商社マン-東京→ニューヨーク→東京→Liverpool→東京→Ann Arbor→Austin日記

07年8月から5年間NY、帰国して2年半東京、その後何故か英国Liverpoolに。。引き続き思った事書いて行きます。

偉くなるということ

2010-02-28 15:06:11 | Weblog
前に偶然同級生の奥様と食事した話を書いたけど、その時にお会いしたうちの会社のOBの方もそーとう面白い人だったので書いておくことにする。いや、来週いっしょに食事をするので思い出したので。。。

その人はもともと大手電機メーカーで働いていたのだけど、三十位の時にうちの会社に転職してきたとのこと。転職した当時はおそらくまだ七十年代で「転職」という概念すらまれだったと思うのだけど、その人はそんなことをものともせずガンガン出世していったらしい。

最終的にはかなり偉くなったって定年退職したわけですが、そのあとも六十代半ばにもなって、新たな仕事に精を出して、一か月は日本、一か月はNew Yorkという生活を送っていると聞いた。僕が働いている会社はまー、そーとう保守的、というかこれほど保守的な会社が21世紀にも生き残れるという日本という国を考えさせられるほどだけど、こういう方を輩出した、ということだけで何となく希望がある気にさせられますね。

話を聞くとその方は銀行員だったお父さんの関係で、幼少時代からアルゼンチン、米国、メキシコ、と海外を渡り歩いていたとのこと。やっぱりそういうバックグラウンドって意外と大事なのかもしれないですね。
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アポロ大野で感じたこと

2010-02-21 13:32:11 | Weblog
冬季オリンピックですが、オリンピックというのは当然愛国心が高揚する場でもあるのでこちらでは日本人選手の報道はほぼない、と言っていい。正確にいえば「メダルに絡むことがなければ」という注釈がつくわけですが、客観的に言って日本人選手がメダルに絡む可能性がある種目は、日本国内の恣意的な報道を除けば限られるわけで、必然的に「相当限られる」ということになるわけです。

そういう観点から行くと、フィギュア男子の高橋はさすがにそれなりに注目されてましたね。ただジャンプで転んでしまって後はほぼ眼中になかった感じですが。しかしこっちの報道では「Gigantic Mistake!」とか言われていて、「そーかもしれないけど、そんな言い方ないだろ!」と自然に憤ってしまいました。これが愛国心、ということなのかね。

そんな中で印象に残ったのはスノーボードの日本人某選手。まー、服装とかはどーでもいいんだけど、一言で言うと「勝ってから言え」これだけですね。個人的には朝青龍が好きなのはめちゃくちゃやっても結局勝っていたから。スポーツ選手は勝ってなんぼ何だから、勝たずに好き勝手やってもカッコ悪いんじゃないかなあと思ってしまうわけです。ショーン・ホワイトはそんな態度取ってないよ。。

前置きというには長すぎたけど、今日ショートトラックを見ていて、アポロ大野、いいっすね。日系ということで当然親近感を覚えてしまうわけですけど、思わずアメリカの愛国心丸出しの報道に、意味もなく便乗して盛り上がってしまいました。ショートトラックで台頭するコリアンパワーの前に屈したわけですがそれでもキャリア7個のメダルは当然誇ってしかるべきで、それなのにさわやかにインタビューに答えている姿が清々しい。スポーツなんだからこんな感じで爽やかにお願いしたいですねえ。
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`Just Kids` by Patti Smithを読んで

2010-02-18 14:51:10 | Weblog
Idahoからの帰りの飛行機は12時JFK着ということもあり、とりあえず寝て体力を蓄えようと考えていたのですが、後ろの席に座ったKids達がうるさいのでやむなくIpodを装着して読書に耽ることに。

前の出張で買ったRolling Stone誌にこの本の抜粋が結構長く掲載されていて興味を持ち購入していた。出張中にちょっと読もうかと思って持ってきていて正解だった。

Godmother Of Punkとして有名(?)なPatti SmithのAutobiographyだけど、彼女の一時期彼氏、その後親友となったロバート・メイプルソール(スペル忘れた。結局ゲイになった、というかだったので恋愛関係は終了)との関係を軸に70年代初期の様相を綴っている。

音楽的にはPatti SmithってせいぜいHorsesを聞いた位だったんだけど、やはりそのVisual Imageは心に刺さるものがあって印象に残っていた。今回読むまでしらなかったけど、あのジャケットもメイプルソールが撮っていたんですね。二人のコラボレーションというのは他にも色々あって、アーティスト同士、しかもまだアーティストとして認知する前の二人がどうやって苦しみながら作品を生み出していったのか、という様が良く描かれていて大変面白く読んだ。

後Patti Smithの無名時代の交友関係はなかなかおもしろかった。Janis Joplinとのくだり、Janisが男に相手にされずに泣いているのをホテルに送った後、帰り際に「私はどう見えるの」と聞かれて「Pearl of A Girl」とPattiが答える。これは当然Janisの遺作である「Pearl」のタイトルに結びついていると思うんだけど、そういうちょっとしたエピソードに個人的には痺れましたね。

また前に読んだSuze Rotoloの自伝と同様、New Yorkが舞台なのですが、たった6‐7年時間が変わるだけでなんか時代の空気感が大きく変わるのが面白いですね。もちろん二人の作者のおかれていた環境というのもあると思うけど、もう70年代前後になると「世の中良くなるよ!」みたいな共同幻想みたいなのは完全になくなっているもんね。そういう60年代という時代の大きな節目を極私的な視点から理解するうえでも面白いと思います。

http://www.amazon.co.jp/Just-Kids-Patti-Smith/dp/006621131X
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Idahoに付いて

2010-02-17 14:38:43 | Weblog
いつのまにかというかなんと言うか、今アイダホ州の田舎(というかアイダホは基本的に田舎だけど)にいます。

基本的には楽しいことは無いので、とにかく仕事をがんばっているところです。便利な世の中になったわけですがどこにいてもメールは追いかけてくるしへろへろですねえ。明日の飛行機では良く寝ておこうかと思います。
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またまた出張

2010-02-14 12:12:44 | Weblog
明日の朝からまたまた西海岸出張。来週月曜日はPresident Dayで休みなので3連休なのに二日も返上することになる。米国人だったら、「じゃあ振替の休みを二日取れるね!」となるわけだけど、残念ながら日本人駐在員の場合、こちらで働いているのにそういう感じにならない。めんどくさいですねえ。

妻からは「せっかくの中国の旧正月とバレンタインデーなのに!」と非難される始末。仕事もやって文句も言われてはやってられないですね。。まあとりあえずこの連続出張の日々からは今回で解放される(予定)。
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`You belong with Me` by Taylor Swift

2010-02-08 13:36:15 | Weblog
全く持って気持ち悪いという自意識位は何とか持ち合わせているつもりだが、このクリップにはKnock Outされたのでやはり記録しておきます。

うーん、これを嫌いだという男がいるだろうか。Youtubeですでに20千万以上このクリップが閲覧されているということからも結局世の中の男性は人種等を問わずSweet好き、ということになるのではないだろうか。

http://www.youtube.com/user/taylorswift?blend=1&ob=4&rclk=cti#p/c/12E43D243BEF14F2/8/VuNIsY6JdUw
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アメリカの大学‐男女比率

2010-02-08 02:39:33 | Weblog
本日のNew York Timesをぺらぺらと見ていたら、以下の記事を発見。ちゃんと読んでみると要するに最近多くのアメリカの大学では女性比率が高くなり(60%とか場合によってはそれ以上)、女子大生が彼氏を見つけるのも大変、という話だった。

男子学生がうらやましい。。。。

男である僕としては当然そう思ってしまうわけですが、インタビューで一人の女子大生が「40の男子学生のうち、対象になるのは半分の20、そのうち10は彼女がすでにいるから、結局10に対して(60の女子大生が)争うことになるのよ」みたいなことを答えていて、「そーか、対象になる20に入らなきゃだめだよね。。。」とちょっと冷静になった次第。


http://www.nytimes.com/2010/02/07/fashion/07campus.html
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更なるキャンセル。一体どうなる?

2010-02-06 13:40:25 | Weblog
うーん、今週末の天気は最悪。LAはStormでNYCは雪。この結果いまだにLAの空港で足止めをくらっていて既に2本のフライトがキャンセルになっている。今のところ23時50分発便が飛ぶらしいのでそれにAllocateしているけどどうなるかねえ。。とりあえず空港のアメリカン航空のラウンジで待機しているけどしかしほんっとに最悪ですわ。。。もうあきらめて空港のホテルでも取ろうかな。。
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やっぱり乗り遅れた。。。

2010-02-06 11:46:51 | Weblog
まー、予想はついていたけどやはり乗り継ぎ便は既に出発しており、結果22時発の夜行便に。。。いくら到着が休日とは言え、結構堪えるんですよ。
今日いっしょにいた日本のお客さんから教えてもらったんですが、朝青龍引退したんだってね。。。あー、これで相撲もつまらなくなるなあ。
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フライト遅れ。。。。

2010-02-06 08:06:53 | Weblog
今Fresnoという西海岸の田舎町に来ている。帰りのフライトを待っているところだけど1時間の遅れ。ロスでの乗り継ぎ便に乗れるか微妙。というかロスからニューヨークの便も同様に遅れていない限り絶望的。しかも明日未明からNew Yorkは雪だということなのでもしその便に乗り遅れると更に悲惨な状況になる可能性もある。。。とりあえず祈ってます。
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