たまに書いているように(書いたっけ?)、自分の密かな趣味はヴィンテージクロージングの収集。まあ収集と言えるほど買っているわけでも、高いものを買うわけでもないので、ホント、密かな趣味ですわ。
と言いつつ、たまには新品ももちろん買うわけで、今回結構シビれるアイテムを購入してしまったので記録にとどめておくことにする。
こちら、まあチノパンですよ。見つけたのはホント偶然で、ある金曜日に代々木のスタジオでバンドの練習した際に、そこにiPadを忘れてしまったんですね。次の日電話したら、確かにあるとのことなので、スタジオに取りに行くことに。いつもは代々木から行くんだけど、なんとなく「原宿方面から歩いてみるかな」と思い、北参道を通ると、こちらのブランド「Sans Limite」の店が。
どっかの雑誌とかで見て、「へー、確かアメ横に店があるって書いてあったけど、ここにもできたんだ」と思って入ってみることに。基本シャツブランドだとは知っていたけど、チノパンが結構売ってる。店の人が「5型(6かも)あるんですよ」というので、色々試したところ、なかなかいい。それで思わず購入してしまったのがこちらのチノパン。
響いたポイントは、最近のトレンドでパンツのシルエットの太くなっている、というのはわかりつつも、ズドンとしたシルエットは苦手な自分にも履きやすいテーパード系だったこと。また、チノパンでありながらイージーパンツのようにウエストゴム仕様というギャップ。加えて2枚目の写真の通り、サイドシームがわざとつまんで縫ったようになっていて、ここがペインターパンツみたいな感じ、且ついい感じで経年変化しそうだったこと。あとね、生地も個人的には好きな昔のフツーのアメリカものっぽい雰囲気(高いツルッとした感じの生地じゃなくて、昔のガンホーのチノパンみたいな)で、これも個人的にはポイント高い(昔、アメ横のセンタービルにハナカワというセレクトショップがあって、そこで買ったようなやつ。今もあの店あるんだっけ?)
というような複数の「ロマンポイント」をクリアし、3万円近い価格、という普通の人からしたら「こんな知りもしないブランドに何?」って感じの価格でもほぼ即決で購入しちゃった。。。店の人に「いや、偶然お店入ったんですが買っちゃいました」と言ったら、「え、偶然うちに入ってチノパン買ってくれたんですか?」と結構驚いていて、やはり北参道の、殆ど服屋もないところにポツンとある店なので、目的買いの人しか、基本来ないんだろうな、と思いました。
私が買ったのは一番細いタイプで(と言ってもワタリは結構太い)、あとは結構太めでした(あんまテーパードもしてない)。調べたけどブランドのHPは無いようですが、オンラインのセレクトショップ等で取り扱いあるようです。シャツも良さそうなんだけど、自分、シャツに2万とかかける気はしないんですよね。「チノパンに3万かける方がどーかしてる」という方もいるとは思いますが、まあ個人的な趣味ってことで。。