二日目も「座・高円寺」はほぼ満席となり、みんなに大変喜んで頂いた。口々に、「年ごとに進歩している姿がよく見える」、「今後の出しものが楽しみだ」と言ってくれた。中には「最後は涙が出ました」と言って帰られた方もいた。有難いことだ。
特に、昨日も書いたが、子供の反応の良さに驚きの声が多かった。「子供は大人より一歩先に反応して、笑ったり驚いたりしていた」、「小道具なども含めて、よくぞあそこまで持って行った」と称賛してくれた。「親子で見る初めてのオペラ」というのがそもそものコンセプトであったこのシリーズ、企画した娘としても冥利に尽きるものがあろう。
これらの貴重なご意見に応えていかねば行かねばなるまい。
ともあれ、それを表現したのは出演者たちである。それぞれ個性的な歌手たちと役者にご登場願おう。
アルマヴィーヴァ伯爵(寺田宗永)
ロジーナ(里中トヨコ)
フィガロ(薮内俊弥)
バルトロ(押見春喜)
台本・演出 兼バジリオ(大澤恒夫)
ピアノ巨瀬励起 ベルタ(黒田大介)
舞台まわし役のアンブロージョ(岩田元)とHarca(藤村はるか)