商社マン-東京→ニューヨーク→東京→Liverpool→東京→Ann Arbor→Austin日記

07年8月から5年間NY、帰国して2年半東京、その後何故か英国Liverpoolに。。引き続き思った事書いて行きます。

友人の結婚式

2005-11-20 16:49:11 | Weblog
会社の友人の結婚式に行ってきた。

会社に入って7年もたつと、同期の連中でも普段から話す人は限られてくる。結婚式は疎遠になっている同期と色々話ができる場でもある。

僕のテーブルは同期(男8人)しかいなかったので、色々と話が出来たが、30歳くらいになるとみんな落ちついてきますね。8人いて未婚は一人だけだった。
しかも半分以上がマンションを買っている!これにはおどろいた。しかもみんな最近は都心のマンション買いますね。目黒だとか芝浦だとか。。

そんでやっぱりそれだけ高い買い物だから、自分が買った物件がいかに悪くないか(積極的にいいとは言わない)、さりげなく、けれど必死に説明していて面白かった。やっぱりニ、三十年のローン組んで買ったもので失敗したと思いたくないよね。そういうみんなの意志が肥大していくとバブルになっていくんだろうな。。。
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料理を作るのは結構楽しい

2005-11-13 19:54:56 | Weblog
最近、自分で料理を作るのにハマッている。

便利なものでネットで検索すればいくらでも料理法が出てくるので、わざわざ両氏本も買う必要がないし、「きゃべつと卵で何か作れないかな」とネットで適当に検索すれば必ずなにかしらの料理が出てくる。

妻が作る料理ってやはり中華系が多く、いままでは「家の料理は中華だから」と思い込み、それについて大きな不満もなかった。(元々中華好きだし、妻もなかなか料理うまい)

ただ、自分でも作る、という選択肢も出てくると、色々と食べたいものが思い浮かんでくるから不思議だ。そうやって思い浮かんだ事からあらためて自分の好みというものに気がついた。例えば

・煮込み系の料理がすき
・野菜はなぜかねぎとキャベツときのこ類を使ったものを食べたいと思う傾向
・今まで特に恋しくなかった味噌汁がやっぱり飲みたくなる

等々である。これらの要素を盛り込んで作って見ると自分の口には非常にあう。
ただ料理をするのは妻がいないときなので、いっしょに誰かと食べるという楽しみはないが。
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アイロニー? by Oka-Changを読んで

2005-11-12 17:02:03 | Weblog
僕の本漁りのパターンからは通常入ってこないと思うが、何かのきっかけで(アマゾンだったかな?)この本の紹介を見て、作者の経歴に惹かれて購入して読んでみた。
恐らくこの本を買った人の5割以上は内容よりもその経歴を理由に手に取ったと思う。作者はAnAnとか、ファッションショーとかで結構売れっ子のモデルでありながら、夫は石丸元章、モデルもやめて芸者になったりとかモデルの世界観と180度違った経歴の持ち主のようだ。

興味本位で読んでみたんだが、内容は結構読ませる。ほとんど自分の周りに起こった事(特にモデル時代)を自分の視点から分析しているという内容だが、その視点はちょっと自意識過剰か?と思う点もあるが、かなり共感できた。

特にファションの世界とその価値観に対するシニカルなコメント、例えば雑誌の代官山買い物特集に登場した際に、本当は4千円しか買ってないのに、雑誌では20万買ったことになっていた、なんじゃそりゃ、というような、ふつうの「爽やかな」モデルは絶対書かないような話が面白かった。

読み終わって何となく、会社の女の子(25くらい)に「これ面白かったよ。読んで感想聞かせて」と言って貸してみた。普通の女の子はこういうの読んでどんな反応するんだろう、とちょっと楽しみにしている気持ちの悪い30歳の自分。

ファッションということでいつも思うんだけど、ファッション雑誌のあの「姫系OLはなんとかかんとか」というカテゴライズってなんなんでしょうね。あんなふうに読者も自分を枠にはめてその中でコーディネートとかしてるんでしょうかね。そうとはとても思えないんですが。出版社側としてはそういう風に分かりやすく分けることで雑誌が売れると思っているんだろうけど本当にそうなのかな。
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「線文字Bを解読した男」を読んで

2005-11-05 00:03:19 | Weblog
「線文字Bを解読した男」By Andrew Robinson

本屋でなんとなく気をひかれ、思わず購入して読んでみたが非常に面白かった。
線文字Bという実在する古代文字(ギリシアのあたり)を解読した男の伝記なのだが、彼は言語学の専門家ではなく本業は建築家で、趣味の発展で「線文字B」にのめりこみ、ついには専門家でも長年分からなかった文字を解読する。(それも30歳そこそこで)

この伝記の中心はその解読のプロセスだが、この主人公がいかに建築と言葉の解読の手法を(おそらく無意識的に)結び付けていたのか、という分析が非常に興味深い。未解読の言語を解読していくプロセスというのは、無数の制約(文法とか語順とか語形変化とか)を念頭に、時には仮定としておきながら、ある法則性を見出すことである。それは環境とか、目的とかある程度の制約の中でもっとも適した空間を作り出す建築と類似する部分がある、という分析だった。

またこの本でその通りだなと思ったのは、「才能とは一見無秩序に見えるものから、何らかの秩序・法則を見つけ出す能力」というような一説だった。これは僕の仕事にも通じることだと感じた。

ビジネスの現場は絶えず変化し、かつ様々な要素が絡み合って存在している。(例えば競合他社の状況とか、為替とか、市場環境とか、在庫とか、、、言い出せばいくらでもきりがない)これらの様々な状況を鳥瞰して整理し、その時々でベストの回答を出すこと、これが僕の求められていることだからだ。
レベルは違うけど、どの世界でも求められる能力は意外と似ているといえるのかも、と思った。
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