テレビ番組の収録風景を本に落とし込んだ内容。この番組、気にはなっているんだが、なかなか毎回は見れないので、今回本になったことで一気に内容を把握することが出来てたいへん面白かった。
本においては章立てになっていて、それぞれ似たカテゴリーにはいる(とおそらく村上龍が判断した)人達ごとにまとめられている。
その中の一つに、トヨタの会長とか、全日空の会長とか、所謂大企業のサラリーマン名経営者が集まった章があった。僕の勤めている会社も「大企業」且つ経営者が(オーナーではなく)サラリーマンであるというくくりに入ると思うので、この章を自分の会社の上の人たちと比較しながら興味深く読んだ。
そこで素直に思ったのは、みなさん結構いいこといってるなあ、ということ。ついつい自分の会社の上の人達と比較したくなってしまうが、でもこういうテレビのような晴れがましい舞台で、村上龍のような著名且つヨイショも結構うまい人に盛り立てられたら、意外にいいこと言えるのかもなあ、とも思った。
人生50-60年も生きてきて、さらに大組織の中でもまれてくれば、その人がある程度優秀であればそれなりの哲学も生まれてくるのかな、という気もする。ただ自分の会社の上の人というのは、余りに身近すぎるゆえに、そういった哲学とか教養とか価値観といった事を共有する機会をあまり持てないのかもしれない。
例えば同級生で有名になったヤツがいても、その人の言うことにイマイチ素直に共感したり、すごいな、と思ったりできないのと似ているのかも。それに相手も身近な人にあえてそんなに大上段に構えた話しないしねえ。
本においては章立てになっていて、それぞれ似たカテゴリーにはいる(とおそらく村上龍が判断した)人達ごとにまとめられている。
その中の一つに、トヨタの会長とか、全日空の会長とか、所謂大企業のサラリーマン名経営者が集まった章があった。僕の勤めている会社も「大企業」且つ経営者が(オーナーではなく)サラリーマンであるというくくりに入ると思うので、この章を自分の会社の上の人たちと比較しながら興味深く読んだ。
そこで素直に思ったのは、みなさん結構いいこといってるなあ、ということ。ついつい自分の会社の上の人達と比較したくなってしまうが、でもこういうテレビのような晴れがましい舞台で、村上龍のような著名且つヨイショも結構うまい人に盛り立てられたら、意外にいいこと言えるのかもなあ、とも思った。
人生50-60年も生きてきて、さらに大組織の中でもまれてくれば、その人がある程度優秀であればそれなりの哲学も生まれてくるのかな、という気もする。ただ自分の会社の上の人というのは、余りに身近すぎるゆえに、そういった哲学とか教養とか価値観といった事を共有する機会をあまり持てないのかもしれない。
例えば同級生で有名になったヤツがいても、その人の言うことにイマイチ素直に共感したり、すごいな、と思ったりできないのと似ているのかも。それに相手も身近な人にあえてそんなに大上段に構えた話しないしねえ。