高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

2016年度巡回リーダー研修会「リーダーの心構えと緊急時の対応」 報告

2016-12-21 23:19:13 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2016年度巡回リーダー研修会「リーダーの心構えと緊急時の対応」   報告

◆期日: 2016年12月18日(日)
◆集合場所:清滝駅
◆参加者:19名(伊藤L)(SR 16, R 3 ) の内リーダー候補者: 4名(28年度新会員)

◎研修の目的:SR会の根幹的な活動の一つである「自主巡回」の実施に際して、巡回の責任者として活動するため。

◎班編成と巡回コース
 3班に編成し、リーダー候補者が各班のリーダーを勤め、SRメンバーとレンジャ―が各班に付き、巡回をサポートした。
 高尾山頂までのコースは ①班:稲荷山コース ②班:6号路 ③班:1号路 とした。

◎ビジターセンター内での研修
  1.レンジャーによる「座学とロールプレイング」
  
  ・巡視活動の留意点 ・最近の高尾山  ・利用者指導件数  ・傷病者対応の心得と事例報告    ・サポートレンジャー山岳事故等緊急時の対応
  ・利用者対応(登山道逸脱、案内、傷病者対応)について、参加者全員がロールプレイで研修。

  2.講話「高尾山における登山道事故の特徴と対応について」( 警視庁高尾警察署救助隊)
   ・2020年に向けて利用者の多国籍化と増大への対応、山の案内形式等検討中 
     --国際テロ、ゲリラの抑止のため、巡回中に不審な情報があったら110番へ。

   ・高尾山系での平成27年遭難者数データーから見えること-----89件中約半数が転倒、滑落であった。
    
    詳しくは「高尾警察署 登山情報」をご覧ください。               http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/9/takao/tozan/tozan.htm

 

 

     6号路/5号路 分岐近く--- 11月のあの混雑は何処へ! 

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◎ビジターセンター内での座学、講話のあとセンター前にでると
   「高尾山山内事故情報」の大きな看板が目に入った。


      60代、70代の転倒、転落が多い。
     ☆チェックポイント
   ・体力/気力は残っているか?  ・足元の装備は整っているか? ・時間的余裕があるか?   ・飲酒はしていませんか?     
                      お互いに気をつけましょう!

◎下山後「清滝駅前」で、各班毎に今日の振返りを行い解散しました。(16:10)
  

   各班の報告の詳細は
    HPの【会員専用】★2016年度活動報告書 へどうぞ!
      https://takaosr2015.jimdo.com/


     参加された皆様お疲れさまでした。 
                                        記録:伊藤
                                           写真:川原田、伊藤

 

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2016.12.10(土)自主巡回/山内【初心者、年配者に思いやりの歩道整備】

2016-12-14 22:35:37 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2016.12.10(土)自主巡回/山内【初心者、年配者に思いやりの歩道整備】

◆参加者:7名(石川L)  ◆天候:晴れ
◆コース:清滝駅前~6号路~大山橋(昼食)~ 6号路~ 清滝駅前(解散)   

      
◎6号路起点から大山橋間の歩道整備
  ・琶滝上から最初の木橋の間で、木の根道を埋戻し、歩道として完全修復し、木橋の堆積土砂の除去、清掃を行った。

     ・木橋~大山橋間で、木の根が飛び出している場所に被土し歩行者の安全を図った。 


    ・この間の全ての水切溝のメインテナンスを行う。

山腹よりの湧水部は水切溝を新設し、 歩道が水路にならないよう配慮した。(帰路に水が谷側に流れているのが確認できた)  

     

 

 

 

清滝駅で解散後、久しぶりに「高尾599ミュージアム」に立ち寄る(4名)。  今年、高尾で見た、ミヤマカラスアゲハ、アサギマダラにしばし魅入る。                                                         

                            記録: リーダー報告書より   写真:川原田、細田、伊藤                                                                              

 

                                                  

 

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2016.11.26(土)自主巡回/山内 [晩秋を見つけよう!「三角巾で応急手当の実習」]

2016-12-01 21:02:20 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

2016.11.26(土)自主巡回/山内 [晩秋を見つけよう!「三角巾で応急手当の実習」]

◆参加者:4名(須永L) ◆天候:曇り時々晴れ
◆コース:清滝駅前~6号路~稲荷山~5号路~山頂VC(実習)、案内(2カ所)~
      冨士道~琵琶滝道~清滝駅前(解散)

   2日まえの24日に、東京で54年ぶりの降雪があり、清滝駅前も所々で雪が残っている。
 1号路の上り口のおそうじ小僧の近くで「サクラ」が見える!「10月桜」か?
 ミーテイング前に、中年のご夫婦と我々のつけた『盗掘防止パトロー中』の腕章のことから、話が進み、「来年、サポレン養成講習の募集があったら是非受講したい」とのことで
 連絡先まで教えて頂きました。吉報をお伝えできたらハッピーです。

  ミーテイング後6号路を行くと、琵琶滝の案内板に「上級者コース 悪路急坂滑る注意!」の 英語併記がされていた。

  6号路の木道の上は残雪があり、滑りやすそう。利用者に出来るだけ山側を歩くようお願いする。
 このまま放置しておけず、皆で交代で除雪を始める。「ゼブラ方式(20㎝間隔で溝を入れる」案 もでたが、中途半端になるため、全部取ることにした。大山橋では「ベンチ」上の除雪も---!

 

 「飛び石」の地点から稲荷山コースに入る。いや~、ぬかるんでます。
 降雪もあり普段よりもまして跳ねあがってます。「上で滑った!」という下山中の利用者もいた。
 今年も「こもしき」の対策が必要のようですが、抜本的な何か良い対策が欲しい--。

  山頂付近にでると青空が見え隠れ。 紅葉、青空、雪だるま!
 ムラサキ色の花の前で、インドネシアの20代の女性2人から花の名を問われる。
 片言の英語(単語)と手まねで説明すると「リンドウ」が分かっていただいたようで、
 「ハナ スキデスカ~?」 と声が返ってきた。

 

山頂下4号路下山口は人、人----。やはり人気の高尾山! 積雪は15㎝位あったようです。

 


 午後からビジターセンターで、救急法の経験豊かなリーダーが「三角巾を使った応急手当」の 実習を行う。 

 

  13:00から約80分間、4号路下山口と6号路下山口で2組に分かれ、利用者のコース案内を行う。
 4号路下山口の階段は雪が残り、「滑りやすい注意!」の表示があるが滑っている男性がいた。 
 聞けば「階段の木製の踏面に積った雪で滑った」とのこと。
  除雪する手に力が入る。きれいになりました!

 清滝駅の稲荷山コース前で振返りをしていると、酸素マスクをして担架に乗った女性が、
 ケーブルカーから運ばれてくるのが見えた。


 
 清滝駅近くのお店で”反省会”をして出てくると、陽は落ち、冷え込んできてます。
 それでもまだまだ人の流れは途切れていませんでした。 皆様一日お疲れさまでした。

                                         記録:SI

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