高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

2018年8月19日 自主巡回/ 裏高尾 【モニ1000】

2018-08-21 17:18:56 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2018.8.19(日)自主巡回/裏高尾 【日影周辺のモニタリング1000対応の開花植物調査】

◆参加者:11名(Ⅼ:杉浦知子)   

◆コース:⾼尾駅北⼝~(バス)〜⽇影〜⽇影沢キャ ンプ場〜⽇影バス停~高尾駅北口   

◆天候:晴れ ◆気温:24℃ 

 この日の活動は環境省モニタリングサイト1000に関わる 植⽣調査(第5回)。 

しばらく続いた猛暑もここ二、三日は少し過ごしやすくなった。それでも熱中症に十分注意して

モニタリング1000の開花植物の調査を前回同様に4区画に分けて行う。  

暑いもののサラシナショウマやアズマヤマアザミが蕾を付けはじめ秋の気配を感じる。

春の日影は愛らしい春植物が咲き華やかさがあるが、この時期はヌスビトハギ、フジカンゾウ、

オオヤマハコベなどや、ガンクビソウ、ノブキ、カラムシ、コアカソ、エノキグサなどこれが花?

と思うものが開花の時期を迎えている。今までこのような植物を気にしたことがなかったメンバーもいたが、

地味な植物を相手に花や蕾、実などを見つけ、声をかけあう作業が熱心に行われた。だいぶ過ごしやすい

とはいえ8月の暑さで、途中集中力が途切れそうになることもあり、予想以上に調査に時間がかかった。

 

  また調査中に植物が切り取られている場所があった。このような痕跡を発見すると大変残念に思う。

多くの人がハイク途中に出会う花々を楽しみにしていると思うのですが、自分さえよければいいのでしょうか。

環境の変化や異常気象など、厳しい環境で生きている生物を次世代に残すためにも、マナーを是非守って

ほしいと切に願わずにはいられない。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

 

 

 

また日影キャンプ場手前に、橋の工事の残土が積まれているのだが、以前に見られなかったものや

帰化植物などが生え、気になる場所。今後も注意して調査を続けていかなければと思う。             

     」----ビンゴ~! の声が

                                                                記録:TS

                                                                写真:SI

 

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2018.8.1(水)自主巡回活動/山内 「29年度サポートレンジャー認定講座実地研修 高尾地区」 報告

2018-08-03 06:38:38 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2018.8.1(水)自主巡回活動/山内 「29年度サポートレンジャー認定講座実地研修 高尾地区」 報告

◆参加者:SR12名(伊藤L)、R 3名、講習生26名、都 3名 ◆天候:晴れ

◆コース:山頂VC10時集合~ミーティング~10:20VC発~3号路(木橋、水切溝 点検・清掃)~

12:00神変山(昼食) 12:40発~琵琶滝道(水切溝点検・清掃)~清滝駅前広場14:20~振返り~14:45(解散)

・今日のテーマは【クリーン・アクション】・8/11の「山の日」に備え、人気コースの木橋と水切溝の点検・清掃と

 コース全般でのゴミ拾い・

・サポレンのスタッフは30分まえの9:30に山頂に集合。もう汗びっしょり。今日も35℃を超える猛暑日になりそう。

ちらほら講習生の姿も見える。予めケーブル高尾駅から山頂までの手作りの略図をお渡したが、それも杞憂に終わったようだ。

・10時からVC裏で班分け、スタッフ紹介、コース説明、注意事項(特に、熱中症対策、安全作業等)について

情報共有を行い、予め準備した道具類を持ち10:20、1班から順番に3号路へ向かう。各班にはレンジャー、

都の事務局も各1人づつつき、万全の体制。

時々すれ違う利用者がちょっとビックリした様子だ。

 このコースには木橋が5ヶ所ある。30分位歩くと2番目の木橋が現れた。その手前の登山道の路肩(谷側)の

土留めが外れかかっているのがあり、注意して通行する。

 

確かここは1か月半前に自主活動で清掃したが、29日の台風12号の影響もあり、落葉や小枝が

所どころに溜まっていた。

 

清掃道具は全員に割当はないが、各人時々交代し手際よく忽ち木橋はきれいになる。

中には、落ちている枝を折って溝の掃除をしている人もいる。慣れたものです。

時々、利用者が通ると作業している人は片側に全員立って通り過ぎるのを待つ。

 但し、ここの木橋はかなり老朽化し始めており、こまめな点検・清掃が必要と思われる。

 

次の木橋へ行く前に、班のリーダーから「強制水分補給」の指令が班の最後列まで伝達される。

2班は4番目の木橋へ。

掃除して行くと、床面の釘の頭が浮き出ているのが所どころ見受けられる。石でたたいてみたが、

石が割れて役立たず。木ハンマーが良いのでは---の声もでた。

 

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12:00神変山で昼食。

午後は3班の1号路下山コースの予定を変更して、1,2班と同様に出来るだけ日陰の多い「琵琶滝道を」下りることとした。

琵琶滝道は通称「ガラガラ道」。いわゆる「水切溝」(洗掘を防ぐために登山道に斜めに設置された

角材や丸太材)も約10ヶ所ほどある。 

清掃のは先ずはスタッフがやってみせ、そのあと講習生に体験してもらった。

 水切溝に溜まった土砂を谷側に落すときは、下の安全を確認する。水切溝の登り側に溜まった土砂を取り除き、その土砂を下り側に集めると良い。降った雨水が谷側に流れおちるようにとのことです。

 

ガラガラ道から6号路にでる手前で、気合いの入った大きな声が聞こえてきた。

---琵琶滝で修行のようです。この暑さではさぞ気持ちがいいのでは--。

 14:20 全員清滝駅前到着。

道具の清掃、振返りを行い、記念の笑顔?の集合写真で今日の自主活動動(研修)を締めました(14:45)。

皆様大変お疲れさまでした。講習生の皆さん、また高尾でお会いしましょう~!

 いつもの所での有志の反省会、疲れがとれました!

 

                                                                  記録、写真:SI

 

 

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