商社マン-東京→ニューヨーク→東京→Liverpool→東京→Ann Arbor→Austin日記

07年8月から5年間NY、帰国して2年半東京、その後何故か英国Liverpoolに。。引き続き思った事書いて行きます。

Primal Screamのライブ

2016-11-27 23:07:52 | Weblog
どうしようかなー、と思っていたんだけど、結構好きなバンドでもあるPrimal Screamがリバプールでライブをやるということで、しかも日曜なので行きやすい、ということもあり2週間くらい前にチケットを買って見にいった。ハコはリバプールでもそれほどメジャーではない(と思う)、中心からも3kmくらい離れたLiverpool Olympiaというホール。

7時から前座、ということで8時15分くらいに到着すると、ちょうど前座の最後あたり、全員スッゲー長髪で、やたらハードな音楽やってるなあ、と思って近くに行くとアジア人のバンドっぽい。最後のMCを聞くとなんと日本のバンド。。。全く知らなかったがBo Ningenというバンドらしい。。まあ私の趣味では全くないが、こんなところで日本のバンドが演奏しているのはちょっと嬉しい。

で、ほぼ9時ちょうどにPrimal Screamの登場。Bobby Gillespie、調べるともう54歳らしいが、昔と変わらず痩身でロッカーらしさは相変わらず。で前半から私の好きなJailbirdとか、最新シングルとかで飛ばしてくれてかなり盛り上がる。正直全てのアルバムを聴き込んでいるわけではないけど、それなりにチェックしてきたので7−8割の曲はわかる。ノリの良さは相変わらずで、でもこちらの観客はロックノリの曲ではもちろん盛り上がるけど、むしろこのバンドのちょっとアシッドというか90年代後半のクラブっぽいノリの曲(Swastika Eyesとか。。)に相当反応するのね、

Primal Screamってバリバリのロックやっても、なんか他のバンドと違うクールさみたいなのが透けて見えてそれがやっぱり魅力かなあ。こちらにきてからそんなにライブ行ってないけど、個人的には最も楽しめましたね。ハコも小さいので相当前まで行けるし。
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冬ですなあ

2016-11-26 21:49:53 | Weblog
季節というのは、早かれ遅かれ巡り巡ってくるもので、「今年は結構あったかいなあ」と思っていたら11月後半から急に寒くなり、今日は最低気温は氷点下。あー、これから3月くらいまで、ってことは4ヶ月くらいはこういう気温が続くんだろうなあ。

こちらは冬の方が雨が多い気がするけど(統計的にどうだったか忘れたが、少なくとも日本のように圧倒的に初夏から初秋にかけて多いということはない)、確かに地面が濡れていることが多くなった。去年の冬は地面が乾いている時の方が少なかったくらいだもんなあ。まあでも今年は未だにそこまで雨は多くなく、そういう意味では気分的にはだいぶ救われます。

でも今日はやたら霧が多くて、ちょっと買い物に車で出かけたらちょっと前まで視界が遮られる感じ。冬はこういう日も多くなるんだよね。東京でも11月に何十年ぶりの雪が降ったと聞きましたが、こちらも先日は雹が降ってきましたわ。

仕事は相変わらずで、特に週の頭がやばくて一日は1時まで会社にいましたわ。言っときますけどこっちは始まりも早いので7時半過ぎからですからね。。。そういえばどこかの会社で過労死で自殺された若い女性の話を読みましたけど(ずいぶん前に読んいたんだけど、冷静になれなくてこれまでブログに書こうという思いにもなれなかった)、最近実感として思うのは、「日本では仕事で人殺すのなんて結構簡単なんだろうな」ということかな。不謹慎かもしれないけど。40過ぎて、客観的に見ればそれなりに厳しい社会人生活をくぐり抜けた(とまではいえないまでもなんとかやり過ごしてきた)自分ですら、今の状況では精神的に相当やられることがある。忙しさはまだしも、そこにちょっと信じられないようなプレッシャーが加わると。

社会人20年弱のおっさんですらそう思うので、いくら優秀で努力家だろうと、社会人なりたてで、それこそ振り回されながらなんとか仕事を回していこうとしている若者の、ただでさえ余裕のない精神を、クソみたいな長時間労働と意味のない罵声でへし折っちゃうことなんて、結構簡単にできちゃうんだろうな、と思うわけですよ。こういう日本社会(まあ私は今英国にいるわけですが、その中で形成されている「日本社会」は人数も少なく、より閉塞的になりやすいので、むしろ通常の「日本」より日本度が高まる傾向すらある)の明らかな暗部って、一体なんなんだろうね。自分が会社に入った20年弱前には「こういうもんも変わっていくだろう」という半ば祈りに近い期待もあったけど、変わんないね。

なんかつらつらと暗いことを書いてしまったけど、冬になったからかな?ちなみに今メタリカの8年ぶりのアルバム聴きながら書いてます。で、明日は何とPrimal Screamのコンサートに行く。ちょー懐かしい。Spotifyで予習していたら、ボビー・ギレスビーのインタビューまで流れてきて、彼のアクセントがバリバリのスコットランド訛りで、会社のスコットランド出身の同僚とそっくりでちょっと微笑ましく感じました。そういえばグラスゴー出身だったな、ボビー・ギレスビー。

なんだかだんだん取り止めがなくなってきたけど、写真は今日のリバプール。霧で自分が働くオフィスがこんな感じになっている。。
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Morun 2016

2016-11-20 22:16:33 | Weblog
今年も残すところ1ヶ月とちょっとになってきましたね。正直全く信じられない。年初から仕事が怒涛のように忙しくなり、それからは「忙しい」、「かなり忙しい」、「死ぬほど忙しい」の常にどれか、という状態が常態化している。楽しい、というかある程度の息抜きは走ることと料理だけという状況。まあ後は音楽とネットで雑誌とか読む事ぐらいかな。

で、そのうちの一つの走ることですが、久しぶりにレースに出てきました。思えば去年も出たMorunという、リバプール中心から少し離れた公園での10kmレース。MorunのMoはMoustacheのMoで、口ひげですな。なのでみんなレースまでにヒゲを伸ばしたり、つけひげをつけてレースに臨む人が多い。

僕は昨年のレースでつけひげをアマゾンで購入するもデリバリーが間に合わず結局何もせずに走ったのですが、今年こそは、と思っていたのにその約1年前に買ったつけひげを家に忘れる始末。というわけで今年も何もつけずに走りました。。。しかしつけ髭、これから一年間は使う機会はないだろうな。。。

レースの日のコンディションは気温は低いものの天気は良くなかなかのレース日和。しかしその前に降り続いていた雨の影響でコースは相当泥っぽい。泥が跳ね返りふくらはぎまで泥だらけになりながらなんとか走りました。で、結果は44分38秒。昨年より28秒遅かったです。今期の10kmベストは6月のトンネルランの43分台か。。。しかし3年くらい前は42分くらいで走れたのになあ。寄る年波か、単に練習が十分でないのか、酒の飲み過ぎか、それらが複合的に絡み合った結果なのか。。。
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Boseのスピーカーすげえ

2016-11-13 21:14:21 | Weblog
まあ死ぬほど、ていうかほぼ毎週書いていると思うけど、仕事が忙しい。とにかくほぼ毎日何かややこしい案件とか対応に追われ、いつの間にか夜、という日々が続いている。そういう緊急的な話がない日でも「何かあるのではないか」と緊張しており、そうやって緊張していると動きが鈍くなるのか何なのか、あまり成果を出せずに時間だけがすぎているということも正直ある。そしてさらに焦る、という残念な状況に陥ることもあり、日々何というか、自分を支えるのに必死ですな。

で、そんな日々を送っていると当然金を使う時間もあまりないわけで、先週ロンドンで若干小さな贅沢をしてしまったりするわけですが、今回の買い物もその一つ。そういえば家にちゃんとしたスピーカーがないな、あったら音楽をもっと楽しく聴けるかな、と思い家の近所にあるBoseのショップでいろいろ試聴させてもらった結果購入したのがこいつ。充電式でポータブル、驚くほど小さいが、その音の迫力に圧倒されてしまった。いや、もちろんもっといいスピーカーはあると思うんだけど、この音がこの小さなスピーカーから出ていると思うとちょっと感動する。値段は160ポンドくらい、日本でも2万数千円で売っているようなので、まあ同じくらいですかね、値段は。

こいつで最近はSpotifyとかで好きなミュージシャンやジャンルの曲を会社から帰ってきた夜や週末に聴いているのが、数少ない和み時間ですかね。。。
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日帰りロンドン

2016-11-06 16:26:32 | Weblog
ここ最近、週末も何だかんだ家で仕事したり、会社に行ったり、まあ40代にもなって「こんなに仕事に追い立てられてどうするんだ」という状態になっている。。

なんどもなんども書いているが、8月末からクリスマスまでは英国では1日も祝日がない。土日だけしか休みがないのにさらに仕事が頭に残っているようだと段々鬱々ともしてくる。。。で、今週末は特に仕事をやる必要もなさそうだったので、金曜日に思い立ちロンドンに行くことにした。電車のチケットを調べると直前だというのにそれほど高くないし(こちらでは混み具合で値段が大きく変わる)。いつもは一泊して帰ってくるわけですが、「待てよ、やることだけ決めたら日帰りでも楽しめるのでは」と思い今回は日帰りをトライしてみることにした。

ロンドン着12時の電車に乗って、着いたら思わずラーメン屋(金田屋というまあ人気店です)に向かう。12時半前に到着すると行列。。。でもそこそこ回転が早いので10分程度で入れて、とんこつラーメンをいただく。そこまでラーメン大好き、というわけではないのですが、やはりたまに食べるとうまいね。。。

そこからロンドンでおそらく最も有名なVintage ShopのVintage Showroomが近かったことを思い出し、歩いてその店に向かう。まあ確かに品揃えは充実しているんだけど、高いんだよね、ここ。これだったら前にも書いたLevisonsというイーストの店の方が好みですな。でもなかなか柄のいいカウチンセーターがあってサイズもぴったりだったのでちょっと悩んだが「うーん、まあ実際着ないだろう」と判断して買わず。

今回はTate Britainというギャラリーに行くのがメインの目的としていたので、そこから歩いてバス停に向かう。Tate到着は2時前くらい。1時間くらいかなと思っていたらここのターナーのコレクションは圧巻で思わず時間をかけてみてしまう。近代美術も結構充実していて写真のDavid Hockneyの絵がなかなか気に入った。ここではいろいろな絵を説明してくれるツアーも無料でやっていて、幾つかの絵の説明を後ろで聞かせてもらったけど、やっぱりその絵の背景とか説明されると面白いですな。ちなみにこのHockneyの絵は彼が30歳、まだ無名時代だったため、当初Tateは700ポンドという値段を提示されたけど断ったとのこと。そのあとで買った時にはその価格の何十倍の値段になっていたそうだ。

ギャラリーが思いの外面白く、3時15分頃までいて、そこから地下鉄でOxford Circusに向かう。そこからRegent Streetをぶらぶらウインドーショッピングをしながらピカデリーサーカスまで向かい、Japan Centreという日本食品店へ。リバプールでは買えないつけ麺と沢庵を買って(しかし沢庵一本3ポンド以上か。。。)、もう一つのメインイベント、日系のマッサージ屋に。前が相当良かったので味をしめてもう一回。やはり二回目だと一回目ほどの感動はないけど、でもやはりいいですね。特に腰の凝りが相当緩和されました。でも肩はもうだめだね。もちろんやってもらっている時には気持ちがいいんだけど、凝りが全くなくならない。。

マッサージが75分だったので、着替えて店を出るとほぼ6時半、早歩きで最後の目的地、日本食屋に向かう。6時35分くらいに到着し、ビール、焼酎、ヒレ酒を楽しみながら、寿司とつまみを堪能。電車の時間があるので7時半くらいには店を出て(1時間弱の滞在で90ポンドか。。。でも、たまの贅沢なので良いことにする)、地下鉄でEuston駅に。8時11分発の電車(これがリバプール行きの土曜日の最終。。。)で10時45分着、11時頃に帰宅しました。

まあ夜飯がかなりあわただしくなったことを除けば、ほぼ日帰りで問題ないですな、一人だと。ホテル代もかからないのでその分お得感もあるし。またやってしまいそうだ。
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