商社マン-東京→ニューヨーク→東京→Liverpool→東京→Ann Arbor→Austin日記

07年8月から5年間NY、帰国して2年半東京、その後何故か英国Liverpoolに。。引き続き思った事書いて行きます。

ロンドン行って来た

2015-11-29 19:56:32 | Weblog
妻が日本から帰ってくるまでもうすぐなので、「一人の時でしか出来ない事やるか」と思って、週末ロンドンに行ってきた。電車で行けば2時間強で着くので、まあ思い立ちさえすればすぐ行ける。今回も土曜の12時くらいの電車で行き、ロンドンは日曜の1時の電車で帰ってきました。一人だと何をやるにも早いので、これくらいでも十分ですな。

もちろん、単にロンドンに行くだけであれば、妻と一緒でも出来る訳だが、今回はおそらく妻は興味を持たないだろうが、個人的には「最近?熱い」と言われているEast地区に行ってみたかった次第。

結果は、行ってよかったっす。ロンドンってこんな側面もあるのね。正直いつもSOHO中心に回っていたから全然知りませんでした。雰囲気としてはそうですね、New YorkだとLower Eastみたいな感じでしょうか。比較的広い範囲に興味深い店(服屋、レストラン、雑貨屋等)が点在している感じ。夫々の店が中々個性的で見ていて全然飽きない。また、夜は街中に何個もフードコート?みたいな場所があって、中に入るとストリートフードっぽい店がたくさん入っており、バーもあってみんな適当に食べ物と飲み物を買って盛り上がっている。ロンドン、ていうかイギリス全般物価が高いから、こういうところに若者が集まって楽しむのでしょうか。そういうストリートフードぽいものでも一皿6-10ポンドくらいだもんねえ。

で、今回最も期待していたのがBeigel Bakeという店で、そるとビーフサンドイッチで有名。まあベーグルかパンにパストラミ調の厚切り肉をピクルスと一緒に挟んだ食べ物なんですが、これ、もろに僕の好みですな。New YorkのKatz Deliにはやはり及ばないが、塩気の効いたビーフとピクルスは両方とも大好物なので。結局土日とも行っちゃいましたよ。。初日はサンドイッチ(普通の食パンに挟む)、2日目はベーグルに挟んで。ベーグルに挟んだ方が有名らしい(殆どの人がこちらを頼んでいた)が、個人的にはサンドイッチの方が好み。ベーグル、確かに美味い(自然な甘みともっちりした噛み応えが絶妙)が、ベーグルの味が強すぎちゃう気が。ちなみにこの店、アップルパイとかチーズケーキもうまかった。ただ店員は超RUDEなのでその辺は期待しない方が良い。。

後、前から行ってみたかったLevisonsという古着屋で、思わずガーンジーセーター(まあ所謂英国のフィッシャーマンセーターですわ)のVintageがあったので買ってしまった。。。ニットなんて死ぬほど持ってるし、且つガーンジーセーターのような荒い着心地のニットをちゃんと着るんだろうか、と思いながらもサイズ、状態、値段(55ポンド。いや、分かるんですよ。「安くねえだろ!」というツッコミも)全て揃っていたので思わず。。。

写真はベーグルに挟んだソルトビーフ。そんなに大きくはないのでぺろっと行けますよ。この辺のサイズ感は英国的かも。。。
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「Hello」 by Adeleを聴いて

2015-11-22 22:34:17 | Weblog
まあ英国という事もあるんだろうけど、Adeleの新譜が出たという事もあり、このシングルが良くかかっている。

別に特段こういうスタイルの音楽が好きという訳ではないんだけど、この人の一聴しただけで、「普通ではない」歌唱力と、説得力のある歌詞はさすがに独特ですな。なんか耳に残ってしまって、YouTubeでも聴いてしまった次第。
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Liverpool Morun 10K

2015-11-21 17:02:49 | Weblog
こちらに来てから、ちゃんとしたレースとしては4回目。考えたら久しぶりの10kレース。最後に走ったのは皇居だったっけ。

リバプール郊外のCroxteth Parkというでかい公園を2周するこのレース。いつも一緒に走っているNike Run Clubの人たちもたくさん走るので楽しそうだな、と思い出てみました。MorunのMoはMoustache(口ひげ)の事で、まあひげを蓄えたり、ちょっと面白い格好して走りましょうよ、という感じのイベント。

当日は珍しくすっきりと晴れた空の下で走れたんですが、今年一番の冷え込みで1、2℃くらいでしょうか、さすがに結構寒かったっす。久しぶりの晴天、つまりここ1-2週間は雨ばかり振っていたので、さすがに地面はぬかるみが多く、所々はトレイルラン(やった事無いけど想像で)みたい。

結構がんばって走ったつもりなんですが、結果は44分10秒。うーん、自己記録から2分以上遅れか。。。最近記録更新が中々出来なくなってきましたね。。。それなりに走っている(距離もスピード走も)のに、やはり年齢なのか、それとも日々の飲酒がじわじわと体力の低下をもたらしているのか、それともその両方なのか。。。残念ながら歳はとる方向にしか進まないので、やっぱり酒を控えた方がいいんでしょうねえ。
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料理がうまくなった

2015-11-08 20:35:47 | Weblog
まあ、これが良い事かどうか(いや、もちろん悪い事ではないのですが、一人でいる事に慣れすぎているという事から考えて)100%断言はできないのですが、最近、相当料理がうまくなったと思う。

それもこれも、妻が日本とか中国に帰って数ヶ月いない、という期間に起こっている事なのですが、今までも妻と数ヶ月離れている事はあったので、僕の人生にとってそれほど珍しい期間ではない。なのに何故、料理が進歩しているかと言うと、これは残念ながら認めざるを得ないのだが、「英国の料理が単調」という事につきると思う。別に不味いと言っている訳ではない。実際、日本人の多くは文句を言うけど、個人的には英国の食事は、それなりに選べば(それはサンドイッチの具をどうするか、という程度の話なのですが)、少なくとも僕個人としてはそれなりに食える味だと思う。

しかし避けられない現実は「単調」という事。「それなりに食える」というサンドイッチも当然毎日食っていたら飽きる訳ですよ。もちろん外食もあるんですが、これまた選択肢が限られる上に、値段が高く、且つウィークデイの昼間に会社の食堂以外で外食という選択肢は(テイクアウトを除くと)まず無い。ロンドンにいたら当然違うと思うんだけど、これは残念ながら地方都市の悲しさですね。。。

でも、ありがたい事に英国のスーパーで売っている食材は全然悪くない。肉も野菜も果物も、全くもって満足のいく品質だし、しかも基本的に安い。魚の種類が限られるのは文化的にしょうがないとしても、乳製品の充実度は好きな自分にとっては大変ありがたい。という訳で、出来る日は自炊を心がけた結果、料理が進歩した次第。

で、料理って基本的には味に重層性を持たせる事だな、と分かった次第。こっちの料理番組見てるとペパーとか、クミンとか、チリとか、はたまたワインとかお酢だとか、いずれにせよ色々な調味料を結構組み合わせる事が多く、それを参考にしていたら大体美味くなる。こういうのって日本にいる時気がつかなかったのは、おそらく日本食ってシンプルで、味を出す調味料が、(相当繊細に出汁を拘れば別だとおもうけど)、醤油、味噌、みりん、酒、お酢、等に限られるからかもしれない。いずれにせよ、僕も様々な調味料を駆使して、「何となく自分が好きそうな」フレーバーで味付けすると、これが大体美味いんですよね。これはありがたい発見でした。

で、今日作ったのは、塩、胡椒、ガーリックパウダー、パプリカ、チリパウダー、バジルパウダーを刷り込んでオーブンで焼いたチキンの足。最後にチーズを上にのせました。相当美味かったですよ。
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Wedgwoodの工場訪問

2015-11-01 15:45:44 | Weblog
週末に会社の駐在員先輩から誘われて行って参りました。

僕が住むリバプールからだと車で1時間半かからないくらいの距離の、Stoke On Trentという町にあります。聞いた話によるとつい最近こちらの工場兼ショップ兼博物館はリノベーションされてずいぶん奇麗になったとの事。

別に陶器に特別な興味が有る訳では全然ないのですが、ショップで色々なティーカップとか見ていると中々いいですな、「こんなカップで紅茶でも飲んだら豊かな気分になりそうだな」と思い、併設されているアウトレットで良いのがあれば、と見てみたんだけど、やっぱりアウトレットだと品が限られていて「これだな」というモノには出会えず。特に何も買いませんでしたが。

ウェッジウッド博物館では、18世紀中頃の創業の頃からの作品が色々置いてあり中々見応えがありました。意外だったのは今僕らが「ウェッジウッド」と聞いてイメージする絵柄は殆ど創業当時に確立されていたという事でしょうか。

いつか気に入ったティーカップでも買って優雅に紅茶でも飲んでみたいもんですが、まあティーカップ一つに50ポンド出すかと言うと、まだちょっとなあ、という感じです。

ちなみに帰りにJohn Smedleyのファクトリーショップにも寄って、セーターとマフラーも購入。このファクトリーショップは(僕が欲しいxsサイズはあまり無いけど)かなりお買い得(通常のウール製で40ポンドくらいなので日本の価格があほらしくなる)お勧めですな。
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