高尾サポートレンジャー会

このブログでは高尾山で活動するボランティア「高尾サポートレンジャー会」の活動についてご紹介します。

2008年度 高尾山 情報 報告

2009-03-31 00:00:35 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

★ 2008 巡視報告 ★ 2008 イベント報告 ★ 2008 高尾山自然情報 ★ 2008 お知らせ

★★ 2008年度 巡視報告(38) ★★

4月 6日 共同巡回(山内) 9日 共同巡回・作業日(山内緊急点検) 12日 自主巡回 裏高尾 16日 共同巡回(北高尾) 26日自主巡回 北高尾・相模湖

5月 18日 自主巡回 奥高尾 24日 自主巡回 高尾山内

6月 1日 共同巡回 南高尾 4日 自主巡回 裏高尾 6日 共同巡回(山内) 11日 共同巡回(作業日・山内) 14日 自主巡回 北高尾 18日 共同巡回(裏高尾) 28日 自主巡回 南高尾

7月 2日 自主巡回 奥高尾 12日 自主巡回 裏高尾 19日 自主巡回 北高尾 26日 自主巡回 高尾山内

8月 9日 自主巡回 高尾山内

9月 21日 自主巡回 奥高尾・高尾山内  27日 自主巡回 奥高尾

10月 1日 自主巡回 高尾山内 13日 共同巡回 高尾山内 19日 自主巡回 高尾山内

11月 8日 自主巡回 高尾山内 16日 自主巡回 高尾山内 22日 自主巡回 高尾山内

12月 3日 自主巡回 裏高尾 13日 奥多摩・高尾SR会・交流会 23日 自主巡回 忘年登山

2009 

1月 24日 自主巡回 南高尾

2月 4日 自主巡回 奥高尾 15日 巡視員研修 18日 共同巡回 22日 自主巡回 地図読み研修 28日 共同巡回

3月 7日 自主巡回 自然観察会 18日 共同巡回

 

★★ 2008 年度イベント報告(13) ★★

5月 9日 ゴールデンウイーク、無事終わりました… 11日 利用動態調査(休日) 17日 水環境調査 25日 高尾ビジターセンター・一日案内所

7月 13日 利用動態調査 21日 共同作業(陣場山頂階段補修)

9月 7日 利用動態調査(休日)+北高尾緊急巡回

10月 4日 陣馬山補修隊の活動報告

11月 29日 ★11/29 スキルアップ研修「山の中での救急法」講習会

2009 

1月 18日 巡視員研修

2月 11日 共同作業

3月 21日 第4回奥多摩SR会との交流会 28日 中原さん送別会INつくば

 

★★ 2008年度 高尾山自然情報(2) ★★

8月 26日 孵化しました

9月 9日 現在の登山道状況

 

★★ 2008年度 お知らせ(20) ★★

4月 8日 【緊急】明日(9日)の作業日について【変更】 18日 新入会員歓迎会 開催のお知らせ 27日 【誰かな?】ビジターセンターに忘れ物 27日 【誰か来て!】駅前ブース、人手が足りません…

5月 9日 景信山~底沢の道、調べてきました 23日 【緊急】またしても人手不足でSOSです!

6月 13日 水道工事のお知らせ 17日 【7月21日共同作業】陣場山山頂の階段補修

7月 19日 21日の共同作業にご参加くださる皆様へ

9月 28日 【神奈川レンジャー】陣馬補修隊のお知らせ

10月 2日 陣馬補修隊の追記 2日 陣馬山補修隊 追記その2 17日 6号路の利用再開と、予定変更のお知らせ

11月 10日 ★スキルアップ講習「山の中の救急法」開講のご案内★締切延長しました★ 11日 【お気軽に】一日案内所とか、利用動態調査のことなど 11日 【予定変更】11月12日共同巡回について

12月 16日 緊急連絡先カード配布開始のお知らせ 30日 <>

2009 

1月 30日 研修会「自然観察会」開催のお知らせ

3月 21日 中原さん送別会のお知らせ

 

 

★★ 学べる気になる写真集 ★★

日本トカゲ孵化 陣場山山頂の階段補修 アサギマダラにマーク 県立陣馬相模湖自然公園 かながわ景勝50選 コゴメ・マルバ・ミツバウツギについて読もう タゴガエル ヤマアカガエル卵  稲荷山から小仏城山・雪山    

 

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2009/3/28 中原さん送別会INつくば

2009-03-28 20:00:00 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者:サポートレンジャー9名
コース:秋葉原~つくば~つくば神社前~白雲橋コース(途中昼食)~女体山~男体山~山頂ケーブル駅~宮前駅~つくば神社前~つくば(お茶会)~秋葉原

 早朝8時つくばエキスプレス秋葉原駅に集合。アレ!一人多い。途中浅草橋駅でサポレンのメンバーがいる。出勤途中でのバッティングかと思いきや飛び入り参加(本人は前もってブログのコメントに入れておいたとか!さらに北千住からの一人を加えて9名での出発となった。
 はじめて乗るつくばエキスプレスであったがわずか45分で、もうつくばに到着。なんと便利なことOK(運賃がもう少し安いといいんだけど)。ここからはシャトルバスに乗って筑波山へ。バス停に向かうともう中原さんが待っていてくれた。今日はお客さんが多くバスはぎゅうぎゅう詰めで出発!増発するわけでもなく愛想も良くない。う~ん田舎?
 ともあれ、つくば神社前について登山開始!以前登ったときの経験から結構花が咲いていると思ったが、ほとんど見られない。高尾に比べて少し北にあるだけなのにこうも違うのかとビックリ!途中、中原さんの解説を聞きながら楽しい山行。弁慶茶屋から上は巨岩・奇岩があり結構面白いが標高や傾斜が厳しく意外にてこづった。したがって、登山道の途中での昼食と相成った。中原さんが用意してくれたイチゴのデザート付きのとっても美味しい昼食となった。快晴とはいかなかったが、山頂から見る筑波平野は筑波山が平野に立ち上がった独立峰であることを実感させるほど雄大な眺めであった。時間が無くて事前研究路はカットして下山。つくばの喫茶店にてお茶をしながら思い出話に花が咲いた。しかし、何で高尾の自殺の話しが中心になったんでしょう???
 ともあれ、あっというまに時間が過ぎ、名残惜しいけど次回は高尾で再開を約束して中原さんとはお別れ(;_;)とにかく中原さんが元気そうで、なんだかこちらまで元気になったよう。色々とお世話頂き有り難うございました。また、よろしくお願いします。
 参加して頂いた会員の皆様お疲れ様でした。(SR/SAK)

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2009/3/21 第4回奥多摩SR会との交流会

2009-03-21 20:00:00 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者:32名(高尾SR会11名、奥多摩SR会19名、都レンジャー2名)
コース:清滝駅~1号路~4号路~5号路~もみじ台~一丁平(昼食)~八王子管理道~日影沢林道~日影~蛇滝口~梅郷~高尾駅北口(解散)

 本日の自主巡回は第4回(高尾地区では2回目の開催)奥多摩SR会との交流会を実施し、奥多摩SR会会員との共同巡回となりました。
 前日の雨もあがり、快晴の春の陽光のもと清滝駅前で朝のミーティングを終え、3班に別れて時間差をつけて巡回に出発しました。
 暖かな春の日差しに、訪れた登山客の数も多く家族連れも目立っていました。(奥多摩SR会の方たちはミシュラン効果によりもっと多くの人出を想像していたようです)
 1号路ふる布流滝の湿った岩の中から盛んにタゴガエルの「グッグッグッ」という鳴き声が聞こえ、声高にしゃべりながら登ってきた小学生たちも、しばらく声をひそめ、静かに聞き入っていました。タゴガエルも恋の季節となったのか、あちこちの岩の中から盛んに鳴声が聞こえていました。
 4号路のつり橋では、中央部に谷底から伸びて来ているフサザクラの満開の花が、丁度目の高さにあり、つり橋を渡り終えたところにあるキブシの黄色い花と共に行き交う登山客の目を楽しませていました。
 一丁平で昼食の後、福田レンジャーから「昨年11月15日の利用動態調査でカウントした12時~13時の山頂滞留が2500人だったこと、11月23日に一日7万4千人の過去最高の人出を記録したこと」など、具体的に高尾の現況と問題点をお話いただきました。
 記念撮影を行い、高尾の草花の宝庫、日影沢へと進みました。
 日影沢は春を待ちわびた草花、アオイスミレ、ナガバノスミレサイシン、ヒナスミレ、ニリンソウ、アズマイチゲ、キクザキイチゲ、コチャルメルソウ、ヤマルリソウ、セントウソウ、ハナネコノメ、ネコノメソウ、ヨゴレネコノメ、ユリワサビ、カントウミヤマカタバミ、等々が顔をのぞかせ歩くのが楽しくなりましたが、一方では、美しく可憐な草花を写真撮影するために踏み込む登山客がつけた踏み跡がだんだん広くなってきたように感じられ、今後我々が取りくまなければならない大きな問題の一つであると実感しました。
 日影からは小仏川に沿って蛇滝口、梅郷へと進み、ここでも色々な草花を見つけました。
 私個人的には、流れに沿って咲くアブラチャンの黄色い花も印象的でしたが、足元に群生して咲いていたヤマエンゴサクの青紫色の花が強く目に焼きつきました。
 梅郷公園で閉会のミーティングを行い、多くの会員から、両SR会の活動するフィールドが違う分、活動内容も違ってくるが、自然保護という目的は同じであるから、この交流会を通してお互いの現実的な活動を理解することは大切であるという意見が寄せられました。
 参加された会員の親睦はもちろんのこと、お互いの活動に対する理解も深まった交流会であったと思います。
 参加者の皆さんお疲れ様でした。各班のリーダーを引き受けていただいた、佐藤和子さん、鈴木裕子さん、杉浦知子さんありがとうございました。(SR会/TF)

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中原さん送別会のお知らせ

2009-03-21 08:43:58 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

昨年末に退職された中原レンジャーの送別会が延び延びになっておりましたが、現在の中原さんのフィールドである筑波山へお邪魔して、一緒に歩く会を計画いたしました。いつもの巡視とは違った山歩きを通して、中原さんの昆虫解説などを聞かせていただけたらと期待しておりますので、ぜひご参加ください。

日時:3月28日 8:50
集合:つくばエキスプレス「つくば駅」改札前
    (秋葉原8:00発のつくばエキスプレス快速に乗車してください)
参加申込:通常の巡回と同様にウェブリーグで受け付けます。ただし、今回は前日(27日)の夕方5時まで受付をいたします。

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2009/3/18 共同巡回

2009-03-19 14:14:56 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

コース:高尾駅→陣馬高原下バス停~底沢峠~堂所山~関場峠~小下沢林道~日影バス停→高尾駅
参加者:3名+都レンジャー1名

 まさに春といった陽気の中でのスタート。陣馬高原下バス停よりオキナツル(翁鶴なのでしょうか?)沢沿いを歩いていると、黒っぽい小さな鳥が何かくわえていました。食べ物である虫かな?と思ってよく見ると、コケでした。鳥の正体は、ミソサザイ。日本で3番目に小さい野鳥です。一年中高尾山周辺にいる留鳥である彼らは、オオルリなどの夏鳥よりも一足お先に巣作りを開始した模様です。

 このあとも、あちらこちらの沢沿いで、ミソサザイの囀りが聞かれました。体の大きさとは正反対の大声で、長く複雑に囀ります。高尾山周辺では、5月上旬頃まで囀りが聞かれるので沢沿いで何羽鳴いているか調べてみても面白いですね。
 
 小下沢林道は、野草観察にとても適したルートです。但し、あくまで林道ですので、伐採後の木が山側に立てかけてあったり、落石が多そうな場所があったりするので、下ばかり見て歩くのは禁物です。(巡視なので上下を確認するのは当たり前ですが。)とは言え、参加者の皆さんは野草図鑑を各自で持参し、じっくりと野草を観察しながら同定していました。22日の一日案内所に参加予定の方もいたので、情報提供の貴重なデータとなりそうですね。

 残念だったのは、写真撮影のためと思われる林道外への踏み込み跡があった事です。ニリンソウやヤマルリソウ、スミレの仲間が見事に咲いている場所では、必ずと言って良いほど足跡型に土壌が崩されていました。このような状態が続くと、林道際の野草がいつかは消えてなくなり、将来は遥か遠くの野草を双眼鏡で観察することになってしまうかも知れません。

 小下沢林道は、「登山道を外れて歩かない」など9つの高尾山の利用ルールが適用される国定公園の範囲外です。しかし、都立自然公園内を適正に利用していただくという観点からも、この地域での節度ある写真撮影を心掛けていただけるよう、お願いを続けていきたいと思います。参加していただいた皆さん、お疲れ様でした。
(都レンジャー/甲把)

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2009/3/7 自主巡回 自然観察会

2009-03-07 20:00:00 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

参加者:17名(高尾SR会15名、都レンジャー2名)
講 師:前東京都自然保護員 北澤 哲弥氏
コース:清滝駅~1号路~4号路~5号路~もみじ台(昼食)~鳥の道~八王子管理道~日影沢林道~日影~高尾駅北口(解散)

本日の自主巡回は、昨年3月末にて東京都レンジャーを退任した北澤さんを講師にお迎えして自然観察会を開催しました。前日の雨もあがり薄日のさす絶好の観察日となり、参加した会員15名は久しぶりに北澤教授(?)の講義を聞くことが出来ました。
1号路では杉などの裸子植物と被子植物のせめぎ合いについて、葉っぱを使ってのカヤとイヌガヤ、モミの見分け方、アラカシ、アカガシ、ウラジロガシ、ツクバネガシの見分け方など、花の少ないこの季節、木を中心にした解説がありました。
途中の城見台にダンコウバイの黄色い花が咲いていましたが、よく似た花、例えばアブラチャンの花など、との見分け方は、「①木肌、②花のつき方、③それでも確認できないときは、落ちている葉っぱで確認してください」とのことでした。
参加した会員の熱心な質問に、一つ一つ丁寧にお答えをいただきましたので時間がどんどん経過し、一丁平での昼食予定をもみじ台に変更せざるを得なくなりました。
午後から向かった日影沢では、アオイスミレ、キクザキイチゲ、ニリンソウ、コチャルメルソウ、ハナネコノメ、ヤマネコノメソウ、ユリワサビ、など小さい春をいっぱい見つけ、とても有意義な一日を過ごすことが出来ました。
北澤さんありがとうございました。(SR/TF)

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2009/02/28共同巡回

2009-03-04 13:03:30 | 2006~2018年度リンク 高尾山 活動&情報

コース:清滝駅→ケーブルで高尾山駅~1号路~4号路~3号路~6号路

参加者:SR2名、東京都レンジャー1名

 巡回の前日17日の高尾山は、朝から雪が降り山頂で5cmの積雪がありました。
そこで急遽予定を南高尾から高尾山内に変更して、降雪後の安全確認を中心に巡回を実施しました。

 1月9日の雪(山頂積雪10cm)に比べると今回は量が少なく、前回はしばらく歩けなかった四天王門下もすでに歩行可能で、影響はないかも知れないなと感じながら奥の院に到達しました。

 奥の院を過ぎると床が木製デッキとなっていますが、そこに積もった雪が融け始めてシャーベット状になり、非常にすべりやすくなっていました。急ぎビジターセンターから角スコップを持ってきての雪かきです。私はスコップだけで良いと判断しましたが、竹箒を用意してくれた参加者がおり、スコップではかききれない雪の除去やテーブル・ベンチの雪払いなどで大活躍していました。

 その他除雪が必要だったのは、4号路と3号路の木橋上でした。橋以外の地面の雪は概ね融けていたので、上部に木など雪を遮るものがなく、風の通りが良い橋の雪が融け難い事を実感しました。

 特にひどかったのがみやま橋(つり橋)で、融けかけた雪が3cmほど全面に積もっていました。何故これほど雪が留まってしまったのか調べてみると、橋の底板と手すりの間に25mmの隙間があるのですが、そこが全て落ち葉で塞がり、融けた雪が橋の外に落ちない状態になっていました。せっかく雨などが溜まらない構造になっていたにもかかわらず、メンテナンス不足で雪が溜まってしまった事が判明し、大いに反省しました。

 雪はほぼ融けていましたが、凍結した場合すべりやすい状態が続くため、4号路と6号路の出入り口に、「凍結し、すべりやすいので、足元に注意して下さい」の看板を設置しました。(3月2日、完全に雪が融けた事を確認し、看板は撤去しました。)

 雪かき以外では、なかなか手をつけられずにいた、1号路山頂直下の横断溝の泥上げを行いました。山頂に砂を敷設したおかげでぬかるむ事はなくなりましたが、雨の度に少しずつ砂が横断溝に流れ込むので、時々泥上げをする必要があります。今回は砂で溝が埋まり、雪融け水が横断溝を超えてスロープに達していたので、凍結の危険を回避するために泥上げを行いました。

 振り返ってみると、まるで共同作業のような内容でしたが、降雪という想定外の事態にも臨機応変に対応できたと思います。参加していただいた皆さん、お疲れ様でした。
 ※ この原稿を書いている3月4日も、前日に雪(山頂の積雪12cm)が降りました。
4号路はまだ雪が残っており、凍結の恐れがあるので、しばらくは軽アイゼンが必要そうです。

(東京都レンジャー/甲把)

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