NYCでの買い物

結局金曜日のNYCからのフライトは30分程度の遅れで到着し、真夜中過ぎには帰宅することが出来ました。

とはいえ、先週末の友人アテンドからシカゴ、NYCとバタバタとした移動、また金曜日は朝のランニングに加え美術館巡りで歩き回った為、歩数は4万歩超を超え、結構疲れが溜まっているようです。昨日は略家でゆっくり過ごしたんだけど、今日日曜日も8時前まで寝てしまいました。。

オースティンに帰ってくると、暑さが一段上がっており、朝方も25度超え、日中は37－8度という感じ。まさに夏本番。萎えるよねえ。ここから3か月弱はきついっすわ。

さて、最近結構買い物をしているというのは前にも書いたけど、今回のNYCでもついつい。。

なぜか自分の中でマドラスチェックのシャツが気になって、ネットでもチェックしていたJ Pressのもの。今セールになっておりNYCには店があるので、今回試着して良かったら買おうと思っていたんだけど、サイズもいい感じだし、Ivyっぽいディテール（襟の後ろのボタンとか）や柄も良く、思わず購入。セールで70ドル位だし。

後はちょっとSOHOを歩いていて入ったJ Crewで大幅に値引きになっていたピンクのTシャツ。色も良く、生地も鹿子素材で涼し気という点がポイントで思わず購入。約20ドルでした。

最後はMOMAでTシャツを。白地にMOMAの住所が書いてあるというシンプルなデザインですが、さすがというかセンス良し。こちらは36ドルでしたが思わず即決してしまいました。

もう革靴とかカバンとかは自分の持っているもので多分死ぬまで暮らせるよな、と思っているので、そういう大物は買わず、こまごましたものをついつい買っちゃいますね。。

MOMAとCloisters

昨日の会議が終わり、メインイベント終了。昨日は会議の後会食もあったので、もう一泊して更に帰りの便を20時発にし、午後はお休みを頂き、久しぶりのNYC観光。

と言っても、時間も限られるので、久しぶりのMOMAとCloistersを見に行っただけなんだけどね。MOMAはやっぱり安定の充実で、常設展を中心に好きな絵を特に時間をかけてみてきました。やっぱりAndrew Wyethのこの絵、いつ見てもいいよね。一本一本の草木から、ものすごく丁寧に書いているよね。こういう細部への気配りがこの絵を名作としている大きな要因な気がしました。

MOMAは5階の常設展が1880年～1940年の絵画なんだけど、やっぱりこの頃「Modern」だった絵画が、前衛感がありつつ、時の試金石を経ている安心感もあって、一番しっくりくるね、自分的には。それより新しい絵になってくると、「うーん、なんかよくわからん」という感じになっちゃうことが多いかなと。自分が小学生の時の図工の教科書にシャガールの絵が載ってて、なんかすごく印象に残っている、というような「刷り込み」効果もあるんだろうね。きっと今の子供とかはもっと新しい芸術の方がしっくりきて、逆にピカソとかちょっと違うかな、みたいな感じになるんでしょうかね。

METの別館であるCloistersは、ヨーロッパの中世の絵画や銅像、彫刻なんかがいっぱい展示してあるんだけど、マンハッタンの中心から電車で30分くらい離れた場所にあるのでのんびりしているし、雰囲気も良くて中世にタイムスリップした気分にもなるので好みなんですよね。今回駐在時にも確か一度既に来ているけど、思わず再訪してしまいました。ここはたぶんいつも展示は同じだと思うんだけど、毎回何かしらの発見がありますね。

という訳で、今はフライト待ちつつ、ラウンジで飲み食いしていますが、フライト少し遅れるらしい。今回の出張は全てのフライトで何らかの遅れが発生しましたね。。。一応今のところ遅れは40分くらいだけど、このままの遅れで済むことを祈っています。再度遅れることってままあるからなあ。

NYCにて

シカゴからニューヨークに移動してきた。今回偶然月曜日にシカゴで会議、木曜日にNYCで会議、という流れだったので、途中Austinに戻るのも効率が悪いので、火曜日にNYCに移動し、水曜日は一日休みをもらってNYCで過ごすことにした次第。

シカゴもそうだけど、今週前半は熱波が来ているようで、水曜日は結構気温が高い。まあAustinよりはマシだけど、朝イーストリバー沿いを走ったら結構汗をかきました。その後お昼は海鮮丼でも食べよう、とホテル近くの和食屋に行って、写真のバラチラシを頂きましたが、また値段上がってる気が。。。27ドルだったので税金、チップ入れると35ドル弱。。まあボリュームは相当あるし、旨かったからよしとしましょう。

今日は結構早く目が覚めたので、またイーストリバー沿いを走る事にしたけど、気温が昨日よりは下がり20度前後。この位だとだいぶ走りやすく、13㎞位を比較的気持ちよく走りました。これから会議に出て夜も会食がありもう一泊するので、明日の朝はセントラルパークでも走ろうかな。明日は更に気温が下がって気持ちよさそう。

ホテル近くになんか変わった像があってこちらも思わず写真を撮りました。

友が来て帰った後には出張

先に書いた通り、Austinに来て初めて友人が遊びに来てくれた。

とはいっても、ダラス出張の帰りに日帰りで朝から夕方まで、というタイトなスケジュールだったので、どうアレンジしようかな、と思っていたんだけど、以下のように進めてみた。

8時に空港ピックアップ、そのままタコス屋に行って朝食としてタコス食べる、9時から州議会議事堂に入れるので、そちらに向かい中をちょっと見学。

その後、車で15分くらいのところにある、Austin最高峰（といっても海抜数百メートルだけど）のMount Bonnellに行って、丘からの景色を楽しみ、移動して自分の家の近所のLady Bird Lakeをちょっと散策。11時前くらいになって暑くなってきたので、今度はSouth CongressというAustinで一番のハイエンドショッピングエリアでお店を冷やかし。

で、12時前に一旦自分の家に戻って、そのまま出張なので荷物を取ってからUberでTerry Black's BBQという、Austinで結構有名なBBQ屋でビール飲みながらBBQを堪能。その後、出向している会社の米国人の同僚から進めてもらったFierce Whiskers Distilleryというところで、ウイスキーを飲みながらまったり過ごし3時には空港に向かう。

自分も偶然月曜日朝からChicagoで会議が入ったため、友人のフライトとほぼ同時刻のフライトでChicagoに移動、今はその会議を終え、次の出張地NYCに向かうところ。Chicago、熱波が来ていて暑いと聞いていたし、確かに暑いっちゃ暑いけど、それでもAustinよりはマシですな。今日の朝はまあまあ快適に走れました。シカゴから1時間ほど離れた郊外なのでのんびりしてますね。

写真はBBQとウイスキー、そしてChicago郊外でのランニングの時のもの。

友が来る

明日1年半以上前に駐在になってから初めて友人がAustinにやってくる。

Austin、テキサス州の州都とは言え、特に観光都市ではないし、日本からの直行便も無いので、米国内の友人でもなかなか来る機会はない。みんな「ぜひ行くよ」とは言うんだけどね。まあ夏の4か月間くらいは来ても暑すぎるし。

そんな中、LAに駐在している高校時代の友人が、ダラスまで出張できているついでに明日日帰りでAustinに来てくれるそうだ。そういえば彼には9月にLAでお世話になったけど、もうあれから10か月近く経っているんだね。全く信じられないわ。

だが、書いた通り特に観光的な見どころは無いし、どこに連れていくかな、と考えて一応今日事前チェックとしてMount Bonnellという、Austinでは一番高い場所を見に行ってみた。まあ駐車場からちょっと上ると中々景色のいい高台があるので、連れていくのはありかな。これと州議会は連れていくとしても、1時間半くらいで終わっちゃうよな。後はBBQでも食ってからウイスキーの蒸留所でも行くかね。。

オンラインでの診察

米国の医療システムは非常に面倒くさい。基本的には治療を受けるためにはまずPrimary Care Doctorというかかりつけ医に行って、そこで診断してもらってから専門医に行く、という仕組み。

ミシガン州にいたとき、坐骨神経痛が酷かった際にこの仕組みに基づき自分のかかりつけ医を見つけて、これまでその人に高血圧の薬の処方箋を出してもらっていたんだけど、薬が切れたのでまたお願いしたら、さすがに時間が経ちすぎたからか、シカトされる。。まあ1年以上診察に行っていないから、そりゃそうかな、としょうがないのでAustinでかかりつけ医を探してみる。

見つけたところで予約すると、自分が入っている保険は対応していない、と言われ、まあ会社にちゃんと説明すれば負担してくれるとは思うんだけど、面倒だな、と思っていたところ、保険会社のページで、どうやらオンラインでのPrimary Care Doctorでの診察が受けられることを発見し、処方箋も書いてくれるみたいなので、今日そちらで診察を受けてみた。

サイトで予約して、予約時間にアプリ上でアクセスして診断を受けるというものなんだけど、先生もけっこういい感じだったし、3か月間分の処方箋もすぐ出してくれたし、こりゃ便利だなと思った次第。Austinは東京のように徒歩範囲でいくらでも内科医がいるような場所ではないし、予約もすぐに取れるとは限らないので、こういった利用にはオンラインはいいっすね。日本にもこういう仕組みあるのでしょうか？

一年経っちゃった

オースティンに引っ越したのが去年の6月半ばだったので、ちょうど1年経ったことになる。常套句だけど、ホントあっという間だな。。

このスピードで時が経っていくと、駐在2年を迎える10月までも秒で過ぎていくのだろう。。。オースティン、中々いい街だとは思うけど（少なくともその前にいたAnn Arborに比べればだいぶいい）、この暑さは勘弁してほしいね。。もう6月からは最低気温25度前後、最高気温35度位の日々で、7、8月は最高気温はもっと高くなる日も多い。去年は9月もかなり暑かったので、4か月くらいは昼間に外にいたくない気温が続くんだよね。

今日は朝早く目が覚めて、気温も25度以下だったので、頑張って外で13㎞強走った。最近暑い中でも早朝出来るだけ外で走っていたこともあり、暑熱対応が出来てきたのか、それなりには走れましたね。ガーミンさんによると暑熱対応100%のコンディションみたいだし、やっぱり多少なりとも慣れってある気はする。まあこうやって調子に乗ってやりすぎると体調壊すので、トレッドミルも交えながらぼちぼちやっていきます。

写真は日の出直後のランニングコース沿いの湖。こうやってみると結構きれいだね。

またLP買っちゃった

何度も書いている通り、最近こっちは暑い。。今日も朝方で既に25度弱あったので、外を走るのはやめてトレッドミルで一時間くらい、本を読みながらランニング。

その後、酒を買いに行こうと思うんだけど、とにかく午前中の早めに行かないとくそ暑くなるので、酒屋の10時開店にめがけて歩いていく。1㎞位あるし、車で行けばいいじゃん、ていう話なんだけど、まあ運動も兼ねて。しかし、テキサスってスーパーではいわゆるハードリカーを売ってはいけない、また日曜日にハードリカーは販売してはいけない、という州法になっているらしく、面倒くさいんだよね。。。

まあとにかく歩いて酒屋に行って、その帰りに最近行っていなかった近所のレコード屋に立ち寄ってちょっと物色。そしていつも通り99セントのラックを最初に漁っていると、なんとJohnny Cashの有名なライブアルバムが。。聴いたことは無いんだけど、これは買いでしょ、という事でキープ。

その後、通常の中古版のラックを漁っていると、今度は大好きなElvis Costelloのファーストが。これ、Apple Musicでも買っているんだけど、ジャケットも好きだし、値段も手ごろだし（7.99ドル）、レコードで買っておくか、と即決し購入。いや、いい買い物出来ました。この店マジでいいっすね。Austinに来る機会があるロック系のレコード好きには声を大にお勧めしたいっす。

で、このJohnny Cashのアルバムを聴きながら書いていますが、もちろん昔のカントリーなんで素朴だし、Cashって別にすげー歌唱力がある、とは思わないんだけど、なんかやっぱり味があるよね。泰然としてるっていうか。こういうのもたまにはいいね。調べるとレコードは中古でも最低10ドル以上、っていう感じだったので、お得でした。

「カラマーゾフの兄弟」を読破した

「世界文学史上最大の傑作」とも言われるドストエフスキーのこの小説。確か「罪と罰」は中学生くらいの時に読んだ記憶があるのですが、こちらは未読だった。

きっかけは忘れたけど、なんとなく「読んでみるかな」と思ってアマゾンで検索すると、こちらの完全版が1000円もしないで売っている（Kindle版）。超大作なのにお得だな、と思い思わず購入して、読み始めてみた。

開始すると、まあ読みにくい。登場人物も色々いるし、会話文では正式名や愛称が入り混じったりするので「誰だっけ？」となるし、「内容に関係あるのか？」というようなよくわからん独白みたいなものも延々と続くし、かなり挫折しそうになった。。

後半以降は物語が結構動くので、それなりに読みやすくなるのですが、それでも一回の発言が異常に長かったり、登場人物の行動が訳わからなかったり、時々ついていけなさそうになった。最近暑くなったので、トレッドミルで歩いたり走ったりすることが多いのですが、その際の暇つぶし？代わりに何とか読み続け、1か月近くかかって読破した次第。

読み終わった後気が付いたんだけど、自分が購入した翻訳は最も古いものを現代文に更に変更したもののようだけど、それでも日本語としても読みにくかったと思う。訳者による解説も載っているんだけど、これもまあ分かりにくい大時代的な解説でしたね。

読破した直後の感想としては、「なんか訳わかんないんだけど、なんとなく全体的な印象はすげー濃い」という感じでしょうかね。正直「めちゃめちゃ面白いじゃん」とは思わなかったんだけど、なんとなくググっと心に印象を残すというか。。。そういう柄の大きさみたいなところが傑作たる所以なんでしょうか？でもこれ、文学史上類を見ないほどの傑作、という評価を知らなければまず挫折してたでしょうね、最初の方で。「わけわからん」という感じで。。

夏だねえ

いや、既に書いているし、ここから3か月くらい何度も書くと思うんだけど、もうこちらは夏ですね。

それでも昨日の朝はちょっとだけ気温が低く、22度位だったので、日の出前からランニングに出かけました。13㎞くらいなので、涼しければ普通の距離なんだけど、やっぱり20度超えてくるとやっぱりつらいよね。

気のせいかどうかわからないんだけど、歳とってきた方が、ランニングにおける気温の影響を大きく受ける気がするんだけど、そういう傾向って一般的なのかね？それともまだ夏になりたてだから体が慣れていないのかな。季節って、毎年当然ほぼ同じようにめぐってくるのに、そういう感覚って、なぜかすぐ忘れちゃうよね。。

まあ、約2年前の北海道マラソンの気温の中でも3時間半切れているわけだから、頑張ればそれなりに走れるのかな。。まあでも今日は昨日より既に気温が高い（まだ7時前）ので、アパートのジムのトレッドミルでのランニングにしようと思います。去年暑い時に連続して外を走り続けたら、マジで体調悪くなったので、まああまり無理しすぎずに。。

写真は日の出前のランニングの際に撮ったものですが、なぜか途中で亀に遭遇しました。