初Cancun

先週はThanksgivingで木、金は会社が休み、ついでに水曜も休んで四泊五日でCancunに行ってきました。New Yorkから四時間と近いため「いつでもいけるかな」と思って結局今まで一度も行ったことがなかった。

「この時期は結構寒くて泳げないこともある」と聞いていたので若干警戒していましたが、結局全く問題なく、むしろ暑すぎず寒すぎずのちょうどいい塩梅で、天気にはだいぶ恵まれました。昼間は十分泳げるし、夕方は結構涼しいし。

想像していた通り（あたりまえですが）かなり観光地化されていましたが、年とってくるとそういうのも楽でいいいなあと思うようになりますな。日本人にとっては距離的にしても観光地化にしてもハワイとグアムの中間的な感じかも。

一番良かったのはイルカと泳ぐ、というプログラム。聞くところによると動物愛護の観点からイルカと泳げる場所は減っているそうな。。Cancunではそれが出来ると言うので、迷わずやってみました。通常一人120ドルくらいかかるのですが、とあるキャンペーンを利用し、他2つのツアーとあわせて一人75ドルという格安で堪能できました。でも写真は自分で撮ることは許されず、会場側のカメラマンが撮った写真とDVDを後で買う形式。しかし2つ併せると150ドルというぼったくり価格。でも思わずかっちゃうんですよね。。。

写真は全く関係ないけどコロナビールになぜか卑猥なメキシコのおじさんが張り付いているお土産です。。。撮ったのは私ではなく妻ですよ。。

New Balance 1400 J Crew 別注モデル

また思わずノスタルジックなチョイスをしてしまったので記録します。。。

ちょっと前からですがこちらのJ CrewでNew Balanaceのモデルが売っています。カラーもなかなか渋くいいなあ、と思っていたのですが、今更New Balanceじゃないでしょ。。。と思って買ってませんでした。しかし、今季新カラーのブラウンが出て、一時期セールで100ドルもしなかったので思わずプチッとクリック。。。。購入してしまいました。

New Balance、中学生の時欲しくて親に頼みこんで買ったっけなあ。。でも一番高い1300とかは2万円とかしたので変えず、確か576とかで妥協した気が。。。それが今では1400、Made In USAで100ドル以下ですよ、セールとは言え（定価130ドル）。ああ、信じられない時代になったなあ。。。

しかしこの別注モデル、日本のどこかのサイトで並行輸入かなんかで売ってたけど2万数千円でした。いくら円高とは言え、ドル換算すると3倍の値段ですよ。また買っちゃいそう。。。

ちなみにこのスニーカー、買って一カ月たつけどまだ履いてないや。。。

写真撮ったけどこれじゃダメですな。J Crewのサイトの方がいいか。。。

Guns N` Rosesのライブを観て

良く分かってますよ。今やAxl Roseのソロに過ぎないってことは。。しかもYoutubeで観る限りにおいては今のAxlは往年の輝きの十分の一もないということも。

しかし、やはり行ってしまいました。会社の同僚に同じ年の駐在員がいて彼に誘われた、というのはやはり言い訳で、リアルタイムでGunsを通過した世代としては（といっても自分のバンドではとても高音が出ず一度もやったことないけど）New Yorkでやるライブを見逃せなかったわけです。

というわけで会場のNew Jerseyのスポーツコンプレックスまで、行きはバスで向かう。バス停近くにあるNew York唯一のYoshinoyaをひさしぶりに食べ、バスに乗り込んで20分くらいで着くと会場はすでに予定時刻の8時を過ぎている。といってもGunsのライブが8時に始まるとはだれも思ってないので会場はまだまだ５分以下の入り。我々もビールを片手にだらだら待つ。9時半ころようやくギターの轟音が。始まったかと思うとなんとOpening Actのバンド。そーとうシリアスなハードコアバンドで（いまどきこういうのまだあるのね。。。）、とても聞く気になれずまたビールを飲みに行く。

それがようやく終わり、さらに一時間弱が経過した11時にようやくライブ開始。お約束のChinese Democracyだが、やはりこの曲、どー考えても名曲ではない。続いてWelcome to The Jungleで安心するけど、やっぱりAxl、声にまったく力ないね。。。シャナナナナナナ、は息切れしそう。。

そのあと途中各メンバーのどーでもいいギターソロ等もはさみ、アンコールも入れると3時間もライブは続き（どうでもいいけどこのバンドに3人のギターはいらないでしょ。。）、終了は2時ですよ、夜中の。次の日会社もあるのに。。というわけで帰りは日銭稼ぎのYellow Cabとネゴって即効帰りました。

良かったか、悪かったか、という議論でいえば、ライブとしては全く大したことがないですな。でもそりゃやっぱりSweet Child Of Mineとか、往年の名曲を、いかにダメダメなVoiceとは言えAxl本人が歌っているのを見るのはそれはそれで感慨深いものがありましたね。

でもやっぱり名前って大事ですよね。だってこれが「Axl Rose」のライブだったら人はたぶん5分の1以下しか来ないでしょ。一緒にいった同僚は一週間前のSebastian Bach（ちなみにSkid Rowというバンドのボーカルね。。。）のコンサートに行ったらしいが（誘われたけど、出張があって行けませんでした。出張なかったらたぶん行ったな。人には言えないけど）、会場も小さく、数百人だったそうです。歌は上手くなったらしいですが。。「Guns」だと一万人以上は入るもんねえ。

Pearl Jam Twenty を観て

今週は木曜昼出て金曜の夜中戻り、という結構強硬なスケジュールでサンフランシスコ（の郊外）まで出張だった。フライト、空港からの移動や待ち時間も含めると片道10時間ですよ。。。アメリカの広さには毎度ながら感心しますな。

今まではこういう出張があると機中でやることがなくて困っていたんだけど、今はそう、愛するIpadがあるから大丈夫。本でも映画でも音楽でも雑誌でも詰め込んであるので6時間フライトでも退屈することなく過ごせる（2時間余りでバッテリーが切れる会社の古いパソコンのようなストレスもなし）。

というわけで今回は以下のPearl Jamの20周年記念ドキュメンタリーをレンタルして機中で観て見ましたが、やばいっすね。もうね、涙止まらず。涙そうそうですわ。思えば高校生時代、実家のステレオで親がいない時とかにTenを大音量でかけて、AliveでSing alongしてたなあ。。。2000年前後からPearl Jamはリアルタイムで聴いてなかったんだけど、こちらではいまだにかなり人気あるので、数年前に新しいアルバムも買ってみたら結構良かったっけなあ。しかしこういう90年代に活躍した所謂グランジ系でいまだにちゃんと残っているのって、Pearl Jam以外ないよね。。その意味でもすごいバンドなんでしょうな。このまま続いたらStonesみたいになるかもね。

http://www.imdb.com/title/tt1417592/

It`s So Easy by Duff McKaganを読んで

Guns N`Rosesと聞いて、センチメンタルな気持ちになるのがどれほど一般的か知りませんが、少なくとも僕はそうですな。そんな中、GunsのBassistだったDuffが自伝を書いたというので、興味本位に買って読んでみた。

正直Gunsの暴露本的な内容かな、と大して期待してなかったのですが、これが驚くほどいい。もちろんGunsの話も色々出てくるんだけど、それが非常に客観的かつフェアな視点で書かれているのがとても好感が持てました。

しかしDuff、相当酒が強かったらしいですが、Gunsのライブを一度も素面でプレーしたことないらしい。最盛期は一日にワインを10本飲んでいたとのこと。しかも酒が二倍飲めるようになるというのでコカインをやってたというのもすごいわ。でもそんな彼も酒の飲み過ぎで膵臓が破裂してからは一切酒を飲まず、エクササイズや勉学に精を出し、なぜかシアトル大学に入学したり、ビジネスに手を出したり、かなり「更生」した人生を歩んでいるとのこと。この辺の経緯はかなり読ませました。

2010年のAxlとの再会とか、元メンバーたちとの交流もなかなか面白い。彼のいいところはきっと色々あったとは思うけど、決して意味のない非難をせず、けれども冷めすぎもしない視点で書いている所かと。そういうのって爽やかでいいっすな。

ちなみに以下アマゾンでの評価も相当いいです。

http://www.amazon.com/gp/product/145160663X/ref=pd_lpo_k2_dp_sr_1/184-4474815-2144040?pf_rd_m=ATVPDKIKX0DER&pf_rd_s=lpo-top-stripe-1&pf_rd_r=19PM27YDM095YAJ4BM22&pf_rd_t=201&pf_rd_p=486539851&pf_rd_i=B000008IBF