桜井昌司『獄外記』

布川事件というえん罪を背負って44年。その異常な体験をしたからこそ、感じられるもの、判るものがあるようです。

相場操縦容疑だって!?

2015-11-18 | Weblog
加藤嵩とか言う相場司が逮捕されたけど、相場操縦容疑だってね。
相場を操り、儲けようとした訳だよね、これ?
安倍政権は国民が納めた年金を株に注ぎ込んで、株価を維持させてるよね?
これはいいの?
自民党、公明党政権が、好きにやってることなのに、個人だと悪いなんて、誰が納得するんだ。
金は社会を維持する手段。手段を総てとする資本主義なんて、どう考えたって間違いだよ。

テロ

2015-11-18 | Weblog
フランスでISによるテロがあって130名もの人が殺された。
世界中が大騒ぎだ。
誰もテロを良いと言う人はいまい。ただ、これまでにシリアや周辺国では、多くのテロや爆撃があって、何千もの人が殺されている。なのに、誰も騒がないし、驚いてもいない。
この落差は、何なのだろう?
生きる目的や意義を見いだしたくて、人は「神」を願い、祈り、すがる。しかし、神は答えない。答えるはずがない。結局、人は、それぞれに「自分の意思に合う神の答え」を支えにして行動するのだが、果たして自己の反映であると判っているものやら。
欧米諸国は、今度のISによるテロ攻撃に対して、口を揃えて非難し、「戦争だ!!」と宣言したが、あの太平洋戦争において日本は、アメリカに「バカボンバー」と揶揄された特攻隊攻撃を行った過去がある。あのとき日本は「天皇陛下のために!」として特攻隊攻撃を行ったが、「アラーの神のために!」とするテロ攻撃と、どう違うのだろうなぁ。
戦争や殺しあいからは、何も生まれないのに、人間は哀しい生き物だ。

同じ経験

2015-11-15 | Weblog
東住吉事件の青木さんと話した。
「人がいるとか、カメラがあるとか、全く忘れて話していた」と2時間。焼肉屋でも2時間。更にホテルに帰った後、また電話で1時間。冤罪、無期懲役、同じ痛みを知る同士だから、何でも話せると、彼女は「私が激励されたように、今度は、私が、他の冤罪者を激励したい」とも言っていた。嬉しいねぇ。大阪へ行った甲斐があった!

失敗が成功

2015-11-15 | Weblog

ネット予約のホテルは、今までにも使っているが、予約が届いていなかったことはなかった。1度だけ、「今夜ではなくて明日の予約になっています」と言われたことがあったけど、全く予約されていないのは、今回が、初体験だ。しかも、中国人客が多くてホテルが予約出来ない大阪は、フロントの対応者が「部屋を準備しましょうか」とも言わない。で、すぐに岸和田市のマイファミリー、中村家に宿泊出来るようにお願いして、却って良かったのだが、いやぁネット予約も確認しなければ危ないねえ。中村家では、何時もながら可愛いお孫さんたちとの食事。巻き寿司が美味かったし、楽しい、楽しい夜だった。

鈴鹿事件

2015-11-13 | Weblog
そう呼ばれる冤罪仲間がいる。1審では有罪になり、闘いは名古屋高裁に移って身柄も名古屋拘置所になった。
大阪に来る前に面会に寄って来たが、清々しい雰囲気と表情をしていた。ゆえに無実とは言わないが、非常に好感の持てる若者であったことが嬉しかったし、必ず勝つ日が来るだろうと思えた。
大阪へ移動する新幹線では、北海道の恵庭事件の本を読みながら来たが、警察の証拠でっち上げと証拠改ざんは、実に凄い。悪党警察、極悪警察と言って間違いない。そして、無実を示す証拠を隠して裁判に出さない腐れ検察の抵抗が、また凄まじい。
鈴鹿事件にしても証拠が隠されていて、法律を改正して「総ての証拠を開示する」としなければ、どうにもならないと思わされる。
これから何人の人が泣かされるのかなぁ。

いやはや!

2015-11-13 | Weblog
今日は大阪。新大阪から乗り換えて大阪駅行きに乗ったらば、甲高い声で話す男女。話している内容は、京都市内でバイトしたとかだが、男の声も甲高い。どうやら同志社大学の学生らしいが、側の迷惑などには思いが及ばないらしくて、息つく間もなく喋り続けて「話していたらば、もう大阪や」だって。
ところが、近くにはランドセルを背負った小学生が2名。この男の子たちは、一心不乱に本を読んでる。
「小学生より騒がしいね」と言おうとしたが、余りに無邪気に話しているので止めた。
いやはや!だよなぁ。

ミス

2015-11-12 | Weblog
昨日、大阪へ行くための切符を買いに行った。大人の休日クラブに加入しているので3割引で買えるが、手帳を出すと、会員証がない。「会員証がないと発売出来ません」と拒否された。先月で終わった、前回分の会員手帳に入れたままだった。
帰宅して、前回分の会員手帳を探したが、無い!
引き出しに入れた気もするが、「これで終わりだ!」と元気良くゴミ箱に投げ入れた気もする。
連れ合いが言ったね、「うん、ゴミ箱に投げ入れた方が、あなたらしい」と。
だよなぁ。
元気良くも、時と場合だね。

同感

2015-11-11 | Weblog
朝日新聞の投書欄に「妊婦の娘がマタニティーマークを付けると嫌がらせを受ける恐れがあって、却って危険と言った。実際、地下鉄でも、誰も席を譲らない」とあった過去な投書に、色々な意見の投書を掲載している。
俺は、何時もは水戸から東京に出るので、必ず座って行ける。取手辺りからは満席になるので、常に席を譲るべき相手がいないか、駅ごとに客を見る。そう心掛ける俺も感じるけど、本当に老人や妊婦に対する親切がない。席を譲る人など、全く見掛けないもの。
日本人が親切だなんて神話かも知れない。外国人に親切なのは、単に異人に対する畏れ。法律な従順は、単に権威に対する怖れ。

どうなんだろ?

2015-11-10 | Weblog
ウィンドウズ10をインストールしたらば、ブログの編集に入れなくなった。記憶させたパスワードが違うらしい。そんなこと、言われたってなぁ、なぜ変わるのよ!?ややこしいね、ウィンドウズ10は。
交通事故や病気、或いは冤罪など、人生の不運に出会ったからとて、それが不幸でない場合もある。その不運が人様との新しい出会いを生み、それが良かったと言える場合もあるからだ。俺は冤罪に出会えばこその今を思い、連れ合いや素晴らしい人たちと一緒に過ごせることから冤罪体験を良かったとさえ思っている。交通事故で手足を失ったり、冤罪で長い歳月を失ったりしても、それが切っ掛けで結婚したりして幸せならば、過去は良かったことになる。それなのに「あいつの運転が悪い、あれが原因で許せない」などと過去を恨んだり、怒ったりするのは、今の自分を否定することになるよね。そう弁護士さんに言ったらば、「そう思える人は少ない」だって。
へぇ~!?ウィンドウズ10のややこしさより不可解だなぁ。
それが原因で今が嫌だと思うならば、まあ判るけど、俺がおかしいのかなぁ?