商社マン-東京→ニューヨーク→東京→Liverpool→東京→Ann Arbor→Austin日記

07年8月から5年間NY、帰国して2年半東京、その後何故か英国Liverpoolに。。引き続き思った事書いて行きます。

遂にブログ10周年

2015-01-28 23:13:48 | Weblog
さすがに感慨深いものがありますな。まあ涙が出てくるほどではないけど。
このブログを書き始めたのは2005年1月28日、本日で(と言っても日本はも29日か、まあいいや)ちょうど10年になる。10年か。。。かなり長い時間だよね。自分が100歳まで生きる可能性がほぼないとしたら、少なくとも人生の10分の一だもんね。振り返ってみれば色々あった。20代最後に書き始めたけど、その時はニューヨークに駐在して、学校に通って、日本に帰って何故か家を建てて、そしてさらにいつの間にか何故かイギリスに再度駐在しているなんて、考えもしなかった。まあ漠然とそれなりに「そんな感じで行きたいなあ」という事は実現している訳だけど、当然それを想像している時は想像に過ぎない訳で、実際に体験してみると「楽しかったし、後悔もしてないんだけど、でもなんと言うか『まあそんな感じかな』という思いもある」という感じでしょうか。

再度振り返ると、それなりに面白い体験もしているとは思う。世界中の色々な場所に行ったし、色々な友達もいるし、趣味もまあまあちゃんとやってるし。でもなんだろうなあー。何か自分の人生に対して常に距離を置いて眺めている感じも同時に有るんですよね。こういう感覚が一般的なのか、それとも自分がちょっと変わっているのか、残念ながら「自分の過去の10年を振り返って、どのように思うのかを心の底から素直に語り合う」という時間を他人と持った事がないので、どうにも分からない。

整理する為にあえて分かりやすい話から書いてみたいので、徒然に10年前から確実に自分の中で変化した事を書いてみると、
①酒量が増えた(学校時代の名残)
②体重が減った(走ったおかげ)
③音楽を前ほど聴かなくなった(新しいものを求めなるという年齢のせいか?)
④本や雑誌を昔程読まなくなった(何かつまんなくなった)
という感じかなあ。

で、変わってないのは
①日本に対する考え方、ちょっとした居心地の悪さとか
②嗜好は若干変わったけどファッション系への興味
③(逆に量は減ったけど)本とか音楽の嗜好
④体力(運動による増加マイナス年齢、という事であまり変化は感じない)
⑤視力(最近内勤ばかりだからちょっと落ちたかも)

って感じかなあ。もちろん色々他にも有ると思うんだけど、あくまで思いつく限りなので。。。何かまとまりがないですなあ。そろそろやめますわ。で、写真はこれもあんまり関係ないけど、こっちに来てあまりに買うものない上、仕事がやたら忙しいので、ストレス解消で思わず買ってしまった靴。考えてみれば黒のフルブローグって持っていなかったし、チーニーのセールで安かった(この為替でも日本円で3万円台)ので思わずプチッと。。。今日届いたので10周年記念という事にします。
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俺も歴史小説を読むようになるのか?

2015-01-25 21:19:47 | Weblog
別に歴史小説を否定している訳ではないのですが。。。

先日、こちらの会社に同じく出向している先輩(日本人ね)と飲んで話していたんだけど、その人は「それこそ40歳前までは全く興味なかったんだけど、邦楽とか聴くようになったし、日本の戦国時代とかの歴史小説ががぜん面白くなって来た」とのこと。。。

そうなんだ。。。歴史小説って、小学校とか中学校の頃とか結構読んだし、それなりに面白いと思ったんだけど、何かそれ以来「読もうかな」っていうジャンルじゃないんですよね。。。なんかさ、「戦国の武士がどのように主君に尽くしたか」とか、「不落の城を造った誰々」とかさ、なんとなく仰々しいし説教っぽいじゃないですか(って、僕が思うだけかもしれないけど)。

邦楽も一般的には苦手で、言葉を選ばずに言えば、愛だの恋だのを何かちょっとオブラートに包んだり、奇麗にパッケージングしたようなのがメインストリームに多すぎて、ちょっと辟易しちゃんうですよ。もちろん、マスマーケットに届かない中で、素敵な音楽を紡いでいる人たちがいるのは間違いないんだけど(だってさ、イギリスだって日本の人口の半分強しかいないのに、音楽的には結構いいっすよね?)、そういうのを細かくチェックするほどマメじゃないので、結局少なくともビルボード40とか聴いている方がまだ落ち着く。

で、冒頭の先輩の話なんだけど、もし彼が8-9年前に(そのくらいの年齢の違い)、今の僕と同じように感じていたとすれば、じゃあ僕も後何年かしたら、歴史小説にはまったり、コブクロ(っていう人たちいたよね?)にはまったりするんだろうか?うーん、ちょっと今は想像しにくいんだけど、まあ何事も決めつけるのは良くないので、自分の心持ちの変化を期待、じゃないか、覚悟してます。

写真は全く本文と関係ないんだけど、ランニング中の公園にあった牛の像。

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ようやくiPhoneをゲット

2015-01-18 20:13:25 | Weblog
しました。
こちらに到着してから約1ヶ月ですよ。。。ここまでの過程をとりあえず記録の意味で書いておく事にする。

①到着後すぐに携帯屋で聞いてみると、「身分証明書(パスポートとか)とバンクカードがあればオーケー」とのこと。で、その二日後に銀行に行く予定だったので、じゃあカードができたら、という事になる。
②12月23日に銀行のアポ。でカードの送付は通常3-5営業日後になるけど、年末年始だから遅れるかも、とのこと。で、漸く1月5日にカード入手。すぐに携帯屋に行くが、バンクカードに最低1ポンドは入っていないと駄目とのこと。。入手直後だったので残高ゼロだったため入手できず。夕方なので入金もできず。。。
③次の日、漸く入金して、勇んでまた携帯屋に行ってカードの暗証番号を入れると通らない。。。後で調べるとバンクカードの暗証番号は別途送られてくるとのこと(手続きのときに色々入力した番号の一つがカードの暗証番号だと思っていた。。。)。。。
④で、翌日銀行に行って聞いてみると、「なぜか暗証番号が日本の住所に送付されてますね」とのこと(身分証明の一環として日本で取ってきた国際運転免許証の住所に引きずられたらしい。じゃあなんでカードはちゃんとイギリスの住所に送られたのか、っていう話だけど。。。。)。まあとにかくその場でイギリスの住所宛に新規に送ってもらい(その場で番号発行できないとのこと)、それでまた3-5営業日かかると。。。
⑤で、ようやく先週火曜日に暗証番号は来たんだけど、仕事が忙しく買いに行く時間がなく、漸く今週土曜日に入手した次第。ちなみにiPhone5で個人的には十分なのでそうしましたが、本体代金は無料(というか月額フィーに含み)で、データは無制限、通話は月600分で38ポンド/月です。まあ日本とあんまり変わんないかな。

しかしこれほどiPhoneが生活必需品になっているとないと日常で不便で困るね。会社で支給されたのは「今時これでいいのか。。」という程機能の低いBlackBerryなので。。。
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結構忙しい

2015-01-15 22:38:51 | Weblog
で、年明け早々から仕事が全力モードとなり、結構忙しい日々を送っている。

ポジティブな事ばかりを書くのがブログの目的ではないので正直に(具体的な仕事の話は抜きに)話すと、残業とかしてると、やはり飯の選択肢のなさに困る。
レストランとかに入れば別なんだけど、「仕事の合間にちょっと食べたい」という選択肢は相当限られてしまうのが実情。会社のある場所は(街の中心ではあるが)繁華街からは10分くらい離れているため、5分くらいで、夜7時にテイクアウトできるのはちょっとした韓国料理テイクアウトに限られる(昼だとサンドイッチ屋が何軒も開いているんだけど夜は何時かしらないけど結構早く閉まる)。まあ味は悪くはないが、下手にそこで昼も食べった日は夜もそこで食べるはめに。。。

という訳で、この2週間はそーとう貧しい食生活(夕飯遅くに食べるの嫌なんですよ)を送っている。。。。

そういえば最近食べる話しか書いていない気が。。。うーん、それくらいしか楽しみないんですかね。。。
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食べ物について

2015-01-11 23:02:47 | Weblog
さすがに仕事が始まると忙しいですな。ブログをちゃんと書く余裕がなかった。。。

こちらに来て3週間、食事については色々言われるけど、まあ結構食えますよ、というのが感想かな。やはり妻が中国人で、且つアメリカにいたので自分の中での味覚が相当変わったというのが理由だと思う。日本人って、まあ自分も含めてだけど、日本が一番美味い、と思っている傾向が有りますよね?まあその認識が間違っているとは言わないけど(日本食とか日本のレストランって確かに美味しいと思いますよ)、でも、それってまあやっぱりある程度のコンテクストも必要だと思うんですよ。なんていうか、拘りとか、その文化を背景にした美しさとかさ、当然その文化の中で築かれて来た馴れ親しんだ味覚、みたいなのも有ると思うし。

そういう観点から言うと、おそらくこちらの食事は確かに「うまくない」という話になると思うんだけど、でもね、なんかそういう枠を出来るだけ取り払ってみると意外と食えると思うんだよね。うまく言えないんですけど。って言いながら、今日2週間ぶりに米を炊いてくったら「ああ、うまいなあ」としみじみ思いましたね。やっぱりそういう根底部分は残っているわけですが、まあその部分って切り替え次第では(少なくとも自分は)結構閉じられる気がする。こういう「日本人である事に対する一定のこだわり」というのは、それがいいか悪いかは置いておいて、やはり国際結婚したで変わったように思う。
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こういうものだと思えば結構食えるし美味い

2015-01-03 21:34:43 | Weblog
今日は以前いた部署でも一緒に働いたこともあり、こちらに駐在して既に4年経つ後輩の家に招待してもらった。リヴァプールから車で一時間弱の閑静な住宅街。家も当然ですが東京では、ていうか横浜とか千葉でもあり得ないくらいには広いです。こういう生活も好きならいいかなあと。

食事しながら色々話す中で、彼が駐在直後のご家族が来る前の食生活で、「リヴァプールで一人でいて食べ物にいかに苦労したか」という話になった。彼は料理もすげー上手だし(今日の料理も全て彼が作った)、料理をするのが苦痛だったという事ではなく、やはり「日本であるものが手に入らないし、食材も美味しくない」ということが理由だったようだ。

で、自分に立ち返ると、少なくともこの10日くらい、正直食べ物には「全く」困ってない。むしろ食材は安いし(外食は高いけど、スーパーは安い)、肉とか野菜とかもまあそれなりに新鮮で美味いなと思う。特に乳製品、チーズなんて考えられないくらい安い。でも確かに日本にあるようなサシの入った牛肉はないし、刺身も売ってないし、日本の米もない。そういう所謂日本で普通にあったものを求めてしまうと確かに「あれもない、これもない」という議論になるんだけど、食い物って結局その土地、その土地で違うものだし、それをある程度受け入れて「まあここではこういうもんかな」と思って眺めてみると、「お、ひき肉は日本では合い挽き肉が主流だけど、こっちはビーフ100%でいいな」とか、プラス(と少なくとも思える)な発見も有る訳ですよ。

そういう「日本だったらこうなのに何でここでは」という考えをある程度捨てて、「まあここではこんな感じなんだな」という風に一旦受け入れてみると、その先に「お、結構食えるじゃん」とか「なるほど、先入観無く食うと美味いな」という話が生まれてくるのではないか、と思った次第。そしてそういう意識って、外国に暮らしていく上ではそこそこ大事な姿勢なのではないかな、と自分としては思うんですよね。

食い物の話から広げてみても、当たり前ですが国が違うと「これは自分の基準の中ではあり得ない」なんて日常茶飯事な訳だけど、そういうのも含めて、「こういうものだと思えば結構許せるし、意外と理にかなっている」という事も多い気がするなあ。少なくとも日本みたいに「『説明しなくても何となくわかるでしょ』という緩やかな共通認識」をベースに成立している社会の方が、もしかしたら外国人から見たらよっぽど分かりにくいかもしれないし。

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The Interview を観て

2015-01-01 23:54:50 | Weblog
いや、日本で既に上映しているのか分からないんだけど、こっちのItuneではレンタルできたので話題のこの映画、観てみましたよ。何度も言うけど暇だし。

で、これはヤバいね。ていうかそりゃ北朝鮮も怒るでしょ、ていうかサイコーです。こういうある意味たがが外れたような馬鹿にしかったって、なんと言うかアメリカ独特だよね。さすがに「やり過ぎないの」って思う人はちょっと不快にもなると思うんだけど、個人的には相当面白かったですね。

冒頭のエミネムのシーンとか、本筋には関係ない導入部分も相当いいっす。いやー、話題になっていることは差し引いても観た方がいいっすね。

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新年ですなあ

2015-01-01 00:40:11 | Weblog
こちら英国、ようやく新年になったところです。と言っても世界中にはまだ新年になっていないところもあるので、まあ何を基準にするか、という話ではあるのですが。

リバプールにいてもやる事がないので、30-31日はロンドンに行って来た。やっぱりそりゃー都会ですね。ハロッズとか「こんなにでかかったっけ?」という位巨大だよなあ。モノも溢れてるし。でも感覚的には何となくニューヨークには似てるね。今回はハイドパーク近くに泊まったんですが、一見「ここはセントラルパーク付近では」と思うくらいの感じだもんね、何となく建物の感じとか公園の雰囲気とか。

で、やはりハイドパークを走ってみたんですが、直線が多くてその点はいいんだけど、セントラルパークとか皇居にあるようなループ感(ここを回ってるぞって言う感じ)はちょっと希薄でした。コースもちょっと分かりにくいし。まあでも一回走っただけなので断言はできないからまた機会を見て行ってみたいと思います。

何はともあれ、2015年になってしまいました。。。だからなんだっていう話ではありますが、今年もふつーにがんばって行きたいなあと思います。で、写真はハイドパークの直線です。
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