商社マン-東京→ニューヨーク→東京→Liverpool→東京→Ann Arbor→Austin日記

07年8月から5年間NY、帰国して2年半東京、その後何故か英国Liverpoolに。。引き続き思った事書いて行きます。

クリスマスなので2

2005-12-25 17:00:38 | Weblog
おまけ、クリスマス時期にだけ押入れから出てくるSnow Man。電源を入れると音に反応してうたいだす。歌は3種類のみ。。。
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クリスマスなので

2005-12-25 16:57:39 | Weblog
前にも書いたとおり、最近料理が好きになった。とにかく自分が好きなものを好きな味付けで作れること(当たり前だが。。)が大変気に入っている。

妻が作るとどうしても中華風になってしまう。それも嫌いではないがやはり時には慣れ親しんだ日本の味が恋しくなるときもある、という意識は実は最近までなかったが、実際に自分で作ってみると、「ああ、これ、この味が食べたかったんだよなあ」と思うことが多く、新しい発見である。

平日は料理などしている余裕がないので、もっぱら休日ということになるが、色々作ってみると、最初はネットとか本とかを参照しながらその通りに作るだけだったのが、自分なりのアレンジも少しずつだが加えられるようになってきて楽しい。

というわけで、せっかくのクリスマス、今回はビーフシチューに挑戦してみた。あんまり本格的過ぎてもどうかと思ったので、とりあえずデミグラスソースは市販のものを使用してみたが、出来上がりはかなりよかった。やっぱり和洋問わず煮込み系の料理って好きなんだよなあ。。
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『「日中摩擦」とメディア』

2005-12-18 21:40:27 | Weblog
今週は結構色々な事があった。
火曜日にわざわざ会社の午後休暇をとって、三田のK大学でやっていた『「日中摩擦」とメディア』というシンポジウムに行ってきた。

シンポジウム、などと言うものに行くのは初めてだったが、僕が大学時代所属していたゼミの教授がメインのスピーカーで出るという興味も手伝って、行くことにした。

感想を一言で言うと、新聞社の偉い人だろうが、元外交官だろうが大学教授だろうが、この問題に対して明確な原因を指摘できるわけではないし、問題解決の方法を示せるわけじゃないんだな、という当たり間の事になってしまう。

みんな色々なもっともなことを言うし、それぞれが正しいように思えるんだけど、みんなが言いたい事を言うだけで、「じゃあどうすればよいわけ?」という結論部分が抜け落ちているように感じた。偶然その場に来ていた松下○○塾の後輩と、シンポジウム終了後お茶をしながらその感想を述べると、「そんなもんですよ、シンポジウムなんて大体そんなもんですよ。まとめて結論を出す場ではないんですよ。」とのこと。
ちょっと僕がイメージしていた内容と異なり残念。

日中摩擦とは直接関係ないが、そのシンポジウムに出席していた○日新聞の論説委員の人の話からは、メディアのありようを考えさせられた。
彼は「メディアの責務は事実を伝えることですから」という事実の価値を力強く強調していた。そこで彼の頭の中には、その事実をいかに選択しているのか、という意識は全く抜け落ちているように感じた。
恐らく新聞記者だろうが、TV記者だろうが、ある事実を伝えるときに、何らかの取捨選択を行っているはずだ。それはその事実の(自分、もしくは会社の思う)重要度であったり、自分の所属するメディアが右なのか、左なのかという点であったり、とにかく多岐にわたるはずだ。そしてその判断はメディア、特に新聞という影響力のあるメディアの場合大変重要であろう。だから僕はメディアに所属する人間はその判断を行う際に、非常に大きな葛藤を感じているのだと想像していた。

ところが、その論説委員は、外交という国の命運を左右する場における報道を考える場合でも「事実を伝えることが重要」とだけ無邪気に言い放っていた。そこに自分がつかみ、そして選択した「事実」に対する疑問や葛藤は全く感じられなかった。

後で同新聞に勤務する友人に、「あの人どうなの?」と聞いてみると、「Kさんでしょ。中国の某要人の死去をスクープしたすごいひと、という評価だよ」とのこと。なるほど。どうやら新聞社というのはすごい「事実」をすっぱ抜ける情報網、人脈を持てる人、ということになると推測された。その「事実」を選択・分析する能力はあまり求められていないのかも。

まあそういう意味では、会社という組織の中できっと「スクープとってこい!」とか「そんな内容がうちのような大手で書けるか!」とか言われているうちに感覚が麻痺してくるのかもな。。組織に論理に染まり思考停止する、という点ではどこの会社でもいっしょかも。。。
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歯が痛い

2005-12-11 13:10:43 | Weblog
昨日出張から戻ってきた。
今回は北欧中心だったが、思ったほど寒くなくて助かった。オランダのあたりに暖流が通っている影響であの辺は緯度の割りに寒くないのだろう。

今回の出張の直前から急に歯に違和感を覚え(熱いものを食べると妙に痛む)、出張中にひどくなったらいやだな、と思っていたら、その予感的中!日に日に痛くなり最後の日はあまりの痛みで何度も目が覚めた。
へんな話だけど、どこが痛んでいるのかよく分からない。多分前に直して金属のカバーがかかってる歯の内部でなにか異変が起こっているようだけど。。

今日は日曜日、それでも開いている歯医者を探し当て、これから行くところ。しかし医者とか歯医者とかって、なんでほとんど日曜日休むんでしょうね。普通の人は土日休みなんだから、土日こそ営業すべきでは?と思ったりもするが。。。
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異動前の部署の先輩と

2005-12-03 21:14:30 | Weblog
今はすっかり営業部門にどっぷり漬かってしまっているが、実は以前は経理部門にいた。あまりに向いていなかったので色々画策して入社してから3年経たず異動して今に至っているが、今度僕が入社したときにOJTで指導してくれた先輩がタイに赴任することになった。子会社の経理部長になるとのこと。

とにかく目出度い(?)話なので早速送別会をやったところ、その会の最中その先輩が「お前が入社したときの課長と来週昼飯食うんだけど来る?」と聞いてきた。懐かしかったし、酔っ払って調子がよくなってきたし、「いいですねー。ぜひごいっしょさせてくださいよ」という事で3人で昼飯を食うことになった。

当日、指定されていたうなぎ屋でうなぎを食いながら、まあありがちな昔話や、だれだれが今どうしているといった話をして、大して盛り上がらないけれど、「ああ、俺はこういう会話がかみ合わない、無理した感じがいやで、それもあの部を早く出たいと思った理由だったなあ。あれは別に俺が大学出たばかりで世間知らずだからどうこうというわけじゃなくて、この人たちと基本的に合わないということだったんだなあ。あー、無理してあの部に残らなくてよかった!」と再度確認できたという意味では有意義だった。

さて、その会も終わり会計という段になって、その元課長が会計を済ませようとするので、「あ、じゃあ」と僕も財布を出して「どうしましょう?」と聞いた。心の中では、「まー、これだけ久しぶりに会った前の部下だし、これだけ年上(20歳以上)ふつーおごりだろ」と思っていたら「A(先輩)は赴任だからな(=おごりという意味)、お前は自分の分はな(払え)」と言ってビックリ。
僕だったら4-5年ぶりにあった昔の部下と、いくらうなぎだからちょっと高めとはいえ、2-3千円の昼飯だったら、相当カネがなくても間違いなくおごる。年齢がどんなに近かろうが、絶対におごる。「
そういえば、入社一年目で全然カネがないときにもこのうなぎ屋(最低でも2,500円)に、この人が食いたいというから2人で行った時もとーぜん自分で払ったよな。つくづく変わんないなー」
とあらためて自分の異動の決断が正しかったと認識した。カネの話っていやだけどこれ、ふつーおごるよね???

後その帰り道も面白かった。そのうなぎ屋は元課長が今いる子会社に近いので、僕と赴任する先輩でふたりで本社まで戻る途中に聞いた話では、僕が経理にいた頃のメンバーでその頃の部長以下つい最近集まったらしい。
僕は呼ばれていなかったのだが、面白いのがその人選。呼ばれていたのが、①まだその部にいる人、もしくは会社の都合で異動した人、②うちの会社を辞めてしまった人、だけであった。つまり、その部を自分の意志で会社の異動制度を使って異動し、まだうちの会社にいる人、は呼ばれていなかった。

多分悪意はないんだろうが、なんでだかちょっと考えてみた。うちの会社は商社業界では有名な会社なので、社員はひじょーにプライドが高い。多分「この会社(もしくはこの部)で働いている」ということがかなり上位概念なんだと思う。だからこの部からは、「ここはつまらん、他の部に行きたい!」と出ていったけど、まだこの会社にいる人に対しては、(自分の部を誇りに感じているだけに)大変プライドが傷つけられるのだろう。だから呼ばない。
一方、会社を辞めて、別の会社に行った人に対しては、「こんないいところやめて他に行って大変だろう。やさしくしきゃな」というような意識が働いているような気がする。多分自分の方が社会的・身分的に上位な立場にいるから(というかいると自分が感じているから)、弱い犬を護るような優しさをしめすのだろう。

これは自分にも当てはまるんだけど、上に書いたように、残念ながらその上位概念って単に自分で思っているだけなんだよね。別に何にも偉くない。そう思うと個人的にも気をつけよう、と思いますね。

ちょっと大げさすぎるかもしれないけど、そんなに外れてないと思うな。
あの経理時代の辛かった思い出を振り返り、色々考えさせられました。

明日から北ヨーロッパ出張。こんな季節に行きたくないなあ。
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