救援本部ニュース470号 2013.7.8
「事故は収束していない。大切に育んできた土地も汚染されたまま。なのに、事故がなかったかのように振る舞っている」
自民党は今参院選で原発推進を掲げ、事故をひき起こした東京電力までもが柏崎刈羽原発の再稼働を申請しようとしています。こうした状況に、東京新聞が「事故をなかったものにすることに等しくないか」「フクシマが照らした闇は原発の安全性だけではない。原子力ムラという醜悪な権力構造や、原発が労働者や立地にまつわる差別の産物であることも満天下に示した。つまり、日本社会のゆがんだ実像を可視化した。それを見なかったことにするのか否か。倫理を問われているのは私たち有権者でもある」と問いかけています。
同志社大・浜矩子教授は、状況を童話の「裸の王様」に例えました。「王様は裸であり、メルトダウンしている。仕立て屋たち（原発を推進してきた歴代政権や原子力ムラ）に謝罪する誠意があればいいが、そうではない。……一人ひとりが『王様は裸だ』と声を上げ続けるしかない」
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だけど毎日、社会を動かすために一生懸命に働いている私たちみんながつながれば、王様を倒すことだってできます。労働者の力を信じ、参院選１００万人の決起を！
なにがなんでも！全原発廃炉 ７・１１東京集会
７月11日（木）午後６時 座・高円寺２（ＪＲ高円寺駅北口５分）
すべての原発いますぐなくそう！全国会議
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