商社マン-東京→ニューヨーク→東京→Liverpool→東京→Ann Arbor→Austin日記

07年8月から5年間NY、帰国して2年半東京、その後何故か英国Liverpoolに。。引き続き思った事書いて行きます。

Manhattan by Cat Power

2013-04-29 22:13:25 | Weblog
そういえば書き忘れてたんだけど、これ、最近みたビデオクリップの中では一番きたかな。

Cat Powerってちょろちょろチェックはしていたけど、それほど夢中になった訳ではないアーティスト。だけど昔から不思議な空気感のある人だなあとは思ってた。この曲、当たり前だけど多分自分が住んだ事がるからきたんだと思うが、なんていうのかな、3分強の中に、マンハッタンの、特にロウワーイーストとかのガサッとした、人間味がある訳じゃないけど情緒があるというか、そういう空気感を良く描いている気がする。東京で言うとそうだなあ、渋谷から恵比寿にかけての明治通りの裏側あたりの感じ(なんだそれ?)にちょっと近いかなあ?
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国際結婚について

2013-04-29 21:12:07 | Weblog
前にも書いたか、書いてないか覚えてないけど、うちの姉弟はそろって何故か国際結婚している。日本人に占める国際結婚の割合というものがどの程度かは分からないけど、まあ、少なくとも数パーセントもないだろうから、姉弟そろって、というパターンは、まあかなりミクロな確率と行っていいだろう。まあ親戚にも国際結婚が多いのでそういう傾向がある家系なのかもしれないけど。全然関係ないけど、こういうのって飛鳥時代とかにもあったのかな?「ああ、あの家系は渡来人とのご結婚が多いのね」なんてねえ。。。。

それはともかく、国際結婚に向いている、向いていないという性向みたいなものは、さすがに結婚8年も経つと何となく感じるようにはなってくる。それはずばり、「まーそんなもんかな」と相手の意見や思考や偏見をかなり流せるかどうか、ということだと思う。いや、わかるんですよ、「そんなの結婚生活であれば国籍が一緒だっておなじでしょ」という意見も。だけどですね、やっぱり僕のこの8年の中におこった数々の事、それは面白かったりそうじゃなかったりすることすべて含めて、通常の日本人男性の感覚だと「ええ、そ、それって」と思う事はかなり多いと思うんですよ。人に話しても通常そういうリアクションなので、まあ僕の感覚はしごく一般的なんだと思います。

で、そういう事がおこったときの人の反応って、無視するか、反発するか、理解しようと努めるか、流すか、と色々あると思うんだけど、すべてに対してではないけど通常は「流す」という対応をとった方が大抵はうまくいくんですよ。他人、ましてや自己形成がかなり異なった過程でなされた二人であれば、違いが大きくてもしょうがない訳です。しかも単に「変わっている」とかじゃなくて「それは言われてみればそうかもしれないけど、俺の感覚、というか俺の周りの、所謂日本という社会ではあり得ない」という事態もあるわけで、それに対して感覚の違いで反発したり、逆にひたすら理解しようとしても、どっちにしても自分か相手のどちらかが疲れちゃうと思うんですよね。

って、なんでこんな事書いているかって言うと、結婚記念日だったから。というか僕らの場合、日本と中国の両方で式をやったので一体いつが「記念日」なのか判然としない。。。という訳で、まあこのへんに結婚したよな、という事で今週末にお祝いしました。こういう適当さが妻がオーケーかというとこれは全く別の話ではあるのですが。。。


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バンド仲間飲み2013

2013-04-21 11:30:49 | Weblog
この間の火曜日の話なのでちょっとライブ感がなくなってるんだけど、めちゃくちゃ久しぶりにバンド仲間(あ、自分のバンドメンバー以外で、昔よくライブとか一緒にやっていた人たちね)との飲み会があった。
ちょっと遅れて行ったら既にほぼ集合していて、ある程度想定していたけどスーツ姿は誰もいない。もちろんみんな働いている訳だけど、IT系だったり、自分で事業やってたり、ミュージシャンだったりと最近僕が日常で接する人たちとはなかなか趣が違い感慨深い(ていうか、僕が普段いかに自分の会社、取引先の人たちとしか接していない事の証明でもある訳だけど)。

ぶっちゃけ酒を飲んで昔話で盛り上がっていただけなんだけど(ていうか、店の人に注意されるくらい。この歳で恥ずかしい。。。)、やっぱり楽しいね。特に当日来ていなかった奴らのネタで盛り上がるのは。。。しかし、その中の一人のS君がバンドやっているらしいという事をFacebookでチェックしていたので「じゃあライブ一緒にやろうよ、何やってんの?」と聞くと「アイアンメイデンのカバーバンド」との事。。。オールメイデンはさすがにキツいか。。。ていうか何でメイデンなんだ?? 

またこの中で唯一プロのミュージシャンであるNさんに「一緒にライブやってくれたりくれなかったりする?」と聞くと「いいよ」との返事。うーん、じゃあ今年中に一回くらいやるかな。ライブ。楽しいだろうけど、人が来るのだろうか。。。
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「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を読んで

2013-04-13 21:53:49 | Weblog
まあ、やっぱり買っちゃう訳ですよ。村上春樹の新作。そしてそのまま一日で読み終わってしまいました。新作だし。

最初読み始めの印象は、「え、この文章どうなのよ。あー、歳とるってやっぱりどうしようもないのね。なんかめんどくさい文章だなあ」と思ってました。でもそのまま読み進めて行き、なんとかその文章に馴染んで行くと、結構自然に読み込めるから不思議、というか結構描写とか結構凝っていると思うんだけど、さらさらと読み流せる(それがいい事なのかは分からないけど)し、そしてこれがだから好きな人はやめられないと思うんだけど、なんと言っても止められなくなってくる。こういう麻薬みたいな魅力(たしか本人も言っていたと思うんだけど)って確かにありますな。

内容については、なんというか、どこまで行ってもハルキ的というか、彼の中編小説にありがちな、というか殆どそうか、喪失と再生の物語。小説によっては喪失に重きが置かれたり再生に重きが置かれたりする事はあると思うんだけど、基本的な方向性は、プロットの違いを除いて、まあ一緒ではある。

小説としてつまらないとかそういう事はなく、多崎つくるの巡礼に入り込んで夢中で読んだし、村上春樹が言うように僕の心の場所はさっきいた場所から少し動いた気がする。そういう感覚を与えられる事を小説家としての才能というのだろうし、そういう小説をコンスタントに書いているというのはやっぱりすごい事だと思います。ただ、その心の動き方が昔ハルキ小説を読んだときよりも短い気がするのは、僕が単に歳をとったからなのか、それともだんだんハルキ小説の柄がもしかしたら小さくなっているからなのかは、もちろん分かりません。
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映画「This is 40」を観て

2013-04-07 15:40:54 | Weblog
昨日は暴風雨という事もあり、家にいる事を余儀なくされたため、久しぶりに「映画でも観るか」とiTuneで検索しているとこの映画に行き着いて、なかなか面白そうだな、とレンタルして観ることに。

40歳を迎えようとする子供二人いる夫婦が、微妙な年齢にさしかかるなかで遭遇する色々なドタバタを描いたコメディーなんだけど、なかなか面白かった。面白い理由は主に、①自分たちもほぼこの主人公たちと同年代にさしかかってきている事による共感、②どこ言っても、結局思い悩んだりする事って大きな違いがないんだなあ、という納得感、の2つだったように思う。(この映画の設定は2012年で夫婦は1972年生まれ)。

個人的に特に笑ったのは、妻と娘が家でMicki Minajあたりを聴いて盛り上がっているところで、「こんなのは音楽じゃない、これが音楽だ」とAlice In Chainsの「Rooster」に変えて妻、娘たちに白けられる光景。あー、全く同じ事を同じ曲で妻にした事ある。。。そうよねえ、やっぱり自分が二十歳前後に聴いていた曲とかって思い入れ強いし、他人にも進めてみるんだけどまあ受け入れられないんだよなあ。。今までは「いや、俺が勧めているのは違う」と思っていたけど、そんなことないんだよねえ。。


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加齢臭対策

2013-04-07 00:34:28 | Weblog
まあ、差支えない範囲で自分の出来事を赤裸々に書くということをモットーにしているため、ちゃんと書いておきますが、やっぱりそろそろ気になる年齢なんですよ。ていうか、妻にはしっかり指摘されているし。

というわけでどうするか、と考えた結果、妻が言う「あなたの酒とか肉とかが原因でしょ」という意見もわかるのですが、生活態度は変えられないので、安易な方法でとりあえず石鹸、買っちゃいましたよ。ちょっと調べた限りですが柿渋成分が効く(なんで?)ということなので、柿渋石鹸。石鹸で2000円弱というのはどうかと思い、2,3日悩んだだけど、結局ブチっと。

結果届いた石鹸でここ3日くらい洗っているんだけど、効果があったかどうかはまだわからない。まあそれを確認してくれる人(というか正直に答えてくれそうな人)は妻しかいないわけだけど。。
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