高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

自主活動(モニタリング1000) 3月20日

2023-04-23 10:33:23 | ☆2022年度巡回報告

サポートレンジャー 13名が参加し、植物相調査と哺乳類調査の活動を行いました。
毎回植物相調査は、日影沢入口からキャンプ場の少し上までの区間で行っていますが、冬の間は調査を休止しているので3ヶ月ぶりの調査になります。前回の調査は晩秋で、主に目を凝らして草の実を見つける作業だったので、今回の花を見つけながらの調査は楽しく感じました。

哺乳類調査は仕掛けている調査用カメラの電池交換と記録されている画像の確認を行っています。

哺乳類調査の写真には、シカ、イノシシ、サル、タヌキ、テン、アライグマ、アナグマなど写っていましたが、現地で確認した写真が小さかったので、「イノシシの後ろ姿」と見たものは、なんと「カモシカの後ろ姿」でした。

 

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景信山登山道整備 3月11日

2023-03-13 08:41:02 | ☆2022年度巡回報告

レンジャー5名、サポートレンジャー 11名で景信山の登山道整備を行いました。
2019年の台風被害後にコロナウィルス禍が続いたため、この作業は自主活動としては2年半ぶりになります。

・景信山山頂付近の階段落差を木材と石を使って解消。

使用した木材は麓から背負って運び上げ、作業現場には石が無かったので、離れた場所で拾い集めた物を麻袋に入れ運び上げました、

・水切り溝設置、補修、洗掘防止のための土留め、躓き防止のための支障根の切削も行いました。

・指導標のボルトを締付け。

 

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共同活動 春植物観察マナー普及と施設整備 3月6日

2023-03-12 16:53:56 | ☆2022年度巡回報告

コロナも落ち着きを見せ花観察目的の利用者が激増されることが予想されるので、花の咲き始める前に、踏み込みや道外れ防止のための、整備や解説を行いました。

駒木野での踏み込み防止のための石並べ歩道整備は数年行ってきましたが、今回はレンジャー4名とサポートレンジャー 16名に、駒木野野草を守る会の4名も加わった大人数での作業だったので、なんと今までの3倍の距離に石を並べることができました。

場所によっては、河原から道までの落差がかなりあり、運び上げるのも大変な場所でしたが、チームワークのおかげで午前中だけで綺麗な道ができあがりました。

日影林道では、植物観察マナー看板の補修や設置をおこないました。

春の高尾には花咲き乱れ、たくさんの利用者が来られます。春の花々だけではなくそこにあるべき自然環境そのものがより一層守られていくといいなと思います

 

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共同活動 東海自然歩道整備 2月23日

2023-03-02 07:54:30 | ☆2022年度巡回報告

レンジャー3名とサポートレンジャー 10名が参加し、小仏城山手前付近で、東海自然歩道の整備を行いました。

この付近では、笹が道にかぶさってくることで本来の道が狭くなり、道ではなかった場所の植生が踏まれ、裸地化してしまっていました。(木枠右側が砂利を敷いてある本来の道。左側が裸地化した部分です。)

笹や土砂を取り除いて本来の道を歩きやすくするとともに、植生の復活を目指します。

作業後には、覆いかぶさっていた笹がなくなり、歩きやすくなりました。
裸地化した部分は人が入り込まないよう、ロープ柵と土嚢を設置。土嚢の中の土は、最初の作業で取り除いた笹と土砂です。

 

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自主活動(道具類点検) 2月16日

2023-03-02 07:44:16 | ☆2022年度巡回報告

サポートレンジャー 14名が参加し、道具類を点検し、本数確認のうえ、倉庫内の箱に整理しました。

レンジャーから依頼があった、植生保護プレートを数十枚作成し、道標や看板に追加で貼る表示もテプラで作成しました。こういう作業を行う活動も必要ですね。

新しく出来たプレートは、23日の活動で使用するとのことでした。

 

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景信山共同巡視 1月29日

2023-03-02 07:34:15 | ☆2022年度巡回報告

レンジャー3名とサポートレンジャー7名で、景信山の共同巡視を行いました。

寒波の影響で歩道の凍結、残雪等が危惧されましたが、思いのほか凍結箇所や残雪は少ない状況で、チェーンアイゼン等を使用せずとも巡視を行うことが出来ました。しかしながら、所々で凍結による滑りやすいポイントは見受けられたため、この時期は用心に越したことはないとも、改めて思い知らされました。

巡視がメインの活動ではありましたが、途中登山道の複線化の激しい箇所には粗朶積みを行うなど簡易的な歩道整備も行いました。

簡易的とは言え、一度作業を始めると夢中になり、気が付けばとても堅牢な保護柵?が出来上がりました。
また、3月11日(土)に予定している景信山歩道整備の下見も行い、候補地や当日の作業内容のイメージを掴むことも出来ました。

 

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シモバシラパトロールと登山道整備 1月11日

2023-01-29 10:31:33 | ☆2022年度巡回報告

レンジャー5名とサポートレンジャー 12名での共同活動。

シモバシラ(氷花)を観察するときのマナー啓発のための巡視がもともとの予定でしたが、シモバシラが融けて数が減ってしまったのと、サポートレンジャー 参加者が多かったので、作業を2つ行うことにしました。

現地までシモバシラ観察など行いながら歩きました。数は少ないですが、何カ所かシモバシラを観察できました。

(1)一丁平展望台周辺のこも敷

こも敷チームは10枚のこもを一丁平展望台付近のぬかるんだ歩道に敷きました。こも敷後は、近くのカヤを刈ってぬかるみに敷く作業も追加で行いました。

(2)一丁平辺地便所前の横断溝に詰まった土砂清掃

横断溝の土砂掻きチームは一見地味な仕事ですが、定期的に土砂を掻かないとトイレ内に土砂や雨水が流入してしまうので大切な仕事です。

掻いた土砂は土嚢に詰めて便所前に積みました。
みんなで踏み固めるのも楽しみます♪作業は楽しみながら行うのが一番ですね。

多くのメンバーが参加したのでどちらの作業も短時間で終わらせることができました。
暖かい晴天の中楽しく作業出来ました。

 

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登山道点検とダイヤモンド富士 12月24日

2022-12-30 17:38:18 | ☆2022年度巡回報告

年内活動の総締めで12月24日にサポートレンジャー 8名で、登山道点検とダイヤモンド富士を仰ぐ自主巡回を行いました。

活動コース: 高尾山口駅~大垂水~関東ふれあいの道~小仏城山~一丁平~もみじ台~山頂~富士道~薬王院~1号路~清滝。

関東ふれあいの道ではシモバシラパトロールとして、シモバシラ観察のマナーとサポートレンジャーのPRを行いましたが、多様な形態のシモバシラを多数確認できました。

指導標の点検。

植生回復中パウチの清掃。

ビジターセンターで一旦休憩と暖を取りましたが、1時間ほど、振り返りや意見交換ができ有意義なひとときでした。
ダイヤモンド富士の混雑状況など確認しましたが、落陽までトラブルもなく、マナーを守りながらの観察でした。

さらに運が良く、薬王院ではムササビの移動する姿や間近を滑空する姿を観察できました。初めて見る会員もおり、参加者も皆満足した活動でした。

 

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共同活動 シモバシラパトロール 12月18日

2022-12-30 17:05:57 | ☆2022年度巡回報告

レンジャー2名とサポートレンジャー 6名でシモバシラパトロール とロープ柵の補修を行いました。
例年、シモバシラ対策として設置しているロープ柵や注意喚起看板の補修を行っており、その1回目の活動です。

いつもの共同活動では、レンジャーが細かな作業内容まで決めて作業を進めて行くのですが、今回はロープ柵の補修・設置を行うということだけを決め、それぞれが現場を確認して、何をどの様に設置すると効果的なものになるかを、話し合って施工する形を取りました。

どのように設置することで、ロープ柵として効果的に設置できるのか?
また、ロープ柵を設置することで寄せられるクレームのような問い合わせを防止するには、どのような工夫が必要か?

正解のない作業でもあるので、自然公園をよりよいものにしていくためにはどうしていくのが良いのか、レンジャーとサポートレンジャー が一緒に知恵を絞って考え作業しましょうということでした。

班に分かれ、ロープ柵(もみじ台北まき道)の新設(目玉金属杭・長尺)および既設ロープ柵の補修、「植生回復中標識パウチ」の交換、新設を行いました。


昼食後は、高尾ビジターセンターのボランティルームで「植生回復中標識パウチ」の製作や、倉庫の備品の整理などを行いました。

大見晴らし展望台からの眺望。富士山は雲に隠れ、丹山山嶺は一夜で雪化粧、雲海の中に見え隠れでした。

 

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景信山〜小仏城山〜高尾山巡回 12月11日

2022-12-30 16:41:52 | ☆2022年度巡回報告

サポートレンジャー 5名で、JR高尾駅北口~(バス)小仏~景信山~小仏城山~一丁平~高尾山~一号路~清滝のコースで巡回を行いました。
途中で出会った方に、サポートレンジャー の盗掘防止パトロールについて説明。小仏峠では相模湖に降りるコースについて案内もしました。

施設等の点検をしながら巡回しましたが、小仏城山から一丁平、もみじ台に至る登山道横に設置している「植生保護」標識のパウチの劣化がひどく交換の必要があります。
また、景信山登山道の自然木適用の水切りおよそ30か所が落葉・土砂で埋まっているので、次の保全活動の際に対応したいと思いました。

景信山の茶屋に、話題のアニメ「鬼滅の刃」のイラスト看板がありました。鬼滅隊士の出身地マップがあり、「霜柱」の時透無一郎は景信山の出身となってます。

 

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