前回の投稿で、恒例により昨年分のブログを冊子に編集して、表題を、これまでの「酒と旅と人」から「老いのたわごと」に変えたいきさつを書いた。
つまり、14年間の変遷の中で、ブログの中身はすっかり変わり、酒も旅も多くは姿を消し、中身は新鮮味のない「たわご」に過ぎないものになってきたのだ。
ここまで来て「ハッ」と思ったことは、これ以上ブログを書き続ける意味があるのだろうか、ということだ。酒についてはそれなりに探求してきた自負もあるし、日本酒自体が大変な進歩を遂げた時代でもあったので発信力もあった。旅も、国内は全県を歩いたし、海外旅行も22か国80都市を回ったので相応のネタもあった。
それらを失った今、ブログに新鮮味は何もないのではないか? 自らその内容を「たわごと」と認めるに至って、書き綴っけるのは不遜ではないか?
ここはひとつ、じっくりと考えてみよう。