今年もあとひと月となった。例年12月は行事が重なり、ただただ慌ただしく過ぎゆくので、もう今年は終わったのかもしれない。
12月2日(日)はミカン狩り。昨年も参加した行事で、これは楽しみにしている。あとは忘年会が打ち続く。すでに6会が予定されているが、まだいくつか入ってくるだろう。その間隙をぬって3つの検診がある。区の後期高齢者健康診断と、目の検診と歯の治療だ。この老いぼれの体をまだいじくろうとするのだ。加えて会社の雑事も多い。
例年には無く突如現れたのが選挙だ。自分の当選の事ばかりを考えている政治家が、臆面もなく「自分が一番偉い! 自分に投票せよ」と叫びまくっている。何とも低劣な、うら悲しい品性だ。こんな品格しか持たない政治家に国の未来を託していいのかと、選挙の度に思う
各紙の予想によれば、民主党の大敗北、自公政権の復活となりそうだが、これも又もの悲しい。あれだけ公約を破り、迷走すれば民主党の敗退はやむを得ないだろうが、あの自公政権に再び戻るとはあまりにもさびしい。第三極などは野合の繰り返しで、むしろ右傾化の動きが強く、清新な未来を指し示す政治の動きは、まだまだ先の事なのか?……
いずれにせよ12月は、何が何だかわからないうちに終わりそうだ。今年はもう終わったとみるべきだろう。