商社マン-東京→ニューヨーク→東京→Liverpool→東京→Ann Arbor→Austin日記

07年8月から5年間NY、帰国して2年半東京、その後何故か英国Liverpoolに。。引き続き思った事書いて行きます。

マニラ出張

2014-06-28 13:44:01 | Weblog
昨日からマニラにきている。金曜の夕方と月曜の昼の打ち合わせの為に土日を犠牲にするのはどうかと思うけど、どうしてもやむない理由でそうなりました。というわけで今は土曜の昼下がり。ホテルのビーチサイドでビール飲んでくつろぎ中。まあたまにはこういうのもいいですな。
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「世紀の空売り」by Michael Lewis を読んで

2014-06-23 22:32:47 | Weblog
面白そうだな、と思って結構前に買って、すっかり忘れていたこの本。思い出して読み出してみたら、そーとー面白い。解説を読むまで知らなかったけど、映画にもなった「マネーボール」を書いた人だったのね。

話は、サブプライムローンに関して、これがどれだけ狂ったシステムだったか(メキシコからの移民労働者がローンを組んで75万ドルの家を買うとか)、そしてそのシステムの歪みに早くから気がつき、サブプライムローンという仕組みが破綻する方に賭けたバンカーや投資家やヘッジファンドの物語。何が面白いかって、どう考えてもおかしい仕組み(所謂釣り金利と言われる最初の二年間の低金利時期を超えると急速に利息が上がるというローンを誰にでも見境無く組ませた)なのに、その仕組みが相当な期間、アメリカの中で正常なものとして(=不動産価格が際限なく上がり続ける前提のもと)機能し続けたという事でしょうか。そしてそういう世の中にいると、「逆ばり」する人たちも特に最初は「なんて無謀な事を」という反応を受ける、ということですかね。今振り返って冷静に色々な事象を分析するとおそらく相当異常な状況だったと思うんですよ。でもその渦中にいると殆どの人たちはそのおかしさに気がつかない、そういう事って、ぶっちゃけ世の中色々あるよね。

きっと自分の仕事でもそういう事あるんだろうなあ。みんな夫々「それいくら何でもおかしくないか」と思う時があると思うんですよ。でも色々な理由で(上司が言っているとか、既にその出資が決まっているとか)言えない、そしてそのまま組織が暴走していく、なんてこと、事の大小は問わずしょっちゅうあると思う。サブプライムは何兆ドルという存在しない価値が帳簿上だけで生まれ、そして消えて行ったというところが凄い訳ですが。
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「世紀の空売り」by Michael Lewis を読んで

2014-06-23 22:32:47 | Weblog
面白そうだな、と思って結構前に買って、すっかり忘れていたこの本。思い出して読み出してみたら、そーとー面白い。解説を読むまで知らなかったけど、映画にもなった「マネーボール」を書いた人だったのね。

話は、サブプライムローンに関して、これがどれだけ狂ったシステムだったか(メキシコからの移民労働者がローンを組んで75万ドルの家を買うとか)、そしてそのシステムの歪みに早くから気がつき、サブプライムローンという仕組みが破綻する方に賭けたバンカーや投資家やヘッジファンドの物語。何が面白いかって、どう考えてもおかしい仕組み(所謂釣り金利と言われる最初の二年間の低金利時期を超えると急速に利息が上がるというローンを誰にでも見境無く組ませた)なのに、その仕組みが相当な期間、アメリカの中で正常なものとして(=不動産価格が際限なく上がり続ける前提のもと)機能し続けたという事でしょうか。そしてそういう世の中にいると、「逆ばり」する人たちも特に最初は「なんて無謀な事を」という反応を受ける、ということですかね。今振り返って冷静に色々な事象を分析するとおそらく相当異常な状況だったと思うんですよ。でもその渦中にいると殆どの人たちはそのおかしさに気がつかない、そういう事って、ぶっちゃけ世の中色々あるよね。

きっと自分の仕事でもそういう事あるんだろうなあ。みんな夫々「それいくら何でもおかしくないか」と思う時があると思うんですよ。でも色々な理由で(上司が言っているとか、既にその出資が決まっているとか)言えない、そしてそのまま組織が暴走していく、なんてこと、事の大小は問わずしょっちゅうあると思う。サブプライムは何兆ドルという存在しない価値が帳簿上だけで生まれ、そして消えて行ったというところが凄い訳ですが。
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最近結構忙しい

2014-06-14 15:02:57 | Weblog
そういえばブログ更新してなかったな。。
最近、結構忙しい。日々色々なことがあって、しかも夫々がそれなりに難易度が高い(気がする)ので、無い脳みそもそこそこ使う。
まあ色々な理由はあるんですが、大きなところで言うと、今時分のいる部署が、前の本部から違う本部に移った、というのは結構多いと思う。
今まで説明しなくても通じていたことが一々説明が必要だったり、新参者なので何するのでも「それはそれでいいのか」みたいなツッコミが入るっていうか。。。同じ会社の中で所属が変わるだけでこうなるんだから、自分がいた会社がどこかに買収なんかされた日には相当大変だろうなあ。。。

自分が20代だったら、こういう環境でもおそらくそういう大きな力みたいなモノに対してあまり気にもならずに、目の前を一生懸命こなして行くことで楽しめたと思う。実際楽しかったし。部署の5年目くらいの若者に「今楽しいでしょ」って聞いてみると「楽しいっす」と明るく答えていて「そうだよなあ」としみじみ思った。

僕くらいの年齢になってくると「もう出世とか評価とかあきらめてとりあえず与えられる仕事を淡々とこなす人」というのも出て来て、そういう人のこと、若いときにははっきり言って全く理解できなかった。「なんでこの人諦めちゃってるの」って言う感じで。でも今はそれなりに理解できるな。もう要するに疲れちゃったんだと思うんだよね。年齢とともにのしかかってくる責任とかプレッシャーを、自分の限られた能力でやりくりして行くことに。

で、翻って自分はどうなの、って言うと、そーだなあ、まだ諦めてはいないけど、やっぱり疲れるし、昔見たいに「何がおきているか十全には把握していないけど、とりあえずひたすらやってみて、うまく行ったら凄く嬉しい、楽しい」みたいな感覚は無い。その程度の仕事だと正直できて当たり前で評価の対象にはならないし、実際その通りだと思うし。その上の階段に上って行くのって多分結構大変なんですよ。うまく言えないけど。
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ランニング時の格好

2014-06-01 18:46:41 | Weblog
この週末は暑かった。。特にまだ暑さに慣れていない体には堪える。ランニング中に道に救急車が停まっていて、おそらく熱中症で倒れたであろうお年寄りを搬送していた。

暑さにも出来るだけ負けずに走ることをモットーにしているので、この週末も休まず走りましたが、さすがに30度を超えた初日の土曜日のランニングはキツかった。体がこの暑さを想定していないという部分もあったと思うんだけど、途中で水を探し求めて公園を彷徨いましたよ。

で、この暑さの中でも同好の方々はいるので、神宮外苑を走っていると、それなりに(さすがに季節が良いときに比べると少ないと)ランナーがいる。いつも思うんだけど、なんで一般的にあんなに厚着なんだ?この暑さなのにスパッツとか長袖着ている人が多い。さすがに男性では女性に比べると少ないけど、それでも多い。個人的にはこの暑さの中で半袖(もしくはノースリーブ)、短パン以外で走る気がしない。そりゃ日焼けしたくないということかもしれないけど、強めの日焼け止めとか塗ればいいじゃん(多少汗で落ちると思うけどまあそこまでセンシティブにならなくても)と思っちゃう訳です。

しかし日本の女性の、日焼けを避けるここまでの感覚って、世界的に見てちょっと異常だと思う。あの半袖着たときに手を隠す為のスリーブとか日傘とかさ。そこまで必死に防備しなくても。。。今日なんと、全身を完全に覆い隠して、且つ日傘をさして走っている(あれは絶対にトレーニングしていた)人を一人見た。。。。
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