末光道正のブログ  八尾から日本の政治を変えよう

労働者・市民・学生の団結を強めるコーナーです

セウォル号惨事に関する民主労総の声明

2014-04-25 17:15:38 | 生きさせろゼネストへ

■セウォル号惨事に関する民主労総の声明
動労千葉を支援する会 房州鉄道研究会 2014/04/23 18:34

【論評】
責任を知らない人たちに根本的診断をまかせることができるか

生還に対する切なる願いのために言葉さえ慎重になる。しかし政府の無能で無責任な対処と不道徳な船会社の行動、さらに惨憺さを共感することを知らない警察、行政高位官たちと与党議員たちの物差し、責任者厳罰を指示しながらもいざ本人は道義的責任に伴う一言の謝罪さえも無い大統領。彼らの無責任な姿を見ていると惨憺たる感じと怒りを抑えることができない。

それでも我々は怒りに先立ち、なによりも失踪者救助と被害当事者たちの傷を治癒する社会的力量が集中することを望む。また、同時に惨事の背景には構造的な原因があるという点を必ずや見抜かなければならない。これを強調して正さなかったらまた再び悲劇は繰り返すからだ。この点で民主労総は社会的役割を考え抜かざると得ない。しかし実際最も大きな責任を担当しなければならない政府与党は自分たちに対する非難世論を一層大きく心配する姿を見せている。そうであるから不純勢力の扇動だという唐突な話も出て、流言飛語を口実にした情報統制指示も出ている。このような政府与党が果たしてまともな安全対策を整えることができるか心配が先に立つ。

人間や生命に対する責任より利潤を先に掲げる企業たちは貪欲を効率性で包装してより大きな貪欲の自由を要求してきた。そのような企業活動にもたれかかった政府与党は各種特恵と規制緩和政策で気脈を通じることを躊躇しなかった。であるから先進国では廃船直前の船舶を持ってきて商売をしたのであり、より多くの客室を確保するために無理な船舶改造をして、特段の規制も無く積みすぎを事として惨事を自ら招いたのである。また、高い職員倫理で乗客の安全に責任を持たなければならない乗務員はもちろん、船長まで臨時職(非正規職)として採用したというのであるから費用さえ減らせばいいという雇用システムがこの程度だったのかと言いたいほどだ。しかし我々の社会はいつも大型惨事の原因を「安全不感症」と診断する。現員が模糊とした社会風潮のせいだとして実際、問題の本質、構造的原因は曖昧に過ぎて行く。

多数のマスコミでは船会社らが零細で安全管理に粗忽だったという分析も出している。そのような船会社が接待費と広告費にどれほど使ったか。零細である以前に安全は営業に助けにならないという企業認識が問題だ。その結果、韓国はOECD国家中産業災害死亡1位国家になった。なによりも大型惨事があってはならないが、3時間毎に1名が死に、毎年2千4百余名の労働者が死亡する残酷な産業災害の現実もこれ以上続いてはならない。政府と企業、マスコミなど社会運営を手に掴んでいる人たちは反省的省察をとおして根本的な安全対策を求めなければならない。一旦責任だけを逃れようとするような政治的対応は国民の不信と怒りをより大きくするだけだということを大統領から銘記することを望む。

2014.4.23
全国民主労働組合総連盟



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八王子西郵便局解雇撤回集会 当該のS君が鮮烈な決意

2014-04-25 07:10:07 | 生きさせろゼネストへ

■八王子西郵便局解雇撤回集会 当該のS君が鮮烈な決意
前進 速報版 2014年4月24日 15:12

 4月19日、八王子労政会館で「八王子西郵便局は青年の未来を奪うな!4・19解雇撤回決起集会」が、郵政非正規ユニオン、合同労働組合八王子、三多摩労働組合交流センター、全国労働組合交流センター全逓労働者部会の共催で開催され、都内・近県の闘う労働者と市民90人が結集しました。集会は、郵政非正規ユニオンと合同労組八王子の組合員であるS君に対する八王子西郵便局による違法・不当な解雇を撤回させるための総決起集会として、当該のS君と青年労働者が全体を牽引(けんいん)して意気高くかちとられました。つづきは本文で



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尼崎事故弾劾闘争 360人の結集で安全崩壊のJR体制打倒を宣言

2014-04-25 06:50:00 | 国鉄全国運動



■尼崎事故弾劾闘争 360人の結集で安全崩壊のJR体制打倒を宣言
前進 速報版 2014年4月24日 14:57

 4月19日、JR尼崎駅北口広場で尼崎事故弾劾の全国総決起集会が闘いとられ、国鉄労働者を先頭に全国から360人が結集した。事故から9年目のこの闘いは、安全を崩壊させたJR体制の打倒を宣言し、国鉄決戦で新自由主義を粉砕する階級的労働運動をつくり出そうと誓い合う場になった。
 司会を務める国労東海の木村芳雄さんの「労働者の団結だけがJR体制を打倒できる」という開会あいさつで集会が始まった。主催者として動労千葉の中村仁執委員が発言し、「4月16日の第2回署名提出行動で提出された署名は累計3万5千筆になった。国鉄闘争全国運動の6・8集会までに10万の署名を最高裁にたたきつけたい。国鉄分割・民営化は首切りと非正規職化の出発点だ。事故を弾劾するだけでなく闘いが必要だ。10万筆署名と物販を皆さんの武器にしてほしい」と訴えた。つづきは本文で



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