帰国－姉の結婚式

今半年振りに日本に帰国している。主な目的は姉の結婚式に出席することだが、ちょうどThanksgivingに重なったので長い休みを取る必要がなく幸いだった。

姉がついに結婚するというのはさすがに若干感慨深くなるかと思ったら、別に特にそんなこともなく、「へー、そう」という程度が正直な感覚である。こういう感覚が異常なのか正常なのか正直まったくわからないがまあそんな感じ。

姉はなかなか興味深いキャラクターなので、以前、といっても５年くらい前までは「私は結婚はしない。なぜなら理由は三つある。ひとつ、（当時）これから医学部にいくので結婚などしている余裕はない。二つ、男女別姓が認められるまで結婚しない、三つ、そもそも結婚という制度に対して疑問がある」と言い放ち、お茶をすする僕と母を完全に沈黙させたこともあったが、まあその辺は自分の中で処理できたということでしょう。そもそも医学部卒業したし、また国際結婚なので男女別姓OK（実は日本の制度ではそうなのです。豆知識）ということで最初の二つの問題は確実にクリアしたわけだが、最後の三つ目をどのように内的に処理したのかが気になるといえばなる。だけどめんどくさいので聞かないが。。。

それにしてもこれで二人しかいない兄弟が両方とも国際結婚ということになる。そもそも日本人で国際結婚する人の割合というのは（外国に住んでいる日本国籍の人を除けば）相当低いと推測されるので、二人とも、という確率はやはり偶然というだけでは説明できないように思う。つまりこの結果には何らかの理由、家庭環境だったり教育だったり、もしくはもともとの性向だったり、があると推察するわけだが、何せ自分の家族のことになると少なくとも冷静かつ客観的に推論することが難しい。いつか深く考察してみたい問題ではあるが、時差で5時に目が覚めてネットやろうと思ったら、実家のネット環境が悪くやむなく八時前から渋谷の漫画喫茶にいる、という環境下ではまともに考えられそうにないので、とりあえず本日はここまでにしよう。

メキシコから戻った

昨日メキシコ出張から戻った。今回の出張は一部取引先との打ち合わせがあったのもの、大部分は「日本からのお客さんの観光に付き合う」という内容だったので、それはそれは私の経験的に言っても正直かなり楽しい出張だった。

メキシコシティというと、危険で一人ではとても出歩けないというイメージをもたれる人も多く、まあ一面事実でもあるが、昼間一人で安全と言われる地域をぷらぷら散歩する分には全く問題ない。自分も時々時間があるとき散歩させてもらった。

また今回思ったのは、私達（というのが誤りならば少なくとも私は）、メキシコという国を全く理解していなかったということだ。たとえばメキシコ料理。ほとんどの人はタコスやテキーラ程度しか知らないのではないだろうか。実際は肉から野菜、その調理法にいたるまで実に多彩。味付けもチリ一辺倒では決して無い。やはりラテン系の血か、非常に美味しいものが多かった。
また、その遺跡のすばらしさたるや、自分自身アステカやマヤ文明に対する偏見とすら思えるほどの無知を恥じた次第。それこそ弥生時代くらいの時期に、非常に精巧な技術力を見せ付ける文明が栄えていたようだ。大体メキシコにピラミッドが存在すること自体知らなかった。。。

という訳で、今回メキシコという国の深さの一片を垣間見ることができ、大変有意義だった。しかしやはりここで考えざるを得ないのは、如何にわれわれ日本人（という表現が正しくなければ「世界に対してそこそこ一般的な知識レベルの日本人である私」）の知識が、所謂欧米に偏っているのか、という事実だ。少なくとも自分自身、欧米の国々を訪れ、その文化遺産を垣間見、感動することはあっても、そのレベルが高すぎることに驚くことは無い。その事実に「高度な文明＝欧米」という先入観を指摘することはうがちすぎだろうか。例外としては中国かもしれないけれどまああそこはあまりにも日本に近く影響が大きいので知識レベルを同列に並べるのは違う気もするが。。。

メキシコについた

夕方発の便で到着。五時間なのでロスに行くより近いくらい。
深夜だったので出歩いていないがとりあえずテキーラのみに一人でホテルのバーへ。
ライムと塩は分かるけど、濃いトマトジュースもついてきた。聞いたら飲んだあとにこれを飲むらしい。ふーん、全く知らなかった。さて酔っぱらったので今日は寝ます。。。

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明日からメキシコ出張

ということで最近ちょっとばたばたしていた。
とは言え、実はメキシコに行くのは初めてでちょっと楽しみ。
ただやはりメキシコシティ内は結構危険らしく、「夜は絶対に一人で歩かないでください！」と駐在員に念を押されている。。
いやー、どんなところなんでしょうかねえ。とりあえず標高は2200mもあるので寒暖差は激しそう。

旅行の写真③

ラスベガスで泊まったベラッジオというホテルで夜になると30分とか15分毎にやる噴水ショーです。音楽と共に無数の噴水がしぶきを上げながら踊るかのように動き回ります。一回一曲なので五分程度ですが結構見ていると楽しいです。当然無料だし。
前に見えるのはParisというホテルの（ニセ）エッフェル塔ですね。。このエッフェル塔の真下（というかエッフェル塔の足を包み込む形で建っているビルの中に）カジノがありました。。。
ラスベガスって正直、「ギラギラしているだけで結局ハリボテじゃないか」と思っていたのですが、今回ちょっと考えを改めました。どこもかしこも馬鹿でかく且つ理由もなくゴージャスですが、ピカピカした大人の遊園地だと素直に思えばウキウキ楽しめる場所だと感じましたね。ホテルも安いしきれいだし。。。
100ドルも出せばかなりいい部屋に泊まれるなんてNew Yorkではとても考えられない。。。まあホテルの収益構造（部屋に泊めてとにかくカジノで金を使わせる）が全く異なるので比較するのもおかしな話ではあるのですが。。

旅行の写真②

これはユタ州Bryce Canyonの写真。ちょっと見ると人工建造物のように見えますが、あくまで自然の地形です。気候変化やら地殻変動、それに水とか風による侵食などが加わってこのような気持ちの悪い地形ができたそうです。
日本でも有名なグランドキャニオンもよかったですが、こちらも行く価値ありかと。

旅行の写真①

これはArizona州のPowell湖という人口湖（ダムを作った際にできたもの）近くの岩山で撮ったもの。あまりに天気が良く人文字で遊んでしまった。三十過ぎて。。