2018.8.19(日)自主巡回/裏高尾 【日影周辺のモニタリング1000対応の開花植物調査】
◆参加者:11名(Ⅼ:杉浦知子)
◆コース:⾼尾駅北⼝~(バス)〜⽇影〜⽇影沢キャ ンプ場〜⽇影バス停~高尾駅北口
◆天候:晴れ ◆気温:24℃
この日の活動は環境省モニタリングサイト1000に関わる 植⽣調査(第5回)。
しばらく続いた猛暑もここ二、三日は少し過ごしやすくなった。それでも熱中症に十分注意して
モニタリング1000の開花植物の調査を前回同様に4区画に分けて行う。
暑いもののサラシナショウマやアズマヤマアザミが蕾を付けはじめ秋の気配を感じる。
春の日影は愛らしい春植物が咲き華やかさがあるが、この時期はヌスビトハギ、フジカンゾウ、
オオヤマハコベなどや、ガンクビソウ、ノブキ、カラムシ、コアカソ、エノキグサなどこれが花?
と思うものが開花の時期を迎えている。今までこのような植物を気にしたことがなかったメンバーもいたが、
地味な植物を相手に花や蕾、実などを見つけ、声をかけあう作業が熱心に行われた。だいぶ過ごしやすい
とはいえ8月の暑さで、途中集中力が途切れそうになることもあり、予想以上に調査に時間がかかった。
また調査中に植物が切り取られている場所があった。このような痕跡を発見すると大変残念に思う。
多くの人がハイク途中に出会う花々を楽しみにしていると思うのですが、自分さえよければいいのでしょうか。
環境の変化や異常気象など、厳しい環境で生きている生物を次世代に残すためにも、マナーを是非守って
ほしいと切に願わずにはいられない。
また日影キャンプ場手前に、橋の工事の残土が積まれているのだが、以前に見られなかったものや
帰化植物などが生え、気になる場所。今後も注意して調査を続けていかなければと思う。
「蕾!花!実!」----ビンゴ~! の声が
記録:TS
写真:SI