旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

春爛漫・・・旅に出たくなる季節

2008-03-27 21:01:20 | 

 

 東京の桜は今日満開を迎えたという。これから五月にかけてが私の一番好きな季節だ。この年寄りも何かうきうきして、旅に出たくなる季節である。
 明日から郷里、大分県臼杵市に帰る。親父の50回忌という気の遠くなるような儀式を執り行うためである。親父の死後、おふくろと子供五人、その後生まれた子供たちも一人として欠けることなく50年が経った。全員は集まれないが、このような形で50回忌に集まれるというのは幸せな一族だと思い、お祝いのつもりで法事に向かう。久しぶりの郷里の桜――恐らく満開であろう桜にも期待して。

 4月中旬は、フランスからセルジュ君一家が来日する。昨年秋リヨンを訪ねて三日間お世話になった友人だ。2週間の在日のうちわが家に三泊して、浅草、横浜、鎌倉を案内する。浅草はさておき、横浜にはトヨタの経営する「リヨン旧市街コーナー」があるのでそれを見学することになり、鎌倉は流鏑馬(やぶさめ)を見ることになっている。これらの日程はすべてセルジュ君の選択によるもので、こんな機会がなければ流鏑馬など見ないかもしれない。フランス人に逆に日本の伝統芸能を学ぶことになるのも楽しい。

 5月上旬には、急遽台湾に行くことになった。ワイフの合唱ツアーのお伴だ。彼女の所属するコーラスグループが毎年海外に合唱ツアーに出かけているが、今年は近場の台湾となったので一緒に行かないかということになった。実は、合唱団の指揮者が無類の酒好きで、私にその相手をしてくれというのが誘いの理由だ。
 「歌は唄わなくてもよいから酒の相手をせよ」というわけで、若干自尊心の傷つく思いがしたが、まあ、台湾の空気が吸えて酒が飲めるのなら悪い気もしないので付き合う予定である。

 台湾に続いて、10月に韓国に行かないか、という別の仲間の誘いがある。韓国は北のソウルと南のプサンに行ったが、今度は中部に行くというので、これにも乗ろうかと思っている。
 その前に、昨年秋上高地に行った義兄が、今度は磐梯の五色沼に行こう、などと計画している。緑の五月か紅葉の十月だと言う。
 陽気が良くなると急に忙しくなるものだ。
                             


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1 コメント

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春爛漫 (TN)
2008-04-08 00:09:32
充実した生活をお慶び申し上げます。鎌倉は12月の第三日曜日に開催されるウォーキングがあり、7切り通し観歩を目標にしています。2回参加しましたので後
5回(5年)は必ず参加の予定です。五色沼周辺は「日本の美しい歩きたくなる道500選」のコースで
一昨年夏、裏磐梯のユースホステルに泊まり参加しま
した。いいコースだと思いました。
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