今日川崎のチッタデラに「ホテルルワンダ」という映画を観にいった。
単なる映画としても非常によく出来ていたが、やはりこの映画の意義は、所謂先進国世界では注目度の低い、「ルワンダのツチ族とフツ族の対立とフツ族によるツチ族の虐殺」を描いたということにあると思う。たとえ何万人殺されようとも、それがアフリカとかアジアのことになると、しばしば国際社会の注目は非常に低くなってしまう。そういう現状を帰る手段として、映画という万人向けの媒体は非常に有効であり、この映画もその役割に対して忠実に作られていると思う。
すなわち、描いている内容は上記のような「マイナー」な問題であるが、誰でも理解できるようにエンターテイメントとしても優れているということだ。このような作り方をすることによって、日の当たらないテーマに対しての関心を喚起しようとしたのだろうと推測される。
それにしても情けないのは、この映画がテーマが一般的でないこととスターが出ていない事を理由に日本で上映が見送られそうになったという事実だ。
映画上映だって商売だから、といわれればそれまでだけど、「これだけの殺戮を僕らはなにもしらない」という視点から、いくらでも一般の人の関心を掘り起こすことだって出来たのではないだろうか。そうすればうまくやれば興行的な成功もみこめるという判断だって最初からできたのではないか、と思ってしまうが。。。
くだらなく、ただ楽しめるだけの映画も、映像が美しい大作もいいけれど、こういう映画をちゃんと上映してくれるような多様性があるといいな、と思った。「男たちの大和」とか言ってる場合じゃないですよ。。。
単なる映画としても非常によく出来ていたが、やはりこの映画の意義は、所謂先進国世界では注目度の低い、「ルワンダのツチ族とフツ族の対立とフツ族によるツチ族の虐殺」を描いたということにあると思う。たとえ何万人殺されようとも、それがアフリカとかアジアのことになると、しばしば国際社会の注目は非常に低くなってしまう。そういう現状を帰る手段として、映画という万人向けの媒体は非常に有効であり、この映画もその役割に対して忠実に作られていると思う。
すなわち、描いている内容は上記のような「マイナー」な問題であるが、誰でも理解できるようにエンターテイメントとしても優れているということだ。このような作り方をすることによって、日の当たらないテーマに対しての関心を喚起しようとしたのだろうと推測される。
それにしても情けないのは、この映画がテーマが一般的でないこととスターが出ていない事を理由に日本で上映が見送られそうになったという事実だ。
映画上映だって商売だから、といわれればそれまでだけど、「これだけの殺戮を僕らはなにもしらない」という視点から、いくらでも一般の人の関心を掘り起こすことだって出来たのではないだろうか。そうすればうまくやれば興行的な成功もみこめるという判断だって最初からできたのではないか、と思ってしまうが。。。
くだらなく、ただ楽しめるだけの映画も、映像が美しい大作もいいけれど、こういう映画をちゃんと上映してくれるような多様性があるといいな、と思った。「男たちの大和」とか言ってる場合じゃないですよ。。。