前の投稿でも書いた通り、久しぶりのトライアスロンになったわけですが、先週末、行ってまいりました。
まあ、結論から言えば無事に完走できたわけですが、内容はダメダメでしたね。やはりダメなのはスイム。。
開始前の試泳の時には、「お、意外と落ち着いていけそうだな、大丈夫、大丈夫」と思ったのですが、いざ本番となると、最初に曲がる120mくらいまでは普通に行けたと思うんだけど、その後、270m、海を横に泳いでいくところで目標のブイを見て、「え、こんなに泳ぐの?」と思った瞬間に急にテンパってしまう。そうするとおそらく心拍が急速に上がってしまい、息がめちゃめちゃ苦しい。少し泳いではブイを確認するけど、当然ほとんど距離は縮まっておらず、そこでますますテンパる、の繰り返し。。。
レスキューの人を読んで、少し休ませてもらい「再開してもいいですか」と聞くと「大丈夫ですよ」との答え。その時点でおそらく300mくらいは進んでいるし、まだ8分くらいしか経過していないので(体感的には30分くらい経っているかと思った。。)、気を取り直して再開する。
それでも心肺の状態はほぼ変わらず、すぐに息が上がる。そうですね、おそらく20mくらい進んでは苦しくなり、止まって距離を確認することの繰り返しで、2周回のコースなんだけど、一周終わってすでに息も絶え絶えに。。。
それでも一応制限時間は1時間ある中、23分で折り返したので「なんとかリタイアしないでいけるかも」と思い、2周目に入り、ほぼ一周目と同じように進んでいく。当然自分の後ろからスタートした組みの方々からもどんどん追い抜かれ、さらに息も絶え絶えでなんとか50分過ぎにスイムアップ。。。当然自分の組ではビリで、トランジションで同じ組で残るバイクは自分のだけ。。。これはやはりなかなか寂しいものはありましたね。そもそもトランジションに向かうところでも通常だったら急いで走っていくところ、特に最初の方はトボトボ歩くのがやっと。。。相当ダメージが大きかったと思います。
ようやくバイクスタートするけど、おそらくスイムで所々止まった際に、犬かきみたいな感じになっていたため、足を相当使っていたようで、足に相当ダメージがきていることがわかる。「あー、まずいなあ」と思いつつ、なんとかケイデンスを維持していると、ようやくまあまあ足が回り出し、「どうせ、どこかでダメになるんじゃないの」という懐疑的な思いは幸運なことに現実にならず、6周回、ほぼイーブンペースで143分くらいでバイクアップ。自分としてはまあまあのペースでバイクの終了。まあ、これでも相当遅いんですけどね。。
そしてランパート。もう既にいつもの「よし、こっから抜いてやるぜ」という気力もなく、さらにスイム、バイクで使い切った足は常にどこかが攣った状態。。。最初の1kmで既に5分弱、という時点で「終わったな。。」感が満載で、そこからはなんとか歩かず走りきるので精一杯、という精神状態で、なんとか52分半くらいでゴール。。。ま、自分の組ではビリに近い順位だと思います。2日経った今日、結果がアップされるらしいけど、確認する気にもならないですな。
考えてみれば、結果をもたらした要因の全てがスイムに起因しているわけで(タイムは当然だけど、足を使っている時点で終わっている)、これ、一体どうしたらいいんでしょうね。今回、スイム練習はそこそこやってたし、プールでの泳ぎは明らかに改善していたように思うんですよ。しかし、今回海で、かつレースになると、ほんとテンパっちゃったんですよね。前回のスイムでの失格が尾を引いているんでしょうか。。。それは否定できないと思うんだけど、最初のトライアスロンではブイの位置を見てもそこまで動揺しなかったと思うんだよね。。。今回別に波があったわけでもないし、むしろ泳ぎやすいコースだったと思うし、正直自分の動揺が理解できません。
でもあえてポジティブに考えてみれば、あれだけ止まりまくっても制限時間内で泳げたってことは(最初のトライアスロンの時も考えれば止まってないけど50分くらいかかったかと)、スイムの技術自体は上がっているはずで、あとはいかに動揺しないでいけるか、ということだと信じて、次回は上手くいくよう、対策していきたいと思います。
しかし、46歳にもなって、こんなに考えさせられるとは思わなかった。それもまた楽しい、とまでは思わないけど、自分を見つめ直すという行為自体があるということは、悪いことではないんじゃないの、という整理をしておくことにします。一旦はね。
写真は今回も頑張ってくれた愛車。そろそろちゃんとメンテナンスしなくちゃねえ。