旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

うち続く旅の計画 … 楽しかった秋田旅行反省会

2012-09-08 16:05:06 | 

 

 昨夜は、先月の「西馬音内盆踊りに惹かれた秋田の旅」の反省会をやった。いはゆる反省会と称する酒飲み会である。。私が撮った踊りの動画をDVDに焼いて持ち込んだので、まずそれを見ながら大いに盛り上がり、自分たちの踊りと地元保存会の素晴らしい踊りを見比べて若干の反省の色を示したが、そんなことよりもさまざま経験した旅の楽しさを語りまくり二次会にまで及んだ。

 旅はこのように、まず計画段階の楽しさ、本番の楽しさ、思い出を語り合う楽しさの三段階に分けられる。一番強烈であるが束の間に終わるのが本番で、一番長く尾を引くのが思い出の楽しさである。その一つが、一般に反省会と称して行われる飲み会だ。そしてその反省なるものから必ず次の旅の計画が生まれる。

 昨夜の反省会では、少なくとも三つの旅の計画が話し合われた。
 一つは既に決まっている来月17~18日の尾瀬である。私は初めての尾瀬で今回加えてもらうことになったのであるが、「頂会」(調布山の会)の人々にとっては既に何回も行った先のようだ。しかし先月の秋田の旅の楽しさが尾を引いて、とにかく「その人たちと一緒に行く旅」が楽しいのだ。
 二つ目は、来年も西馬音内盆踊りに参加しようという計画だ。そして今度こそ乳頭温泉に入ろうと具体的な希望も生まれている。「その前に、浅舞酒造の森谷杜氏に誘われた“冬の秋田”にも行きたいなあ」などと夢は広がっている。この調子では毎年秋田に出かけることになりそうだ。
 三つ目の計画は「大分の臼杵にフグを食べに行こう」という計画だ。これは西馬音内の旅の中から出始めた計画であるが、昨夜はほぼ確定的な計画として日時の決定を迫られた。わが故郷にどうしても行きたいと言ってくれるのは冥利に尽きるが、これだけは私が計画を立てねばならず、また、臼杵に在住する弟の力を借りねばならない。フブといえば冬季に限られるのでぼやぼやとはしていられない。

 こうして楽しい旅は必ず次の旅を呼んでいくのだ。反省会で反省の結果、以降の旅をすべて止めたという話はあまり聞かない。旅の醍醐味の一つといえよう。

 
  横手盆地を見下ろす山の中腹で。 この虫、何虫だろう?


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