内容のある、ビジネスマンにとって為になる良い本だと思う。
ウォルト・ディズニーという稀有の「起業家(と呼ぶのが正しいのかどうか微妙だ
が)」の人生で起こったことを伝記として纏めながら、転機となる場面でウォルトがどのように行動し、そこから我々が学べることをわかりやすく説明している。
伝記としての面白さとビジネス書としての実用性の両方を兼ね備えているという点で一冊で二度おいしい本だと思った。
まあこういう内容が成り立つというのもウォルト自身が非常に独創的で魅力的な人だったからだと思う。今までウォルト・ディズニーという人物に付いては、曖昧な印象しかなかったが、この本でたくさんの新しいことを知った。特に僕は彼を「天才的なアニメーター」だと思っていたのだが、実は彼は「アニメーター」としての才能は大した事はなく、むしろその類まれな創造力、組織を纏める力、実行力等において「ディズニー」というビジネスを大きくしていったという事初めて知ることができた。
ただこの本には不満が2点ある。一つは邦題で二つ目は翻訳。原題のは「How to be like Walt」が、邦題では「ウォルト・ディズニーに学ぶ七転び八起き経営」となっている。あくまでビジネス書を求める人をターゲットにする為にこのタイトルになったのだと思うが、この本で筆者が伝えたかったこと、「いかに我々が、ウォルトのような真に独創的な人間に近づけるか」というテーマを的確に伝えていないと思う。素直に直訳したほうが良かったのでは?
また翻訳の文章もいまいち固い感じですっと頭に入ってこない。原文を見てないの
でなんとも言えないが、もう少し日本語として流れるような文章にしたほうが良いのではないか、と感じた。
まあとにかく、内容的にはお勧めですが。
ウォルト・ディズニーという稀有の「起業家(と呼ぶのが正しいのかどうか微妙だ
が)」の人生で起こったことを伝記として纏めながら、転機となる場面でウォルトがどのように行動し、そこから我々が学べることをわかりやすく説明している。
伝記としての面白さとビジネス書としての実用性の両方を兼ね備えているという点で一冊で二度おいしい本だと思った。
まあこういう内容が成り立つというのもウォルト自身が非常に独創的で魅力的な人だったからだと思う。今までウォルト・ディズニーという人物に付いては、曖昧な印象しかなかったが、この本でたくさんの新しいことを知った。特に僕は彼を「天才的なアニメーター」だと思っていたのだが、実は彼は「アニメーター」としての才能は大した事はなく、むしろその類まれな創造力、組織を纏める力、実行力等において「ディズニー」というビジネスを大きくしていったという事初めて知ることができた。
ただこの本には不満が2点ある。一つは邦題で二つ目は翻訳。原題のは「How to be like Walt」が、邦題では「ウォルト・ディズニーに学ぶ七転び八起き経営」となっている。あくまでビジネス書を求める人をターゲットにする為にこのタイトルになったのだと思うが、この本で筆者が伝えたかったこと、「いかに我々が、ウォルトのような真に独創的な人間に近づけるか」というテーマを的確に伝えていないと思う。素直に直訳したほうが良かったのでは?
また翻訳の文章もいまいち固い感じですっと頭に入ってこない。原文を見てないの
でなんとも言えないが、もう少し日本語として流れるような文章にしたほうが良いのではないか、と感じた。
まあとにかく、内容的にはお勧めですが。