たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

施設はぜーんぶ残して欲しいけど、、、

2016-01-22 22:43:07 | 高砂の施設

 1月22日(金)、通常通り出勤後早々に議会へ。議会では『高砂市民病院改革プラン(案)』について熟読後、いくつかの雑務を済ませ、夕刻5時近くから市民病院職員の方に約1時間、改革プラン(案)について説明を受けました。

 この改革プラン(案)の中で目指すのは、高砂市民病院の持続可能な経営ですが、今病院経営においては全国の地方都市で医師不足状態が問題になっており、そのことがに売上を低減させ経営を圧迫しています。

 高砂市は明石市、加古川市、播磨町、稲美町の5自治体で医療圏を構成しているらしく、その中で市民、国民にバランスよく各分野の医療サービスを提供することを目指している様ですが、そうはいっても医師の確保は各病院(自治体)に任されており、競合状態になっています。

 病院経営が赤字になると、その補てんは税金が充てられることになるのですが、その額は毎年数億円に上っています。高砂市の周辺上場を見ると加古川市にはもうすぐ強大な中央病院が開院するし、姫路にも確か同様に大規模病院が計画されています。

医師不足に拍車をかける様なこの動きで高砂市民病院が如何に持続可能な経営を営むか、何処までの税金を投入して市民病院を存続させ続けるか?

人口減少で税収入が減ることも覚悟しないといけない懐具合の中で、いつまで、どこまで、税金の投入が許されるのか?頭では病院は必要と分かっていても、実際に限られた財政枠の中で病院にばかり税金を投入し続けることの是非が更に厳しく問われる時期がくる様に思います。

高砂市民病院は残してほしいし、公民館も、小学校もぜーんぶ残して欲しい。そのことが難しい時代が来るように思えてなりませんが、とり越し苦労であって欲しいと願います。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする