集中しないよう3号路の利用も案内しています。
 
この日はその3号路の登山道整備を行いました。
9月10日にも同様の作業を行っていますが、更に万全を期すため追加の作業を行いました。
 
作業は前回同様、横断溝の設置と段差の高い階段部分の土のう積みです。
前回作業した区間を更に延長させて土のうを積んだほか、雨水を逃がす横断溝をよりこまめに設置するようにしました。
 
 
 

はじめに横断溝の設置を行いました。

この日の作業者はベテランぞろい。あっという間に設置作業は終わりました。

 

次に土のう積みです。

段差の高い階段は登山者にとって上り下りが大変なだけでなく、階段を嫌って脇を歩く人が多いとまわりの植生を傷めつけることになってしまいます。

土のうを積むことで階段を歩きやすくする作業を行いました。

 

この日は5つの横断溝と約40個の土のうを設置することができました。

ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。

 

次回は10月8日(水)に4号路にて同様の作業を行う予定です。

力仕事もありますが、そればかりではありませんのでお気軽にご参加ください。

よろしくお願いします。

 

(都レンジャー・三好)

 

コメント