今年は暦の具合が良くて、お盆休みの長かった人もいるだろう。
息子もその一人で、前半は広島の自宅に、後半は鳥取にと夏休みを満喫したようだ。
心配された台風10号は、鳥取では花火大会が延期となったが、それほどの影響もなく通過していった。
その休みの最中、愛車のアコードが動かなくなるというアクシデント
買い物して家まであと30メートルほどのところで、エンジンが止まってしまい何度キーを回してもエンジンが掛からない。
セルモーターは回るし、バッテリーは半年前に交換したばっかしなんで、バッテリー上がりじゃない。
家の前まで人力で押して移動、入会33年で2回目のJAF救援依頼、診てくれたがディーラーに診せたほうがよいとのことで、
ディーラーの盆休み明けに再度JAFに依頼、家からホンダまで牽引してもらった。
手際よく作業は進み、牽引出発前、めったにないことだからと記念写真を撮る。
見るからに古そうな車種、トランクのフタや屋根の塗装は変色してるし、助手席ドアノブんとこは塗装膜が剥げてるし、
ところどころ擦り傷はあるし・・・
牽引してもらってる最中、動かない愛車が哀れで頭の中にふと「ドナドナ」の物悲しいメロディーが浮かんでしまった。
ディーラーの整備士曰く
「イグニッションコイルが壊れてて交換せんとダメだけど、なにぶん古いのと特殊なエンジンで交換部品が入手できない。」
とのこと・・・
ということはもう動かない?廃車しかない?と聞くと「残念ながら…」とのあまりにも衝撃的な言葉。
この車を知ってる人なら誰もが言う。
「変わったエンジン積んどる車よのう」
FF(前置き前輪駆動)で縦置き2000㏄5気筒…、実は、そんなに変わったエンジンだとは数年前に人に言われて知った。
縦置きとは、エンジンの回転軸とタイヤの回転軸が直角になっている構造ということらしい。
普通は4気筒とかが多い気がするけど、5気筒…? 意味分からん。
そんなに変わった車なんだと知ってから、愛着が強くなった気がする。
だから、余計にショックが大きい。
で、肝心の「イグニッションコイル」、どうやってでも手に入れんにゃいけん。
ネットオークションやらショッピングサイトを探しまわるけど、
ホンダアコードCB4用とかCB6用ならサクサク見つかるのに、CB5用は全く見つからない。
やっぱりここでも変わったヤツほなんじゃと改めて思い知らされる……、ふと浮かぶ「はみ出し者」
嗚呼~、益々、愛着度が増す。
Wanted イグニッションコイル for アコードCB5用、幸いヤフオクで中古品の出品を見つけた。
でも、それに交換して動くようになるかどうかは賭けだ。
それにしても、 代車のN-WGN、小回りは効くし運転しやすいし乗り心地もええし燃費はもちろんええし、便利この上ない。
お~っと、いかんいかん。
オークション締め切りまであと5日、さぁ、どうなるか。