湖水地方再訪

今週末はイギリスでは相当レアな、というか年に一回だけの４連休（イースターなので）。妻が日本ということもあり、どうしようかな、と思っていたところ、最近当地に日本から新しく赴任してきた方も現在単身なので、一緒にどこかに行こう、という話になり、「まずは湖水地方でしょう」と一泊二日で行ってきた。

湖水地方ももう四回目、ということでだんだん勝手もわかってきて、個人的には一番綺麗だな、と思う湖Ullswaterの湖畔の、人に勧められたホテルに宿泊した。こちら、Sharrow Bayというホテルなのですが、レストランも含めて数々の賞に輝いているということで、期待していきましたが、湖畔の景色、ホテル、レストランの落ち着いた歴史ある内装、サービス（部屋とか風呂場とかの温度とか、すごく細かく調整されている）、全く期待を裏切られませんでした。まあお値段もそれなりにしますが、ちょっと贅沢な時間を湖水地方で過ごしたいのであればお勧めですね。

写真はUllswaterに向かう途中の道で撮ったものですが、この道の景色、いかにも湖水地方でいつも「いいなあー」と思いますね（写真だとあまり伝わらないかもしれないけど。。）

ロンドンにて

なんども繰り返し書いてますが、最近仕事がやたら忙しくて、週末でさえもフルではないがなんとなく犠牲になる日々が続いていた。
そんな中だと遠出をするのもままならなかったのですが、漸く今週末はなんとか仕事に追われずに済みそうな感じがしたため、金曜日に急遽思い立ち、チケットとホテルを押さえ、ロンドンに行ってきた。

その週の混み具合によるんだけど、運良くあまりロンドンが混んでない週末だったようで、比較的安くホテルと電車を押さえ、往復の電車で観る映画もiPadにダウンロードし、いざ出かけた次第。

最近一人で都市型一泊旅行するコツがわかってきたんですが、そんなに一杯いろいろなことをやろうとしないことですな。どうせ一人でやりたいことなんて、うまい飯食って、ちょっとした買い物して、という程度なんだから、そんなに時間がなくてもそれなりに楽しめる。それこそ何度も行ったことがある、且つこれからも行くであろう場所であればなおさら。

というわけで、今回は土曜日はリバプールでたっぷり走った後、2時前の電車でロンドンに向かい、4時頃着いた後、ちょっとブラブラ、8時からロンドンにいる会社の先輩と飲む。日曜日は起きた後リージェントパークでランニングして、その後気に入っているイーストをプラプラ、昼飯を食べて３時の電車で帰ってきました。家にも５時半頃着いたので、日曜の夕方をのんびり家で過ごせるのもいいですな。充実した週末でした。

写真は走ったリージェントパークで撮ったものだけど、同じ公園とはいえ、さすがロンドン、綺麗に整備されてますね（写真だとよくわからないかもしれないけど）。リバプールの公園も決して汚いわけじゃないんだけど、公園の中の花々の美しさや、モニュメントの充実とかは、やっぱりさすが首都の公園だなあ、と感じさせました。やっぱりそういう美しいところを走っていると気分も上がるね。９km程度走りましたが、あっという間でした。

Liverpool Half Marathon 2016

うーん、去年も走ったこの大会をまた走るということで、しみじみ「あー、もう1年がとっくに経ったんだなあ」とある意味感慨がわかなくもない。

去年は雨が降ってやたら寒くて、散々な感じだったけど（でも自己ベストが出たのはなんでだろう？）、今日はうって変わって珍しいくらいの晴天で、かつここ数週間で（ということはこの冬で一番くらいの）ポカポカ陽気。途中で日差しがきついくらいでしたわ。

で、結果は１時間39分38秒、うーん、微妙だ、というかここ最近で最悪のタイム、しかも昨年9月に走ったハーフは、前日結構飲んでいたので抑えめに走って１時間37分だったことを考えると残念な感じ。まあ膝の痛みのせいでここ最近走り込めてなかったこと、何故か昨晩ほぼ眠れなかったこと、仕事がクソ忙しくて机に座りっぱなしで（時々走る以外は）ほとんど運動をしていないこと、等々、原因はいろいろ考えられるんだけど、実際のところ、一番の問題は「加齢」と「飲酒」なのかもしれないとちょっと思う次第。

今日もナイキランクラブの人たちはいっぱい走っていましたが、いかんせん、メンバーは若い人が圧倒的に多く、そういう人たちは、ちょっと走り込むだけでタイムがぐんぐん伸びているので羨ましいですなあ。去年僕が１時間33分で走った時に1分遅れだった人は、今回１時間31分台で走ってました。まあ20代半ばだとそのくらいの糊代があっていいよなあ。自分の歳になると、タイム伸ばそうとすると相当キッツイもんねえ。。。。


いや、いかん、いかん、そういうことを言っていると、実際にタイムが伸びなくなる気がしてきたので、「大丈夫、いくつになっても伸びしろはある」と思い込んで行こう。。。

オンラインビスポークスーツに付いて

ニューヨークに赴任していた時は、結構ジャケパンスタイルでオーケーだったので、なんとか日本から持ってきたスーツ及びジャケットを駆使して、ほとんどビジネスウェアを現地で購入する必要はなかったんですが、今こちらで出向している会社は、「スーツマスト」な環境、しかも会議ではジャケット着用もマスト、という環境にあり、当然スーツが痛むわけですよ。

で、日本から持ってきたスーツも一年以上も経つと段々くたびれてきたので、とりあえずスーツを買わねば、と思うが、残念ながら僕の体型では既製品は無理なわけです。たとえサイズが合っていたとしても、いかんせん西洋人とは腕の長さや胸回りが全然違うので。。。

というわけで、オーダースーツに行き着くわけで、リバプールでそれなりに評判のいいところで一度作ったんだけど、700ポンドくらいする割には「まあまあかな」程度の出来なので、もう一度作るほどには、と思って「じゃあオンラインテーラーという手はないか？」と探して行き着いたのがこのサイト。全てメイドインイタリーで、生地もカノニコとかレダとか、なかなか良いミルのものが揃っている。オンラインテーラーはこの時代いくらでもあるんだけど、おそらく玉石混交だろうな、と思われるので、「それなりのクオリティーを求めるならまあまあの値段はやむなしだろう」と思い、かつネットで検索したら100ポンド引きのクーポンもあったので、一番安い生地を選び、クーポン使用、送料無料で350ポンド（６万弱）でスーツをオーダーする（ちなみにサイズが合わなかった場合は、自分の家の近くのテーラーでお直しをすれば70ポンドまではリファンドする、というシステムも決め手の一つ）。

オーダーは比較的簡単で、自分の体の色々な場所を測って入力するだけ。測り方もビデオでちゃんと教えてくれるため特に混乱はしない。で、待つこと１ヶ月、ちゃんと届いた。来てみて驚いたけど、クオリティーはかなり高い。ステッチとかニュアンスとか、ほとんど問題ない。昔ちょっとした日本でそれなりのテーラーで作った時に、「ああ、やっぱりセンスって大事なんだな、適当なセンスだったら既製服の方がいいや」と思ったことから考えれば、全体的な雰囲気でもそういう違和感は皆無。残念ながら、袖が長すぎ、且つウエストが狭すぎ、という問題はあったものの、家の近所のテーラーに持って行ったらすぐにお直し完了（リファンドの範囲内）。

唯一の不満は（これは欧米でオーダーすると絶対に共通する問題なんだけど）、アームホール、特に腕の付け根部分が大きすぎるということ。袖の裾はいくらでもお直しで細くできるけど、付け根は変えようがないもんね。でもなんでだろう？まあそれ以外はかなり許容範囲でした。

というわけで、こちらのリピーターになってしまいそうだけど、日本でも欧米でも、所謂雑誌系のファッションメディアではこういうネタって完全に黙殺だよね。少なくとも僕は見たことがない。その理由として想像されるのはおそらくこういったオンラインテーラーは雑誌メディアへのスポンサーをしない（そしてそれによって、コスト削減を図っている）からだということだけど、一般消費者にとって、情報ソースとしてネットの位置付けは高くなるばかりなので、雑誌とか、実店舗を中心として展開するビジネス（ファッションみたいな抽象的な、感覚的な世界ですらこういう状況であるという点からも）は今後ますます大変ですな。まあ僕が言うまでもないんだけど、実感として思いました。

ベトナム料理のファーストフード

先週も書いたけど、とにかく仕事が忙しい。。。そして今後もおそらく当分それが続きそうな気配。。。

うーん、ようやくの週末だけど辛うじて走ることだけは挫けずにやってますが、毎年冬恒例の膝の痛みが再発し、騙し騙し走っている感じ。来週日曜日はリバプールハーフマラソンなんだけどなあ。。。

今日ちょっと用事があってあまりいつも歩かない場所（と言っても街中ね）に行ったら、ベトナム料理のファーストフード店を発見。おー、リバプールにもこんなのあるんだ、と思って入って早速フォーを注文。

まあ「めちゃくちゃうまい」ということはないけど、フォーってそうまずくなるもんでもないので、そこそこ食えました。たまに食べる分にはいいかもね。ちなみに六ポンド。為替が円高に動いているとはいえ、計算すると1000円ですからね。。。
リバプールの街中は中華街もあるし、中華料理は困らないんだけど、アジアのエスニック系は相当限られるんですよ。ちなみにまともな和食屋は１軒、タイ料理も２－３軒かなあ。たまには食いたくなるよね、さすがに。