大英博物館

妻が仕事等の関係で日本に一時帰国してしまったので、こちらで一人残されている。

まあ当然一人でいてもこちらではナイキランの皆さんと日曜日走る以外は週末特に予定がないので、今週末はロンドンに遊びに行ってみた。
ちょうど昔仲良くして頂いた先輩がロンドンに単身赴任しているので、土曜日はその方と食事、日曜日は偶然休みでロンドンに来ている事が分かった大先輩と朝食、という結構豪華なスケジュール。
久しぶりにお二人に会えて旧交を温めさせて頂いて有意義でした。

まあでもその予定以外には特にやる事がなく、いかにロンドンと言えどそれなりの目的が無いと時間余るね。。。帰りの電車をフレキシブルチケット（「この時間しか有効じゃない」というチケットにすると安くなるのでそれで購入していた次第）にしておけば良かったとちょっと後悔。

で、困った時はあれだ、大英博物館でしょ、と思い、まず１時頃行ってみると長蛇の列。。。。うーん、これに並ぶ気持ちにはならず、とりあえず一風堂でラーメンでも食うか、と今回絶対食べようと思っていたラーメンを食べる。でもそれだけ楽しみにしていると逆に「こんなもんだっけ？」と感じてしまうのもありがちな話。しかもさ、ビール、味付けキュウリ、餃子、ラーメンで約30ポンドって、6000円ちかいんですよ、殆ど。為替のせいとは言え。もうさすがに行かないかなあ。

まあとりあえずラーメン食って３時前くらいに大英博物館に戻ると、いい感じに列が殆どなくなっている。そのままスムーズに入って一時間半くらい堪能しました。何回も来ているはずだけど、そういえば近年はちゃんと見ていなかった。やっぱりエジプト関係に関しては圧巻ですね。よくもまあ、これだけ持ち帰ったもんだと素直に感心しましたね。こんなに充実してたっけ？ミイラも含めて相当堪能しました。ミイラの写真も撮ったけど、まあちょっとグロイので、ブログにはさわやかな？写真のせときます。頭が人で体が鳥ね。

夏が終わって行く（ような気がする）

日本ではおそらく今梅雨もあけて、夏真っ盛り、という感じだと思いますが、こちらは夏と言っても最高気温が20℃に届く日がまれ。

来る前からそう聞いていたんだけど、正直「そうはいっても暑いでしょ、実際は」と思っていたんですよ。でもね、住んだら本当。殆ど「あっちい」という日は無い。天気予報を見てもロンドンとも大体３－4℃温度が違う。しかも大体風が強いので、体感温度はより低く感じる。結果、日中でもTシャツでは若干肌寒い、という日の方が多く、仕事では常にスーツ、それでも不快感は無い。

でもやはりそうは言っても気分は夏、ですが、もう７月も半ばを過ぎると何となく「もうすぐ秋がくるなあ」という感じになってくる。具体的には何とも言えないけど、夜の11時近くまで明るかったのに、今は10時で暗くなるとか、そういう些細な事なんだけど。なんか日曜日のこの時間（今１０時１５分）になると何となく気分が暗くなって来るのは、そのせいなのか、他の理由なのか、正直良く分かりませんね。

夏の思いで

まだ7月上旬だというのに、こちらはそろそろ「夏の終わり」に近いのでは、という様相を呈している。まあさすがに日中は暖かく（暑くはない）、半袖で快適なくらいだけど、夕方を過ぎるとちょっと肌寒い。なのでジャケットくらいは無いと一般的な日本人の感覚ではちょっと厳しいと思う。

それでもこういう気候に慣れた現地の方々は「今しかない！」とばかりに夜でも半袖、ノースリーブで街を闊歩している。そういうのを見ると中々清々しいなあ、と思ってしまうのは、こちらに慣れてきたという証左なのだろうか？

何はともあれ、旅行から１週間が経ったという事がちょっと信じられないほど、日々はめくるめく過ぎて行く。帰って来てから休む間もなく週末を迎えました。もうね、月曜日からフルスロットルですわ、自分的には。でもそんな感じでも特に違和感無くやれちゃうのはサラリーマンが染み付いてしまっているという事なんですかね？

写真は旅行で行ったスカイ島で撮ったもの。ああ、奇麗だったなあ。でもとても奇麗なものって、その時はそれほど感じなくても、後から思い出すとじわじわとくるんだよね。思えばどこの景色もそうかなあ。自分が鈍いからなのか、それともそういうモノを処理するのに人間って時間が必要なのか、どちらなのかは分からないけど、後者であれば皆さんと気持ちを共有できて嬉しいなあ。

Scotland旅行雑感

で、行って参りました。ほぼ一週間、スコットランド一色の旅行。日本からこういう旅行に行こうとは思わないし、おそらく時間的にも無理、という事を考えると英国に住んでいるからこそ、と言えなくもない。

で、結論ですが良かったですね。ちょうど英国全体が相当暑い（こちらの基準で言えば）週に重なった為、スコットランドの北の方に行っても昼間は軽く暑いくらい。今回二日間滞在したスカイ島の夏の平均最高気温も15℃程度である事を考えると、相当恵まれたと言っていいと思う。

最初に訪れたエディンバラももちろんすばらしいんだけど、やっぱり田舎の景色が最高でした。晴れている時も良いし、ちょっと曇ったり雨が降ったりした時の、雲が山を覆う感じも悪くない。食事もリバプールでは殆ど味わえない美味しいシーフードが堪能できました（旅行中、生ガキ1.5ダース、エビ30匹、ロブスター２匹、＋無数の貝類を二人で食べました）。

しかし英国はどこ行っても観光地には城があり、今回も城をたくさん見ました。見すぎてちょっと食傷気味かも。