たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

新潟の生涯教育施設視察

2013-05-24 07:40:28 | 視察報告

新潟での一日、宿泊する施設のサービスで驚いたのが、ウオーキングシューズの無料レンタル。早速借りて、ホテル前の河川敷を散歩しました。

     

  ①散歩道と②新潟の名所、信濃川に架かる萬代橋

 その後、12時に【都市基盤整備対策特別委員会】委員である他の議員団(生嶋氏、砂川氏、福元氏、木谷氏、藤森氏、大塚氏)及び行政当局(圓尾教育長、大西教育部長、宮下事務局)と合流し、いよいよ視察先である新潟市生涯学習センター・新潟国際友好会館(中央公民館も兼ねる)「クロスパルにいがた」を訪問させて頂きました。

    

 ①外観         ②軽音楽室(ドラムは設置されている)   ③近くに中央図書館がありこちらは小ぶり。

 ”生涯教育”という言葉はいつの間にか私達の生活に入りこんでいますが、子どもの頃にはそれ程、使われていなかった言葉、概念である様に思います。その意味自体は、「一生涯にわたって勉強(教育されること)し、豊かな人生をおくろう」ということの様ですが、これがいつの間にか、公共施設として存在する様になってきています。

 今回訪問した新潟市の施設は、平成17年に開館、複合施設として、廃校した小学校跡地に建設(延床面積約7600㎡)。

 ここには、生涯学習施設として、図書館、音楽室、美術工作室、軽運動室、交流ホール、調理実習室、和室、保育室、会議室、パソコン研修室(自由に使える様です)、そして個人学習室(52席)等があります。

 稼働率は60%台、年間514千人が利用(新潟の人口は81万人)するとのことで、中々人気のある施設の様です。建設コストは約29億円、ランニングコストは約1億円(但し、公務員の人件費・減価償却費は含まず)。

 今回の訪問の趣旨は、現在曽根天満宮敷地に賃料年間19百万円を払って運営している図書館や高齢者大学のある場所にこういった施設を建設するか否かを検討するにあたっての知見アップ。

あったら嬉しい、綺麗で何でも揃っている公共施設、見れば欲しくなるのが人情、さて高砂市も「造りますか?」

同じ新潟市が今、公共施設の集約を課題としているという資料(「新潟市アセットマネジメント」)もネットでは掲載されています。

未来に向かって何を残し、何を集約するのか、まさに「選択と集中」が必要です。

 

 

 

 


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