前回予告したように、土日の二日間にわたり満開の桜と太鼓とヴァイオリンを満喫した。予定が狂ったのは日本青年館の「葵太鼓」の開演が、私の勘違いで午後四時半であったことだ。終了は7時に近く、あまりの寒さに夜桜見物どころではなかった。友人と信濃町の飲み屋に駆け込み熱燗をあおった。もちろん、開演前に明治公園の桜を少々眺めたが。
2年前に見た富岡八幡葵太鼓は、深川八幡祭の名物だけあって、威勢の良いばちさばきで2年前の雰囲気を再現してくれた。翌日の「古舘ヴァイオリンコンサート」は予定通り2時開演、ハンガリーをはじめジプシー音楽界で多くの賞を勝ち取り高い評価を得ているだけに、彼女の力強い音色には毎回のことながら圧倒された。こちらは4時過ぎには終わったのでまだ明るい。代々木公園に出向いて、広大な満開の桜と、その下で繰り広げられる宴会の騒音にこれまた圧倒された。日本人とさくらは本当によく似合う。もっともかなりの外国人の姿があったが。
そのあと、ホテルセンチュリーサザンタワーの19階「ほり川」の夕食も秀逸でした。満足、満足。
明治公園の桜
威勢の良い葵太鼓
新宿御苑の桜(南側苑外から)
ハンガリー・カロチャ刺繍衣装の古舘由佳子さん
代々木公園の桜